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オトンの心得・決めごと

2018.2.26

<子育てを知る>子育てで評論家になってはいけない

今回の記事は、Yoshitomoさん(小3娘のオトン)より。

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▼突然の連絡

平日夜に妻から

「娘が事前報告無しに、親のいない時に友だちを家に入れて遊んだ。更には事後報告もなかった。友達のお母さんから聞いて家にいれたことを知った。娘をしばき上げたのでフォローよろしく」

とのメッセージがあった。

 

▼議論(罵り合い)開始

写真①

「なぜ親がいない時に友だちを家にいれてはいけないのか?」についてLINE議論開始。

 

私:事後に報告しなかったことは勿論、事前に報告しなかったことは問題だが、家に入れること自体は問題ないのでは?

 

妻:子どもだけで遊んでいる時に何か起こったら責任取れないからダメ

 

私:全く納得いかない。外だったら子どもだけで遊んでいいけど、自宅は責任をとるのが嫌だからやめてくれってこと?

 

-その後も2人の罵り合いによりタイムラインはあれ続ける-

 

妻:「我が家に上げる=我が家で預かっている」と同義なので親がいなかろうが安全を保障する必要がある。それができないのなら入れるべきではない

 

私:火は使わない、ハサミは使わないなどの最低限のルールを決めたうえ、信頼できる子ども(信頼できる親)は許可するのはどうか

 

▼議論(罵り合い)終了

その後は、

妻:「何かあった時に謝るのは私」

の一点張り。得意の「子どもが風邪をひいて休んだ時に会社休むのは私。あなたは責任取れるの」の論法。

 

LINEでの議論は終了し、翌日の朝に直接話しをしたが、「あなたの言い分もわかるが家に入れるのはダメ」は譲らない。

▼パブリックコメント収集

納得のいかない僕は友達に意見を募りいろいろ意見をもらった。

ここで、立場の違う2人のコメントを紹介したい。この2人は子育てのスタンスについては正反対だが、結果的に同じ結論にいたっている。

 

・前職同僚(単身赴任)

「家のことは妻に頭下げとくのが一番賢い」

 

・同僚(イクメンパパ)

「私は子どもが風邪をひいたら仕事も休むし、ご飯も作ります。だから、子育てについても意見を言いますが、妻のほうが子育てへの関与がきめ細やかで情報量も多いので、最終的には妻の判断を尊重します」

 

僕はこの2人の意見により、「なぜ親がいない時に友だちを家にいれてはいけないのか?」については各家庭の考え方、夫婦の在り方によるので正解はないということがわかった。

 

▼子育てで評論家になってはいけない

この時にもう一つ大きな気づきを得たコメントがあった。

写真②

同僚(イクメンパパ)

「○×さんが、『よっしゃ、俺がその友達の親と信頼関係結ぶわ。それで何かあっても責任は負わせないということにするわ。それならええやろ』って提案できる可能性はありますか?」

 

はっと、気づかされた。自分はそこまで責任を負う覚悟がない、つまりは子育てをすることに覚悟を持てていないことにだ。僕は子育てにおいて当事者ではなく、コメンテーター(評論家)になっていたのだ。

 

▼現在

妻との議論(罵り合い)を通して、自分は親として一つ成長できたと前向きに捉えつつ、妻との関係修復に苦労する日々を送っている。

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