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“オトン”な日南市
旅館の部屋で、もう僕、障子を開けれなかったですもん。「嫁、障子の向こうで絶対怒ってんだろうなあ」と思って。
株式会社 油津応援団勤務 加藤伝さん
宮崎県日南市 ご家族:妻、娘(小2)、娘(4歳)、お腹にひとり
日南市にはたった3年でシャッター商店街から見事再生を遂げた油津商店街という場所があります。今年5月には経済産業省が選定する全国の「はばたく商店街30選」に選ばれました。今回紹介するオトンは、この商店街再生をはじめ、日南のまちづくりに深く関わる「油津応援団」という会社で志高く頑張る加藤さん。いやあ、忙しく働き楽しく暮らすオトンでした。
聞き手:oton+to編集長 布施太朗
―よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
―お子さんは?
8歳と4歳のどっちも女の子です。あとお腹に一人。5月に生まれるんで、ちょうどだから2番目と5年空きくらいですかね、日南の人口ちょっと増やしました(笑)。でそ、これで最後かなと。
―お仕事内容を教えてください。
なんだろう?まちづくりを行う会社の企画運営ですかね。この仕事を始めて今丸2年になったくらいです。それまでは地元のJAに10年くらいいました。
―まちづくりをやろうと思うきっかけって何だったんですか。
まちづくりっていうことになるか分からないですけど、もともとJAでこの地域の担当をしていて、技術指導員という立場で宮崎牛の生産に関わっていて、もっと視野を広げてやれることがあるだろうなあと思っていたんです。それと自分としては個人の力をもっと発揮できるような会社に勤めてみたいなあと。ゆくゆくは僕、後継者になる予定で、実家も農業やっているので、10年後とか、もっと早いかもしれないですけど、後を継ごうと思っているんです。農業って野菜とかお米を作ったりする仕事ですが、それを売るのってどうするんだろう、とか考えていて。だから今のうちに商業の方に首を突っ込んでみようと。だからまちづくりをしたいということが始めにあったのではなく、結局自分がこれから生きていくことを考えて活動して行ったら、まちづくりの仕事になった感じです。
―なるほど。この2年間はいかがでした?
街の建物も整備されてきました。今は出店する人と関わりながら、ソフトをどう作っていくかってところなんですけど、自分が一緒にやって協力体制を作って、お互いがwin-winになれるようなことを随時考えていく。ここ2年はほんと準備期間、あと昨年「油津Yotten」という多目的に使える施設がオープンしたので、そこの運営が1年くらい。それとこれも新しくオープンした「あぶらつ食堂」の管理をしたりと、今は忙しいですね。オフれない仕事です。オフらない方がいいというか。今、経験していることを経験できるこの機会というのは他にはないんですよ。会社員としてこういうまちづくりの経験をするなんてなかなかあることではないから。
―奥さまはお仕事のことについてはなんと?
仕事に対してはOK。ただ、帰ってこいと(笑)。
―夜は帰らないことが多いんですか?
やっぱり飲んでたりとか、付き合いで帰らないこともありますね。車で寝て翌日の朝、帰ったりとか。でも嫁さんからは、割と信用されているんだろうと思います。あんまり言われないんで(笑)。JAの頃からそうなんですよ、農家さんと飲んで午前様になって、それこそこっちのJAって、日南市と串間市の両方が担当エリアになっているので広いんです。そうすると串間から帰る場合、運転代行代だけで5,6千円かかって、ホテルに泊まった方がいいくらい。だからそういうときはもう車で寝てましたね。
―じゃあ、もともとのスタイルなんですね。
よくないですよね(笑)普通は怒りますよね。奥さんは。
―そうですね、怒られてもおかしくない(笑)。
ママ友からはすごく白い目で見られてますけど(笑)。「なんであんたんとこ帰ってないと?」みたいな。
加藤伝さん
職業:株式会社 油津応援団勤務
ご家族:妻、娘(小2)、娘(4歳)、お腹にひとり
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