DIY・工作・自由研究
版画で年賀状!
ちょっと遅いかもしれませんが…
そろそろ年賀状を書かないと!
の時期ですね。
子どもが生まれてからは
毎年、僕が子ども達を撮影し
それを印刷して
年賀状にしていたのですが
上の息子が中学生
下の娘が小学校高学年にもなると
小さかった頃に比べると
ちょっと絵にならなくなってきて
どうしようかな…と思っていました。
そんな時、学芸大学にある絵画教室
「ビジョンズパレット」で開かれている
「ゴム版画で年賀状をつくろう!」の
イベントの案内があって
子ども達を連れて参加してきました。
東京藝大生のお兄さんに
手ほどきを受けながら
それぞれたっぷり3時間かけて
来年の干支である酉を彫りました。
ふたりとも普段
スポーツに取り組んでいて
あまり美術に触れる機会が少ないので
どうかな?と思っていたのですが
とても楽しめたようで
またイベントがあったら参加したいと
言っていました。
今日、ふたりの刷った版画を印刷した
年賀状が上がってくるので
仕事から帰ったら
早速、年賀状を書き始めます。
oton+to編集部/M
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オトンと学ぶ英会話
「オトンと学ぶ英会話」〜親子で英会話
先日、リクルートグループが「2017年のトレンド予測」を発表しました。
その中に「子けいこパパ」というものがありました。
子どもの学ぶ姿に触発されて、パパも一緒にスクールなどに通い学ぶというもの。
どうやらパパの約3割が子どもをきっかけにした学びを実施しているのだそう。
来年はこうなる!とかそういう宣言のようなことにはどこか距離を置いて
見ていることも多いのですが、
でも「子けいこパパ」というのはoton+toでもオススメでして、以前のoton+toの記事にも
本にも書いておりますので、あらためてこちらに。
たとえばこの
「オトンと学ぶ英会話」。
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「英語も多少はしゃべれるようになっておかんとなあ」というオトンとか、中には
「今さらだけけど、学びに遅いなんでことはない!俺はこれから英語を喋れるようになって
自ら世界を広げていくんだ!」という力強いオトンもいるでしょう。中には
「今までは子育て中心で、なかなか自分を高める時間を持つことができなかったけど、
だんだん子どもも大きくなるにつれ子ども自身が忙しくなり、
休日はむしろ自分が暇になってきた。ここらで一発、なんかしよう!
何すりゃいいんだ?英会話とか?」というオトンもいるでしょう。
最近は、家にいながらにしてオンラインで英会話を学べたり、
学ぶ手段も機会も、選択肢が格段に増えています。
でも、それでも、ズルズルとタイミングを逃しているオトンも多いんじゃないでしょうかね。
そうこうしているうちに子どもが学校で英語の勉強をするようになってきて、
「子どもには英語のひとつでもしゃべれるようになってほしい」
というような願いにかわっていくんですよね。
が、せっかくですから、自分もやってやろうではありませんか、このタイミングで英会話。
子どもが英語の勉強をはじめるころ、オトンも一緒に始めるんです。
これはいい機会ではないですか。
そして、子どもの特技である「成長スピード」っていうものに
オトンも乗っかってしまおうではありませんか。
オトンと子どもが一緒に学ぶってことは、もうそれ自体がコミュニケーションになりますから。
じゃあ、どうやってはじめるか。
まずは、日常の会話を英語にしてみるとかね。
たとえば、家庭でよくありそうな平日のバタバタした朝の会話。
下のイラストを見ながら、家族でセリフを言い合って、
シーンを再現してみるのも英会話を学ぶ、いいきっかけになるかもしれませんよ。
オトンと学ぶ英会話
「平日のバタバタ編」
姉:パパ,私の赤いセーターどこ?
弟:トイレットペーパーはどこ?
父:エミ,ピアノの上にお弁当と一緒に置いてあるよ。
ケンタ,戸棚の中を見てごらん。
母:先に化粧させて!遅刻しそうなの!!
姉:パパ,放課後,ユリの家で勉強してくるよ。
7時までには帰ります。
弟:パパ,今度の日曜日は運動会だよ。
覚えてる?行ってきます!
母:いけない,今日は木曜日だ。あなた,ゴミ出しするの,
忘れないでね!
父:はいはい,わかってますよ…。
ぼくも遅刻しそうだっちゅうのにね。
犬:ワンワン!
イラスト:タナカ*アイコ 英訳:WITHOUSE
◎今は、この平日の朝のバタバタ編しかありませんが、
「こんなシーンを英会話にして!」とか
いろんなシーンをまとめて本にして!教則動画にして!
というご希望がございましたら
contact@otonto.sakura.ne.jp
までご連絡ください。
編集部で検討したいなと思います。
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父の失敗・悩み・たわごと
子どもは知っている。オトンは忘れている?
子どもを見ていて思ったこと。
というより、反省したこと。
ゴミ捨てといて、と言われると
めんどくさいなー、と思うことがあった(ごめん!!)
でも、子どもたちに言うと、
うれしそうにゴミ袋をもってかけてゆく。
お願いされることは、期待されること。喜ばれること。
だから、本来はうれしいことのはずなんですよね。
仕事だって、1年目のとき、
たとえ小さい雑用でも任されると、はい!とがんばった。
ひとの役に立つ人間なんだ、と思えることが
単純にうれしいのだと思う。
それがいつの間にか、めんどくさい、と思うようになったりする。
うーん、反省。ぜんぶ、ひとの役に立つことなのだよ、じぶん。
編集部 鈴木
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オトンの流儀とか ビジネスマン編
昔、DSを叩き壊したことあります、カナヅチで。泣いてましたね、トラウマになってるかもしれない。でも今は3DSやってます(苦笑)。
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ハッタリの効く料理教室
クリスマスには鳥の丸焼き!~子どもと料理
いつもは料理をほとんどしないオトンたちに
今年もoton+toは
クリスマスのオススメの料理を紹介します。
ずばり、「鳥の丸焼き」!そのままです。王道です。
凝ったものを作る自信はないけど、出来る限り豪快に。
さらには家族から羨望の眼差しを浴びたい。
鳥の丸焼きは、そんなオトンたちの甘っちょろい希望を叶えてくれんですわ。
スーパーで購入。
娘とオリーブオイルを塗りたくります。
庭?にボーボーに生えているローズマリーとにんにく3片を半分にしたものを投入してみました。
今回はコンソメで炒めたごはんを詰め込みました。
そのあと、爪楊枝でお尻を閉じます。
塩、こしょうを高い位置からわさーっとふりかけます。
まわりにはテキトーに野菜を。(じゃがいも買うの忘れてしもた)
オーブンに入れます。200℃で35分
取り出したら、逆さにして5分(アルミホイルをかけて熱が逃げないように)
オーブントレイに残ったうまみエキスと逆さにした肉から出た油は捨ててはいけない!
それぞれを合わせ、軽く火にかけてソースに。お好みで水溶き片栗粉を加えます。
デーン!!ライスの詰まった鳥の丸焼き!
【材料】4人前の場合
◎鳥: 900g
◎こしょう: 鳥の皮のツブと同じくらいの量が目安
◎塩: 料理初心者が思う量の倍くらいがちょうどいい塩梅。
◎オイル: たっぷり!全体がテカテカになるくらい
以下は、その場の思いつきで
◎にんにく:3片
◎ローズマリー:あれば
◎ごはん:お腹の中にギチギチに詰められるくらい
※コンソメでごはんを先に炒めておきました(バターライスでもいいですね)
◎野菜:テキトーに。鳥のまわりに囲んでみましょう。
いかがでしたか?ハッタリの効く料理教室。
本日もし、やることがないというオトンのみなさん、
今からスーパーに買いに行って、オトンオリジナルの鳥の丸焼きを!
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イベント
魚さばけるオトンになりました!〜子どもと料理
「oton+to魚さばける塾」が
12/11(日)、楽しく開催されました!
最終的には50組100名近い応募の中から
抽選で10組の親子にご参加いただき、
みなさんそれぞれ名入れされた
新しい包丁を使って、
服部栄養専門学校、日本料理講師の西澤先生
のデモンストレーションを見て、いざ実践!
鯵フライトつみれ汁を作り、
土鍋で炊いたご飯と一緒に食べました。
・家では揚げ物を一切やらない家庭や
・お母さんとお父さん、どちらも魚をさばいたことがない家、
・子どもがとにかく魚好き、
・普段は料理はしないけれど、奥さんをびっくりさせたいオトンなど。
子どもは先生やスタッフの調理師さんたちに
教えてもらいながら、
オトンは自分の目の前の
鯵と格闘?という光景もよかったです。
こちらではたくさんの魚のさばき方をご覧いただけます。
▶︎魚をさばく動画サイト"さばけるチャンネル"
http://sabakeru.uminohi.jp/?page_id=67
イベントのその他の記事
【親子参加イベント】10/27sun 藤沢市鵠沼海岸でビーチスポーツ体験会(入場無料)のお知らせ! いろんなアクティビティがあるよ!
スポーツの秋です。 親子で外遊びの秋です! ビーチ遊びの秋です! 秋の藤沢市鵠沼海岸で、 親子で…続きを読む
★ 会社帰りのイベント情報★ 9/12(水)19:00~「お父さんの絵本ガレージBar 秋の夜長編」
会社帰りに、秋の夜長に神保町。 お父さん向けイベントのお知らせです。 「お父さんの絵本ガレージB…続きを読む
★ 会社帰りのイベント情報★ 6/13(水)19:00~「お父さんの絵本ガレージBar 父の日編」
父の日を前に、お父さん向けイベントのお知らせです。 「お父さんの絵本ガレージBar 父の日編」 …続きを読む
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オトンの流儀とか アスリート編
もし息子がサッカーを始めたら、精神論とか説いてそうですね。したくはないんですけど、自分の性格上、黙っていられないかな(苦笑)|清水エスパルス|チョン・テセ
―J1昇格と得点王、おめでとうございます。
ありがとうございます。
―今年を振り返ってみていかがでしたか。
今年は自分でもパフォーマンスがすごくいいと実感していました。
―なるほど、その状態にするために心掛けていたことはありますか?
睡眠です!私、もともと眠りが浅いタイプなので、睡眠中、以前は毎日10回くらい起きてたんです。特に低血圧ということでもないので、朝は起きれるんですけど、いつもスッキリしてなかったんですね。それまでは、家族と一緒に寝ていたんですけど、ある時1人で寝てみたんです。そしたらもうぐっすりでした(笑)。それから1人で寝るようになって。そうすると試合中、カラダがキレるんです。だから、どれだけ良質な睡眠をとるかを心掛けています。
―睡眠で得点王になったんですね(笑)?
あははは。確かに大きな要因ですね。若い時と比べてもカラダは軽いです。若い時は、年に2~3試合カラダが軽かったらいいやくらいに思っていたんですけど、今はほとんどの試合、カラダが軽いです。
―若い頃よりカラダが軽いというのはすばらしいことですね。
若い頃って、私生活に誘惑が多くて、それにつられていた感じだったんです。やっぱり色々興味あるじゃないですか。平日もいつも外食していて家に帰るのが11時とか12時。帰ってきてもまだ気持ちが興奮状態にあるから1時〜2時ごろまで眠れなくて、というのを繰り返していましたから。結婚してからはサッカーのためだけに生活することに集中できるようになったというのは大きいです。外出もほぼしませんし。
―では、いつも家でご飯を食べているんですね。
はい。試合のない日は、朝の練習が終わったらすぐに家に帰るんです。で、家族でお昼ご飯を食べて午後は子どもと遊ぶ時間です。
―お子さんとは結構遊んでいるんですね。
すごく遊びます。もうずっと遊んでいますね。今は特に上の男の子と。ボールをめっちゃ蹴ります。1歳くらいの時から蹴ってましたね。子どもが立つようになってからすぐに蹴ってました(笑)。
―立った途端に蹴り始める(笑)!ちなみに1番はじめに渡したボールは?
アディダスの公式球です。
―あははは。はじめから本格派ですね。
あと、家には風船をいっぱいふくらまして置いているんです。子どもはそれをずっと蹴っています。なんとなくトレーニングになるかなと思って。
―それはテセ選手が編み出した練習?
それほどのことでもないんですが、以前風船をそのままにしていたら、すごく蹴るので、これはいいなと思って部屋にバラまいているんです。
―蹴りのセンスはいいですか?
すごくいいです(笑)。
―朝は何時に起きるんですか?
7時半です。7時45分に家族で朝食を食べて8時15分に家を出て、8時45分にクラブハウスへ到着、9時半から練習開始です。
―朝食は何を食べているんですか?
だいたいお茶漬けです。食べやすいので。あとは魚と納豆も一緒にですね。
―お昼は何を食べるんですか?
丼ぶり系が多いです。簡単に作ってと言って。選手だからって特に栄養学的な見地からこだわったメニューとか、そういうのはないです。作りたいものを作って食べたいものを食べてます。
―奥さまの料理で1番好きなものは?
ハヤシライス!
―オフはどのように過ごしているんですか?
もうずっと子どもと一緒です。それと、よく温泉に行きます。焼津の温泉に。泊まったり日帰りで行ったり。行きは別で妻は車、僕はロードバイクに乗って30キロの道のりを疾走します。オフにカラダを動かしておかないと休み明けカラダが重くて試合までにベストコンディションにもっていけなくて。
―なるほど、こうしてお話を聞いていると、サッカー選手ってお子さんと過ごすことが出来る時間が多いですね。
そうですね。だからスポーツ選手は離婚率が低いんじゃないかって思います。
「仕事と家庭どっちが大事なの?」って言われることも少ないと思うんで(笑)。
―理想の職業じゃないですか!
理想といえば理想ですね。ただ、引退した後のことを考えると不安ですよね。僕も奥さんも。
―引退後のことはリアルに考えているんですか?
いやあ。でもあと5年くらいじゃないかと。今、33歳なんで。40歳までやりたいんですけどそこまでやらせてくれるかというのは契約次第ですから。そこは甘くないですからね。でも引退後もサッカーの道で生きていきます。それは間違いないですね。今まで培ってきたものは全てサッカーの中にあるので。積み重ねてきたものを生かすことができるコーチができればベストですね。
―よくサッカー選手というのは、お子さんが物心ついた時には既に引退していますよね。
はい。できるだけ長く子どもには選手でいる自分の姿を見せたいんですが。
―お子さんにはサッカー選手を目指してほしいですか?
いえ、特に目指して欲しいとは思わないです。ボールを蹴っている姿を見るとなんか嬉しいですけど。それよりももっと可能性を広げてあげたいなと思いますね。サッカーだけじゃなく。僕に無いものを求めているのかもしれませんが、国家資格とかそういう道もあるんだよとか。そんな可能性を広げてあげられるようなきっかけ作りとか投資をしたいです。うん、そうですね、好きなことを見つけさせてあげたい。その上で、サッカー選手になりたいというのであれば、なればいいと思っています。
―では、サッカー選手になりたいと言ったら、どういうアドバイスをしますか?
まずはできるだけいい環境に入れてあげたいと思います。例えば街にあるクラブのジュニアユースとか。僕はプロになるまで、それほどいい環境でやってきたわけではないんです。それこそ砂浜のようなところでサッカーをしていて、チームも全国大会なんか到底出場することが出来ないレベルだったし。なので、自分の努力が大切なのは当然なんですが、より大きく羽ばたけるための環境も大事だなと思うので。
―お父さんはサッカーを教えますか?
僕は見ているだけです。いや、口出してしまいそうですね。
―コーチに任せないで?
コーチには任せるんですけど、精神論とか説いてそうですね。したくはないんですけど、自分の性格上、黙っていられないかな(苦笑)。
―コーチと指導方針でぶつかったりは?
それはないです。僕、気を遣うほうなんで。
―では、もし、お子さんがアーティストになりたいと言ったら?
いやあ、アーティストですか。やりたいことをやらせてあげたいですけど、ビジュアル系とかですか?努力以上のセンスとか生き様とかそういうところでの勝負じゃないですか。イメージが、んー、わからないなあ。それをやっている姿を見たら変わるかもしれませんが、当たってもいつまで続くかはわからないしね。それならやっぱり国家資格とって欲しいですね(笑)。
―お子さんと接することに関して、失敗したなとか後悔していることはありますか?
あります、いっぱい(笑)。やっぱり自分も誘惑に負けてしまうというか甘えがあるというところですね。例えば、子どもに毎日絵本の読み聞かせをしようと思っているんですが、知能発達のためには、毎日何時間読み聞かせをすることが大事だともいうし。毎日の積み重ねが大切だとはわかっているんですけど、子どもはじっとしていないので、今日は、まあいいか、となっちゃって後悔します。でも目標を達成するためには、イチローが言うように小さいことを積み重ねるのが大事だと思うんで。やる日もあればやらない日もあるというのは、ただの自分の弱さですね。こういうところで差が出てくるのかなって思います。
―なるほど毎日の積み重ねですか。では我が家のルールのようなものはありますか?
人のことを殴るのはダメだけど、お尻は蹴っていいよと言います。家の中の話ですが。だから僕が寝ている時、サンドバックのようにして蹴ってます。僕のケツを(笑)。
―ママのお尻も蹴る?
たまに(笑)。
―もし、お子さんに一つのことしか教えることができないとしたら?
世の中には悪い人がいっぱいいるよ(笑)。
嘘をつく人が多いので、言っていることを全部信じるなと言いたいですね。
―やはりたくさんのヒトから注目されるサッカー選手になるとそうですか。
そういう人が集まってくるというのを経験していますから。でも、その前に大事なのは謙虚であるということですね。母親にずっと言われてきたことなんです。でも、謙虚であることの大切さは、自分が落ちてみて初めて分かったことなんです。自分がダーっと上に上がっている時も謙虚にしていたつもりなんですが、そういう時って、すごく人が寄ってきて、派手なパーティにも呼んでもらって人生すごい楽しいと思ったりするんですよね。そういう時期の発言は、今思い出すと恥ずかしい。その後、ドイツののボーフム→ケルンに行って、がっつり落ちて、韓国に行ってがっつり落ちて、レギュラーから外れてしまうというのを経験して。すると調子のいい時にあんなに人が寄ってきていたのに、周りに誰もいなくなったんです。そんな時、昔の自分の言動を振り返って、恥ずかしいと思ったんですね。昔は自分がゴールを決めたら俺のおかげだと思っていたんです。今はもう、ゴールを決められるのは間違いなくみんなのおかげだという答えが出たんです。これはもう確信を得ました。“己の愚かさ知りて第一歩”という言葉がありますよね。それを実感しました。
―なるほど、まずは謙虚さだと。
はい。謙虚であることが一番大事。でも人は疑わなきゃダメ(笑)。謙虚であることと自分の意見を言わないということは違う話です。契約内容について、エージェントやマネージャーが言っていることを全てハイハイ分かりましたって言ってたら、損してしまうから、そこはしっかり主張しなければいけない。そこはビジネス。契約というのは利害関係が100%の関係なので、守るところは守らなければいけません。だから「謙虚であれ、でも人は疑え」。
―それはプロになってから徐々に気づいていったことですか?
騙されながらですね。もともと僕、「ノー」とは言えない性格なので。「こういうことでいいよね」って言われたら、「ハイ!」って。典型的なサッカー選手と言いますか(笑)。だから今は契約書もすごくしっかり目を通し、弁護士にも見てもらうし、仲の良い友達との間でも、契約のようなことが発生する場合は最初にしっかり書面にします。最初に自分がちゃんとしておけば、詐欺師も詐欺をする気にならないので。やっぱり自分に隙があるからつけ込んでくるわけで。謙虚でありながらも、引いちゃいけないところは引かない。「失う前にちゃんとしなきゃ」というのが、今の教訓です。だからもし息子がプロになるとしたら、契約については僕も口出しします。僕がしっかり読んで、さらにちゃんとこちら側の味方に見せます。
―相手のいいようにされないために。息子さんにとっては心強いですね。
でも、まずは自分がしっかりしなければいけないんです。でもそれっていくら言われても分からないんですよね。経験しないと。そもそも「俺は騙されるはずがない」と思っていたら聞く耳を持たなくて、騙されて初めてアドバイスの言葉が入ってくるわけで。
―ということは、息子さんにも失敗をさせた方がよい?
そこは難しいですね。失敗しなければ分からないことを、失敗する前に上手く伝えることが出来ればベストなんですが、、、。これからその難しさを経験していくんだと思います。そこは父としての力量が試されるところですね。そのためには、そもそも子どもとのコミュニケーションが上手くいっていなければダメですよね。子どもに対して頭ごなしに否定すると子どもは聞かないので。それだとダメなんで。あっ、でも僕、チームの若手にはめっちゃ頭ごなしで言ってますね。直球です(笑)。
―どんな父親でいたいですか?
めっちゃ優しいですよ、僕。怒らないですもん。
―それはお子さんが15歳とかになってもその優しいお父さんのままですか?
どうでしょうね。今みたいに甘えなくなりますからね。まさにこの本のタイトル「父親(オトン)が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない」だと思うので。だから今、可愛がっています(笑)。
特に男の子は飛び立っていくものですから。
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編集部 T
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家族の習慣
大きくなっても一緒に過ごせる、家族行事をつくる。
自分のことを思い出すと、小学校高学年くらいからは
家族よりも友達と過ごしていたし、
中学校に入るともはや、町で会っても話しかけんな、
という感じだったので。
子どもたちがいずれ親と過ごすことも減るんだろうなあ、
と思いつつ、健全な気もするし、残念な気もするし。
だから、子どもたちが大きくなっても、これだけは参加する、
という家族行事をつくっておけないか、と思っています。
たとえば、結婚記念日は家族の誕生日。
この日は最もうまいものを食べにいける日にしています。
(美味しいものが食べれるなら、大きくなってもついてくるはず!)
あとは、連休は必ず旅行に行く。
(自分じゃ行けないところなら、もしかしたらついてくるかも!)
小さいうちから、わが家ではそういうもんだ、
というルーティンをつくっておき、
かつそれが子どもにも、まあまあ嬉しいものであれば、
大きくなっても続く行事になるんじゃないか、と。
親離れ、子離れはちゃんとしつつ、
ほどよい距離感で一緒に入れられるような、
そういう雰囲気をつくれるルーティンになればいいのですが。
編集部 鈴木
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新型コロナの影響が、多くのご家庭にも影響を及ぼしていますね。いろんなものごとがなくなっているこ…続きを読む
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