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GW ぶらっと河口湖 その1
初夏から秋にかけて、近所の友達家族たちと
何度かキャンプに行くのがもう何年も続いている。
そして今年初のキャンプ!というか、今回は貸別荘に行くことに。
もしかしたら肌寒いかもしれないし、
たまには楽な感じにいってみようということで。
場所は河口湖。
4部屋+リビング+キッチン。富士山一望の風呂。
バスタオル以外は何でもそろって、
1棟で全員泊まれるその名も「ぶらっと河口湖」。
http://www10.plala.or.jp/Blatt/
GW初日、朝7時に近くのGSに集合。
我が家の場合、この集合時間に間に合うかがひとつのヤマ。
なんだかんだ準備していて時間がたち、
さあ出発だというときに、トイレだのあれがないこれがない
だの、出がけにいらだつのもいイヤなので、余裕な気持ちを
保とうとしていたら、いつの間にか2時間遅れていた
ということもあった。ダメダメな家族です。
なので、今年初の待ち合わせ、
絶対遅れてはならんと、前の晩から
若干緊張気味にフトンに入る。
目覚ましがなる前に全員起き、
起きた瞬間から、キリっとした空気が
我が家を流れる。
朝飯を食べるということは自爆行為であるとの判断で、
顔を洗い歯磨きをすませ、トイレに行き、
家族総動員で荷物を車に詰め込む。
ドタンバであれがない、これがない、ということが
ないように準備した甲斐あってそのまま出発となった。
(いつものキャンプと違うので、
テントやらなんやら持っていかなくてよいのはラクでした)
待ち合わせ場所のGSへ車を走らせる。
目下、今の自分達のモチベーションは
1番に到着すること。
6:56。GSの手前の信号で停まる。
GSを見るとまだどの家族も到着していないようだ。
やったぜ1番!しかし、
この信号待ちの間にすっと先を越されるのではないかと
一抹の不安を抱きながらハンドルを握る。
青っ!発信っ!そして到着っ!!
よっしゃ、1番だっ!
(ちなみに、この一喜一憂感は、家族全員というよりは
otonとokan2人だけの感情。子どもたちはどうでもいい感じ)
待つことわずか4〜5分。
2台だいたい同時に到着。
ほぼオンタイムで全家族揃う。
おはようの挨拶、うちの奥さんが質問する。
「朝ご飯食べてきた?」
「うん」
そしてもうひと家族にも
「朝ご飯食べてきた?」
「うん、しっかり」
食べずに来たのはうちだけ。
1番に到着したにも関わらず、
その4〜5分後に到着した2家族は
朝ご飯をがっつり食べてきており、我が家はヌキ。
私たちの喜びは、2家族の優雅な朝っぷりによって
一気に薄れてしまった。
そんな小さなことはまあどうでもよく、
さっそく河口湖へ向けて出発。
GW、車が混んでいるので、
東名高速は使わず、箱根の山越えで。
途中子どもたちのトイレ事情などで
コンビニによったりなんだりしながら、
3時間ほどで山梨に到着。
10時過ぎ。
ひとまずホウトウ。
記念撮影
店はまだうちらだけ。武将の絵を眺める歴少年とトモダチオトン
でかい
長くなってしまったので、つづく。
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DIY・工作・自由研究
DIY 子どもら主役 本棚の作り方
子どもの本がすごい勢いで増えてきた。
リビングの小さな本棚ひとつでは、全く収まらない。
ということで、リビングに置く本棚をつくることに。
まずはサイズを決める。
あまり背を高くしてしまうと圧迫感もあるので、
そこはほどほどに、
高さは120cm×横80cm×奥行き25cmに決定。
早速、木材を買いにホームセンターへ。
安くで使いやすいパイン材で
あらかじめ決めておいたサイズにカットしてもらう。
天板、床板、枠板、棚板、棚用の角材など。
それとビスを箱で購入。
オイルステイン(チーク)も。
本当はオーク色が欲しかったのだけど、置いていなかった。
チークはちょっと濃くなりすぎるかなと思ったが、まあいいかと。
今まで押し入れを作ったり、棚を作ったりしたが、
その時はotonひとりでやっていた。
しかし今回の本棚は、子どもたちもがっつり参加させるつもり。
家に帰って早速子ども3人と作りはじめる。
オレたち作るぜ的な
ビスを打ち込んで木が割れないよう、
先にキリで穴をあけておく。
子どもたちも接着部分に木工用ボンドを塗ったり
キリで穴をあけたり、兄の横で妹がおさえてあげたり。
既にカット済みなのでサクサク作業は進み、
30〜40分ほどでできあがった。
次男の背くらい
今度はオイルステインを塗る。
ここも子どもたちが主役で作業。
真剣にハケで塗る
初日の作業はここまで。
乾くのを待って、明日リビングに持ってこよう
ということで次の日の朝、
朝起きてすぐ、
まずは、少し味を出すため
紙ヤスリで全体を削り、ところどころ塗料をはがす。
その後、朝ごはん食べて設置作業を開始。
自分たちの本を並べはじめた
飾りものを置いてみたりやめてみたり。
シリーズものは1巻から順番に並べたり
完成!もうほとんど一杯。
ものすごく簡素な本棚ですが
otonの本もokanの本も混ざっている。
家族全員の本が入った本棚がリビングに欲しかったので
otonも満足。
アンティーク調にしたがったが、チークの色があまりに濃く、
なんとなく民芸調になってしまったが、まあいいかと。
もう充分子どもを巻き込めるなと実感した本棚づくりでした。
今後は、玄関のタイル貼りとか
下駄箱のペンキ塗りとかが待っているが、子どもをどんどん絡ませよう。
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父の失敗・悩み・たわごと
小山薫堂さんが書いていたotontoな寅さんエピソード
「しかけ人たちの企画術」という本の中に
小山薫堂さんのページがありまして、
そこに、ある友人が子どもだった頃の
otonとの思い出的なことが書かれていました。
その人は、寅さんの映画が好きなのだそうで、
その好きな理由というのが、こういうことでした。
“彼のお父さんはバスの運転手。
堅物でめったに笑わない人なのだけど、
お酒を飲むとちょっとだけ笑ってくれる。
ただ、酒乱の家があって、
お母さんに暴力を振るってしまう。
彼はそれがイヤで、お父さんが
お酒を飲みはじめるといつも
別の部屋に逃げていました。
でも、そんなお父さんが、
お酒を飲まなくても
唯一笑う瞬間があった。
それが寅さんの映画を
見ているときでした。その友人は
「お母さんには内緒だぞ」
といいながら、お父さんが映画に
連れていってくれるときが、
いちばんうれしかったそうです。
とはいえ、お父さんは不器用ですから、
いつも映画館の席をうまく取れずに
立ち見になる。
まだ子どもだった彼の背の高さでは
スクリーンが見えません。
だから、ずっとお父さんの顔を
見上げているんです。
寅さんを見て笑っているお父さんと、
それを見上げる彼。
お父さんが笑うたびに、
自分も幸せになる・・・・。”
「しかけ人たちの企画術」(編者:東京企画構想学舎 発行:インプレスジャパン)より
だから寅さんの映画が好きなんだと。
その話を山田監督は直接聞いていたそうです。
この話にじっと静かに耳を傾けていた監督が、
笑みを浮かべて、ぽつりとひとこと
「映画監督やっててよかったなぁ」とつぶやいたと
書かれていました。
寅さん好きなその人の話も
それを聞いた山田監督のひとことも
とても素敵だなと思いまして、投稿してみました。
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さいごに通天閣へ!
ジャンジャン横丁にて
地下鉄堺筋線で動物園前駅へ。
近くにある天王寺動物園は幼稚園の遠足で
行ったっきり。
えらく疲れたことは覚えているが、
動物の記憶とかは全くない。
動物園前駅のホーム
改札を出て
駅を上がって
新世界のジャンジャン横丁を抜け
そして通天閣へ
otonものぼるのははじめて
大きいビリケンさん
白いビリケンさん
ベンチに座ったビリケンさん
到着
「わっ超似てる!1500円だって」
「じゃあ、有名になったらここで描いてもらおう」
宇宙空間を模した室内のエレベーターで上へ。
上からの景色は、さすが。大阪が一望です。
上から見た景色、たとえばこんな感じ
通天閣の名物 ビリケンさん
スタンプのビリケンさん
コタもビリケンさん
ちなみに通天閣のHPによると、
////////////////////
ビリケン(BILLIKEN)は、
1908年(明治41年)アメリカの女流美術家
E・I・ホースマンという女性アーティストが、
夢で見たユニークな神様をモデルに制作したもの
と伝えられています。
トンガリ頭につりあがった目という、
どこかしらユーモラスな姿は、
たちまち「幸福のマスコット」「福の神」
としてアメリカを始め世界中に
大流行。
日本でも花柳界などで縁起物として
愛されていました。
////////////////
とのこと。
100年前を再現したジオラマ。そのころ、
ここにはルナパークという遊園地もあったそうだ
ということで急遽、通天閣まで足をのばし、
ここから新大阪に向けて、また地下鉄で移動。
コタとotonは、終日女性専用車両に気づかず、
男2人シートに座っていた。
何駅か過ぎ、ようやく気づく。
「わっ、ここ女の人だけの車両だ!」
急に恥ずかしくなり、
わざとちょっと大きな声で言うも、
周りの女の人たちは素知らぬ顔のふり。
目も合わせてくれなかった。
声を出してすぐ、次の駅に着いたので、
「oton、降りないの?」
とコタが言ったが、
なんかバタバタ慌てて車両を降りるのも恥ずかしく、
「この次の駅で降りよう」
という、よくわからん間抜けな判断をして、
もう一駅ぶん2人小さく座っていた。
そんなこんんなで新大阪駅に着き、
新幹線に乗りこむ。
さっそく焼き鳥弁当を食う
藤沢へ着き、
江の電に乗って、我が家へ到着。
これで1泊2日のコタとの大阪・奈良旅行は終了!
おつかれさまでした。
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子ども 遊び場 大阪ミナミ?
奈良のホテルをチェックアウトし、
興福寺の国宝館を見学。
スゴク空間デシタ。
館内ではおじさんがコタに1体ずつ説明してくれた。
国宝と重要文化財の違いだとか。
背景とか聞きながら見て回るのはオモシロカッタ。
そしてなんばへ。
なんばに着き、
地下街がから地上に出ると、
コタが叫んだ。
「銀座みたい!!」
都会っぷりを実感したようだ。
ちなみにコタ、銀座へは行ったことはない。
otonは元々大阪なので、
なんば、心斎橋は子どもの頃よく家族で行った。
小さい頃からグリコの看板が好きで、
小2の時に福岡に引っ越して、
小5で大阪に戻ってくきたのだけど、
ますはじめに行きたかったところが
道頓堀川のグリコの看板のとこ。
ここに息子を連れてくるのは、
なんとなく誇らしいような嬉しいような
otonのテンションもちょっとあがり気味。
グリコの看板をできるだけインパクト強く見せたいなと
コタが振り返りざまに看板が目に入るよう、
コタを先に歩かせて、橋の真ん中あたりで左斜め後ろから声をかける。
「コタ!」
コタ、振り向きざまに
「おおっ!グリコ〜〜〜〜!!」
後ろにまわりバシャ!
そして、その次に好きだった
かに道楽の前へ。
ちなみに、何度も何度もこの前を子どもの頃に通ったが、
入ったことはない。
それはotonのオトンが、会社の飲み会かなにかで
ここでアオほどカニを食い過ぎてそれ以来イヤになってしまったから。
バシャッ!
その後、法善寺の水掛不動へ。
ここもotonが子どもの頃いつも来ていた場所。
いつも家族でうどんすきを食べたあと、法善寺横丁を抜けて
水掛不動が定番だった。
なんじゃ、こりゃ!と言いながらひしゃくで水をかけ、
おまいり
腹がへったので串揚げ屋さん、法善寺のだるまへ。
コタが望んでいた2度付け禁止体験。
2度と付けなくていいよう丹念に浸していた
うまいっ!
店の大将と記念撮影
そのあと、なんばグランド花月へ向かった。
別に中に入るわけでもないが、
雰囲気を見せてやろうと。
昔、otonのオトンも
どこの店に入る訳でもなく
otonにいろいろ見せたかったようで
千日前やらなんやらあっちゃこっちゃ歩いたのを覚えている。
子どもゴコロに、このあたりはオトンのテリトリー
なんやろなと思いながら、付いて歩いていたのを思い出した。
今、コタを連れ回しているのはオトンのそれとたぶん同じだ。
途中、わっ阪神だっ!
大阪プロレス?
そして到着
めだか師匠と
オオサカラシイ?
と、この界隈をグルグルとまわり、
そろそろ新大阪駅へ向かおうと思ったが、
せっかくだから通天閣のぼろうと思い立つ。
またつづく。
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子どもは奈良好き 仏像好き?
大阪城からそのまま奈良へやっきた。
コタ念願のナハッ!ナハッ!ナハッ、
いや、
奈良っ!ならっ!ナラッ!
はじめにコタの目についたのが
鹿飛び出し注意
「すげっ、鹿の標識だ!」
そしてotonとコタは東大寺へ。
途中、鹿に出会い、
鹿せんべいを買い、コタがそれを持って
鹿のところへ行こうとするより先に
大きな鹿がけっこうな早足でコタに寄って来た。
1枚ずつあげようとしたのも束の間、
ほとんどのせんべいを1度に取られてしまった。
「わあオトン!わあ、わあ、食われた!」
コタビビる。
もったいないなあ。とちょっとしょんぼり。
残り少ない鹿せんべい、
じゃあ俺たちがあげたいなと思う鹿にあげようと、
周りの鹿を吟味する。
できるだけ小柄で、けなげな鹿を見つけ、近づこうとする矢先
「わあ、オトン!わあ!!」
またやってきた大きな鹿によって、コタの鹿せんべいは全てなくなった。
そして2人は東大寺へ。
お土産やが並ぶところを歩いていく。
男子は土産物屋の木刀に惹かれる
これをコタに見せてやりたいなあと思っていたのが
南大門の金剛力士像。
これは大人になって見ても圧倒される。
otonとしては、これを見せてやりたくて
奈良に連れてきたといっても
言い過ぎではないほど。
うわっ!でけえ!すげえ!
鎌倉時代の仏師、運慶と快慶がつくった金剛力士像、別名仁王像。
高さが8.4メートルあるそうだ。
口を開けた阿形(あぎょう)像と口を閉じた吽形(うんぎょう)像
の2体が一対となっている。
写真は阿形像。
そして大仏殿へ。
でけっ!道ひろっ!
おおっ!
光がいいなと
頭だ
東大寺大満足。そして夕方になる。
どこのホテルに泊まるかはまだ決めていなかったが、
まずは飯を食おうということで
お好み焼き屋さんへ。
お好み焼き屋さん初体験のコタ。
まずは生ビールとコーラと枝豆を注文し乾杯。
で、ブタ玉とオムソバ。
アルバイト風のオネエサンが目の前で焼いてくれる
ブタ玉
そしてオムソバ
そろそろ食えるぞ
うまいか?うん!
腹も満たされ、ケータイで大浴場のある
近場のホテルを検索。
歩いて5分ほどのホテルに決定。
到着しチェックイン。
最近禁煙ルームがリニューアルされたとのことで
+1000円払ってそちらの部屋へ。
風呂は五右衛門風呂のような家族風呂があるようだ。
まずは部屋へ向かう。
着いた!
部屋に入ると
ベッドは、畳スペースの上に布団が敷かれているという
和洋折衷タイプだった。
「変な部屋だな」とコタ。
別に不満な感じではない。
備え付けの浴衣、いや、パジャマに着替える。
でかい!
この格好で館内を歩いていいとのことだったので、
デカパジャマのままフロントの前も通り、五右衛門風家族風呂へ。
案の定、フロントのおねえさんたちに笑われた。
風呂に入り、今日のこと明日のこと、
「朝飯はこのホテルで食い放題なんだぞ!」
「すげっ!」
など話しながら、
部屋に戻り、速攻就寝。
明日は興福寺の国宝館に行ってから
再び大阪、道頓堀へ。
つづく。
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遊ぶ そとで
ひさしぶりの海あそび
あの東日本大震災が起こった3月11日、鵠沼海岸から1キロ弱の場所にある我が家は、
大津波警報による避難勧告をうけて、近くの小学校に避難しました。
その時、都内で働くオトンは、一晩帰宅難民となりました、、
さいわい鵠沼近辺では津波の被害はなかったものの、東北をはじめとする太平洋側の沿岸部には、
見たこともない大きな津波が押しよせ、あまりに多くの命が奪われてしまいました。
あの日以来、普段はたくさんの人たちが集まる湘南の海辺から、人影が消えました。
ショッキングな津波の映像、無残なつめ跡、おびただしい数の被災者の方々の気持ち、、、
これらを思えば、みんなの足が海から遠のいてしまうのは、無理もないことです。
けれど、海を生活の一部としている人たちにとって、それはそれで大きな問題。
いつまでも下を向いているわけにはいきません。
あの日から二週間がすぎ、だんだんと海に人が戻ってきました。
そして、オトンはまだ大好きなサーフィンをする気持ちになれませんが、それでも海辺に行き、海を眺めてパワーをもらいます。
海が大好きな子どもたちも同じ。
わずかな時間だったけれど、久しぶりに海であそびました。
それはやっぱり、とてもとてもたのしい時間でした。
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暖かくなってきましたね。 外出したいけど人混みはちょっと、という気分のみなさま! 木の上なんか、…続きを読む
中学生の子どもとお父さん、子どもとお母さん、それぞれの距離感。〜中学生 子育て
先日、中学校を卒業した次男が持って帰ってきたDVD。 サッカー部の3年生メンバー約40人の一人ひ…続きを読む
福岡の夏休み!海近の昭和グランピング体験記!友だち家族と一緒に夏の遊びを全部やる!!2日目
ここは福岡、海の中道、通称「うみなか」エリアにある大洋荘。海が近くで庭が広い、昭和レトロなこちら…続きを読む
福岡の夏休み!海近の昭和グランピング体験記!友だち家族と一緒に夏の遊びを全部やる!!1日目
今年も夏がやってきます。そう、今年は令和元年はじめての夏休み。保育園や幼稚園、小学校に通うお子さ…続きを読む
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大阪城はエラかった!
これ、9才ひとり新幹線の旅 その3なのだが、
もうotonとふたり行動なので、タイトルかえました。
で、早速コタ希望の大阪城へ向かう。
大阪駅へ出て環状線に乗り大阪城公園へ。
電車の中で聞こえてくる会話が
いちいち関西弁で興味津々に聞いている。
はじめ、大阪城はコタにはお勧めしていなかった。
otonがまだ大阪に住んでいた頃の20数年前の記憶でしかないが、
城とはいっても中に入ればエレベーターがあり、
外見は城でもなんかニセモノチックな印象だったので、
歴史好き城好きの息子にはあんまりかなと。
コタも「ああそうなんだ」と、
それ以上見たいとは言っていなかったが、
そうは言うても大阪城。エレベーターが気に食わないのは
「あくまで無骨な城らしく」を勝手に求めているotonだけで
コタにとってはせっかくの機会。
やっぱり行ってみようぜということに。
大阪城公園駅を降りる。
2月だというのにエラく暖かい。
ジャンパーを脱いで大阪城へ向かう。
歩いていると途中、大阪城ホールの前で
座り込んでいるナイスミドルなご婦人たちの列。
誰かのコンサートかなと思っていたら
近くのトラックには
MASAHARU FUKUYAMAの文字。
そして彼の顔!
「わっ!龍馬だっ!すげえ、やっぱ大阪城だ、すげえ!」
コタ独自の解釈で、彼なりに興奮度120%に達する。
荷物が重く、途中ベンチで休憩。
隣に座ったおばさんが
「観光ですか?どこから来はったん?」
「東京からです」とoton。
ふたことみこと話をしてまた歩き始めた時
「なんでウチが東京なんだ?」
確かに我が家は神奈川の藤沢。
コタは年に数回しか東京に出る事もないので、
東京は自分の住んでるところとはとても遠い感覚。
そういやそうだ。
そして、ようやく大阪城に到着した。
大阪城は石垣が凄いんだって!とコタの下調べ
近代的な大阪城
チケット買って、中へ。
大砲を前にして、すかさずメモっている
中はエレベーターに乗る方と階段で登る方で列がわかれている。
最上階は8F。迷わずエレベーターコースへ。
歴少年にはうれしい展示がいっぱい
このノボリは誰のだのあれは誰だのと
言いながら見ている。otonはわからない
中はもう歴史博物館。
豊臣秀吉の生涯がストーリー映像になっていたり
大阪夏の陣の合戦がミニチュアで展示されていたり、
いろいろな歴史の資料、現物がたくさん。
これはなんだあれはなんだと、
コタがotonに説明しながらまわっていく。
8F7F~5F~4F~3Fと降りてきて
兜をかぶって記念撮影できるコーナーがあった。
いくつもの兜が並んでいる。
「カブるか?」好きなの選べ。
コタにいうと、
「真田幸村のがいい」
指さしたのは、鹿の角の赤い兜。
どの兜が誰のかも全部知っているようだ。
『よういろいろ知ってまんな』と、なかば呆れる。
記念撮影。重い
自分の小遣いで。400円のキーホルダーと
450円のキーホルダー、悩みに悩んで400円
のほうを購入。
やあ、しかし満足度高かったです。
お城のサービス精神!ザッツお城観光!
大阪城はエラかった。
インコだっと思って近づくと、毛糸の固まりだった
たこ焼きくってこれから奈良へ。
つづく。
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大阪 子ども ひとり旅 その2
oton、15分ほど前に新大阪駅に着く。
13号車11番と反芻しながら、扉が開いたらすぐに会えるように、
13号車目指してホームを歩く。
11番だから後ろのほうの扉か。
仕事のメールを携帯で打ちながら
新幹線の到着を待つ。
新幹線がホームに入ってくる。
キタキタと思い、13号車の後ろの扉の前へ。
んっ?!んっ!違う違う!11号車だ。
と突然、記憶の間違いに気づいた。
速度を落とし、まもなく停止しそうな新幹線の横を自分も走る。
ホームの人たちを避けながら、キャスター付きの重いカバンを担いで走る。
コタ(長男)がホームに降りた時に前で待っといてやらなければ。
という、それは妙な使命感。
新幹線がとまると同時に扉の前へ。
扉の窓にはおじさんの姿。
その後ろもおじさん。
その後ろにもおじさん風な気配。
コタが見えない。
まあ小さいからしょうがないと思いながら、
いなかったらどうしよう。寝てるんじゃないだろか。
と、座席のほうも覗いてみるが、いない。
扉が開く。
おじさんが1人、おじさんが2人、おじさんが3人
で、ようやく息子登場。
「おう!」
「おう!」
あいさつを交わす。
コタ満面の笑み。
背負っているリュックが重そうなので、
リュックを軽くしてやろうと、
otonのカバンに詰めるため、ホームのベンチに腰をおろす。
「重いモンは出せ。こっちに入れてやるから」
コタはリュックを開け、荷物をotonに渡しながら
「あっ、あった!」と銀紙をとりだした。
「おにぎりじゃん。食わなかったの?」
「うん、探したけどなかったから、家に忘れたと思ってた」
新幹線でおにぎり食べることを楽しみにしてたはずなのに、
結局食べずの2時間17分。
見つからないって、あきらめんの早すぎやろ!
アホだなあと思いながらも、
初めての新幹線ひとり旅。
のっけから残念な気持ちになったんだろうなと、
ちょっと気の毒な気にもなった。
「新幹線で何してた?」
「宮本武蔵読んでた」
「そうか」
「なんか城みたよ。近く通った。感動した」
「おお、そうか」
「otonガム食う?」
と突然ガムを差し出す。
おやつは取り出しやすいところに入れているようだ。
「うん、くれ」といってガムをもらい、
otonはカバンにコタの荷物を詰めながら
コタはokanに電話で到着報告。
okanからの質問にひとつひとつ答える感じの電話。
おにぎりを食べれなかったことは話さなかったようだ。
電話を切って、
「じゃあ行くぞ!」
「うん!」
と大阪城へ向け出発。
エスカレーターを降りながら、
「おにぎりいつ食うの?」
「腹減ってから」
「富士山見たか?」
「あっ、そう!見た見た!超々デカかった!!」
「あれ?なんでとまってる人 右に寄ってんの?」
エスカレーター、右でとまるか左でとまるか、
関東と関西のルールの違いにに気づいたようだ。
つづく。
つづく。
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大阪 子ども ひとり旅 その1
小3の長男がある週末、ひとり新幹線に乗り
新横浜から新大阪へ。2時間17分の旅。
otonが奈良へ出張中であることをいい機会に、
歴史好きな長男は、「おれも奈良に行きたい!と前々から
言い続けてやっと実現にいたったのであります。
otonとは新大阪のホームで待ち合わせ。
彼は小1の時からひとりで飛行機に乗って
宮崎のおばあちゃんのところへ行ったりしていて
ジュニアパイロットというサービスで
CAさんたちも見ていてくれるので、
飛行機ひとり乗りは慣れたもんだったが、
こと新幹線となると、「やっぱりちょっと不安だわ」とokan。
そんな不安をよそに、長男は全くたじろぐことなく、
行くと決まったら早速
「新幹線の中で何の本読んでいこう」と
新幹線で読むための本を買いにいく。
そして購入したのがコレ。
宮本武蔵。やはり歴少年
次に持っていくものの準備。
着替えとメモ帳(歴史を記録するために)
お菓子(マーブルチョコとかガムとか)
あとは普段したことのない腕時計。
それは七五三の撮影で行ったスタジオアリスでもらった
宇宙飛行士が文字版にかかれた腕時計。
新幹線で何時に着くか確認できるようにと
okanに言われ、その在りかを探していたが、
いかんせん使ったことないもんで、
いつの間にかどこかに姿をくらまして
とうとう見つからなかった。
前日の夕方、
奈良にいるotonは長男へ電話をかける。
「新幹線でトイレに行きたくなったら、
隣の人にすいませんと言ってちゃんと行くんだぞ。決してガマンはするな」
「新大阪は京都の次だ」
「もし新大阪を乗り過ごすと次は新神戸だ」
こんなことしか言わなかったような気がする。
そして当日、
okanにいつもより大きめのおにぎりをひとつ握ってもらい、
リュック詰めて出発。
朝8時新横浜駅のホーム。okan、弟、妹に見送られ
のぞみ13号博多行き 11号車13番のA席(3人掛けの窓側)
に乗り込んだ。
つづく。
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