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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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元米大リーガー、プロ野球選手 マック鈴木さん(41歳)
オトンの流儀とか
アスリート編 Vol. 04

16歳の時に親父から「アメリカかドミニカに行け」って言われたんです。母親は泣いて止めたんですけど、渡米となりました。

元米大リーガー、プロ野球選手<br class= マック鈴木選手(41歳)">

マック鈴木選手(41歳)

職業:元米大リーガー、プロ野球選手 
ご家族:妻、息子(2歳)、息子(4ヶ月)

オトンなアスリート第4回は、元メジャーリーガーのマック鈴木さん。2014年にお笑いコンビ「クワバタオハラ」の小原正子さんと結婚し、現在は2人の息子さんのオトン。子どもの頃の話から、お父様との関係、渡米の経緯、父として、少年野球の指導者として、いろんなお話を伺いました。

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 写真:吉谷吾郎

―よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

―今日は、マック鈴木さんのお父さんお話とか、お父さんとしてのマック鈴木さんのお話を伺えればと思っています。

僕は15歳くらいまで親父と遊んでいました。山に行ったりキャンプに行ったりというのもしていました。すごく仲が良かったんです。

―中学生になると、親と行動したくないという気持ちになる子どもも多いですが。全然そんなことなかったんですね。

親と出掛けたくないとかなかったですよ。参観日も抵抗なかったし、母親と2人で買いものに行くこともよくありました。そしたら、たまに下着コーナーとか行くわけですよ、母親が。婦人服売り場の。中学2年とか3年とかの男子が買い物袋持って、特に違和感もなくそこにいるんです。恥ずかしいとかもなかったです。母親の手伝いで買い物に来て、その流れで下着コーナーに寄ることが、むしろ「なんで恥ずかしいねん」と。

―なんで恥ずかしいねんと。

はい。僕の親父の影響だと思います。親父は、僕の友達を呼んで家でご飯を食べさせたり、銭湯に連れて行ったりしていたんです。例えば銭湯で前を隠す人とかいるじゃないですか。僕の親父、友達が前を隠している姿を見たら怒っていたんですよ。「なんで隠すんや?理由を教えろ」と。そしたら友達が「恥ずかしいやん」って。「だから、なんで恥ずかしいか、理由を教えろ」って。そういうところにうるさい親父やったんですよ。絶対理由がないとダメなんです。

―なるほど、理由がないと。

友達がやってるからっていうのは、理由じゃないんですよ。友達が吸っているからタバコを吸うとか、そういうのはありませんでした。そんなの親父に言ったら怒られますし。「あいつがやったらお前はなんでもするんか」って。筋を通していましたね、親父は。タバコについて言えば、僕は友達にそれを怒っていた立場だったんです。「なんで吸うの?」って。だから友達につられて悪いことをしたことはありません。まあ僕が悪いことする時っていうのは、友達につられてということではなく、つまり僕が先頭切ってやっていたということですね(笑)。

―お父様、お仕事は何をされていたんですか?

電気工事です。15歳で愛媛から神戸に出てきて、丁稚奉公で職人の修行をしていたんです。それで結婚して須磨というところに引っ越したんです。子どもを育てるんやったら、海でも山でも遊べて環境バッチリやって。親父はここでずっとボランティア活動をしていました。地元の人を集めて川の掃除をしたりとか。僕も物心つかない頃から駆り出されて一緒にお手伝いしていたようです。地域貢献ですね。今でも八幡さまの小さな神社の総代をしていて、何か行事があったら先頭に立ってあれやこれやしています。

マック鈴木さん

マック鈴木さん

今回の"オトン"なアスリートは、

マック鈴木選手

職業:元米大リーガー、プロ野球選手
年齢:41歳
ご家族:妻、息子(2歳)、息子(4ヶ月)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

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