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家族の習慣

2022.5.12

よき細工は、少しにぶき刀をつかふ

ちょっと欠けたものとか綻んだものとか凹んだところとか、そういうところを残したまま愛着を持ちながら、時に繕い、でも不完全さを残したまま使うのが好きなようです。冷蔵庫を半年ぶりに修理しました。でも製氷機は壊れたままです。自転車もそうです。ただ危険なのはいかんですね。重くて長い我が家のサーフボードを乗せた我が家の自転車に乗った会社の同僚は、乗ったとたんの下り坂に地獄を見たそうです。茶会を主催した千利休が、そこに飾る予定の花入れの耳(取手?)の片方を打ち欠き、わざと不完全なものとしたという話や、金継ぎというものにも惹かれます。
「よき細工は、少しにぶき刀をつかふ」と兼好法師の言葉があります。手本としたいなあと思います。会社の同僚が集まるBBQの前日に5~6kgほどの肉の塊をひたすら切っていたのですが、そういうのも嫌いじゃないです。その時の包丁は砥石でしっかり研ぎ、キレッキレの状態で挑みました。凡人です。

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