オトンの心得・決めごと
中学受験をさせるか、させないか。【家訓づくり 子育て 家族ブランディング】
おはようございます。oton+to編集部の鈴木です。
先日、保育園のパパ友と飲みにいったときの話。
中学受験をさせるか、させないか、
そんな話でひと盛り上がり(というか、酒のつまみというか)しました。
うちは、私が私立だったこともあり、
受験させてもいいかなあ、と思っていました。
学校の勉強をしていれば、塾にいかなくても
だいたい大学に進学できる学校だったので、
勉強だけでなく、部活や趣味、彼女ができるとかできないとか
いろんなことを楽しめると思ったから。
とにかく経験をたくさんさせたい、という想いがあるんですね。
いっぽうで、もちろん公立派の方もたくさんいて。
だいぶ酔っぱらってしまったので、
細かい理由は覚えていないのですが、
近所にたくさん友人ができるとか、
男女共学がいいよねとか(私立は男子校、女子校が多い)
やっぱり自分が公立で、その楽しさを味わっていたから
という人が多かった気がします。
自分の経験と照らし合わせて判断している人が多いんだなあ、と。
そのときは何とも思わなかったのですが、後から考えてみて・・・。
自分の経験の範囲で、ということは、ちょっと視野が狭いかもなあ。
しかも、子どもの進路とか、育て方とか、
なんとなく判断していることが多いのかもなあ、と。
どんな人に育ってほしいのか。
そもそもどんな家族でありたいのか。
目的というか、ゴールというか、
もっとちゃんと考えた方がいいんじゃないか。
そういう意味では、昔の家みたいに家訓とかあってもいいのかなあ。
妻はどう思っているんだろうなあ。
今度話してみようかなあ。
そんなことを思ったのでした。
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子どもと会話
娘、じぶんに催眠術をかけるの巻。
おはようございます。oton+to編集部の鈴木です。
わたし、ときどき無性に焼きたくなるんです。
肉とか、野菜とか、おおざっぱに切ったものを
適当に焼いて、わいわい食べる感覚が好き。
でも、わが家のまわりは、ふらっとBBQできる場所が少なく(どこも予約が必要)。
ホットプレートを出してリビングでやるのが、わが家流です。
開催されるのも、だいたい思いつき。
なんとなく天気がいいから(窓から入る光が気持ちいい)とか、
なんとなくイベント感がほしいからとか。
ふと思ったときに、「きょうはホットプレートで焼きたいな」とオトンがいい、
じゃあ17時くらいから早めに夕飯にしようか、という流れになる。
準備はオトンの担当(といっても、野菜を切る&肉を並べるだけですが)なので
材料はだいたい粗い。今回のピーマンなんて、大玉のものを半分に切っただけ。
これは子どもたち嫌がるだろうなあ(特に娘はピーマンが嫌い)と思っていたら、
案の定、娘が「ピーマンきらいー。食べたくないー」と。
「嫌いだから食べないとか、好きだから食べるとかじゃない。必要だから食べるんだよ」
ともっともらしく言うのですが、心の中ではどう食べさせようか思案していました。
イヤイヤ食べたら好きにならないと思うんですよね。
逆に楽しく食べれば、いい印象になって克服できるかもしれない。
なんて思っていると、なにやら娘がブツブツつぶやいている。
ピーマンを小さく切って口にいれ、目を手で覆いながら、なにやらつぶやいている。
「お肉だとおもえ。お肉だとおもえ・・・」
「!?」
妻も私も吹き出してしまいました。
なんと自分に催眠術をかけている!!
オトンたちが笑っているので、娘も楽しくなってきた模様。
半笑いになりながら、「お肉だとおもえ」と唱えています。
これはいい。ここは乗っておこう、ということで
「どう?お肉みたいな味になった?」と聞くと、
娘は、頷きながら食べています。
間違いなく、そんな味しないと思うんですが、
そこはまあ、楽しいからいいということなんでしょう。
結局、ぜんぶ食べきりました。えらい!
いやあ、イヤなことほど、面白くするって大事ですね。
そんなことを気づいた食卓でした。
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子どもと会話
トレセン○選。
手の甲に「声を出す」と、次男のシンが書いていた。
藤沢市のトレセン選考会の日の朝のこと。
サッカーをやっている子どもがいるオトンオカンなら
知っている人も多いと思いますが、
トレセンとは、ナショナルトレーディング制度の略で、
各学校にあるチームから数人が市のトレセンの選考会を受けて
通った子が1年間、そこで練習や試合を通してしスキルを高めていくというもの。
市のトレセンの上には、県のトレセンもあり、これがどんどんどんどん上に行くと
日本代表となります。(詳しくはこちらをごご覧ください)
で、シンはゴールキーパーで5年生の時に、藤沢市のトレセンに選ばれて活動していて、
また今回、6年生のトレセンの選考を受けさせてもらうことになった。
そして当日、とにかく彼なりに力を出し切ろうと思ったのだろう。
力を出し切るためにまずできることとしたのが、思いっきり声を出すということだった。
シンがマジックで書いているのを見ていたが、あらためて聞いてみる。
「今日は、どんなふうに頑張るんだ?」
「オレ、とにかく声を出す!」とシン。
オトン、どこかでもっと技術的なことも言うのを少し期待していたのかもしれない。
ああ、とにかく声なんだあ。と、少し肩透かしを食らったような気もしないでもなかった。
でも、まあ
「そうか、じゃあ、思いっきり声出していこうぜ!」と言い、
「でも、グローブしたら見えなくなっちゃうな、あははは」と軽口をたたいた。
そして、選考会場まで車で送って行った。
ちなみに、この日、ママと妹のノンはまた別の予定。コタは部活。
なので、車の中はオトンとシンの2人。
会場となるグラウンドに着くまで30分弱。
後ろに座っているシン、言葉をひとことも発しない。
けっこう緊張しているようだ。
小5のときに選ばれてはいるものの、
その中で、自分よりあきらかに上手いキーパーもいたりして、
選ばれる厳しさというのを、むしろ昨年より実感しているよう。
会場につき、市内の各学校から選ばれた子たちが何十人もいる。
ゴールキーパーで受ける子は全員で5人だった。
ちなみに、小5のときのトレセンは、40人ほどが選ばれてそのうちキーパーは4人。
小6になるとさらに絞られて20人強。そのうちキーパーは何人になるか。
この日受けている5人の中の3人は、シンも含め小5のときのトレセンに選ばれていた子だった。
選考はこの日のみ。午前中で終わる。
何度も試合をしていくやり方。
2面使ってやっていて、キーパーは4人が試合に出て1人が休むというローテーション。
キーパーの中ではシンは小柄に見える。そこがやはり気になる。
しかしまあ、とにかく声は出ていた。
声だけは、ここにいる子たちの中で一番出ていたんじゃないかと、
親としては思いましたw。
そして選考会終了。
車に2人で乗った。
オトンから先に、声スゴく出ていたぞ、とかは言わずに
まずはシンに「今日はどうだった?」と聞いてみる。
オトンが先に褒めたりすることよりも、
まずは自分としてはどうだったかが大事だと思うので。
「オレ、スゲエ、声出せたと思う!」
ものすごく晴れやかな表情でそう言った。
「おお、そうだな。めっちゃ聞こえてきたぞ。とにかく声を出すって言ってたもんな」
「うん!」
その2日後に、結果の連絡が来た。
落選。
今回は3人のキーパーの子が選ばれたようだ。
この日は、オトン帰りが遅く、シンとは話することができなかったが
翌日、シンと話をした。
「きいたぞ、残念だったな」
「うん、めっちゃ悔しい!」
シン、選考会が終わったときの車の中と同じくらい
元気な口調でそう言った。
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子どもと会話
お決まりのバイバイ。
oton+to編集部の鈴木です。今日は娘の話。
特に早く出社する必要のない朝、
娘を保育園に送っていくのは、オトンの役目。
・・・と書くと、なんだかいいオトンぽいですが、
それはここ最近の話。
3-4ヶ月くらいまでは、仕事が忙しく、
朝は起きてから出社まで家で仕事、という毎日。
(子どもたちの支度は、ほぼ全部妻任せでした。ごめん)
せっかくの家族の時間をなくしているなあ、
これはよくないなあと反省して、
まずは朝送っていくところからはじめている
というのが正確な話です(笑)
はじめてみると、これはとても楽しい時間でした。
ほんの10分くらいですが、ふたりきり。
送っていく車のなかで
保育園でやってる遊びのことを聞いたり、
なぞなぞしたり。
駐車場からの道のりは、
いつまで手をつないでくれるんだろうなあ、と思いながら
手をつないで歩いたり。保育園まで一緒に競争したり。
持ち上げて振り回したり(笑)。
無邪気な時間というのは、パワーをもらえるものですね。
そして保育園につくと、娘が必ず言うんです。
「お仕事がんばってね」と。
そこに、オトンは
「保育園たのしんでね」と返して、
ハイタッチする。
これがお決まりのバイバイ。
朝、モチベーションがあがるルーティンという感じ。
そんないつもの朝。ふと思いました。
こうやって、ちゃんと送り出すというのは
お互いに気持ちがいいものだなあ、と。
けど、たとえば会社で誰かが出て行くとき、
ちゃんと「いってらっしゃい」とか、「がんばって」とか
声かけていたっけ?
自分の仕事に集中して、そういうところが抜けていた気がするなあ、
これからはできるだけ、
そういう声をかけなきゃいかんなあ、と反省。
ときどき忘れちゃうかもしれませんが・・・がんばります。
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商品紹介
ママに感謝を伝えるモニター募集!?
近頃の若いオトンというのは、けっこうママに感謝の気持ちを
伝えたりしているんじゃないかなというような気がするのですが、
いやいやまだまだ! 伝わっていないことも多いだろうし、
「ウチは言わなくても伝わっている」とオトンのほうが勝手に思っていたり、
「そんなの今さら恥ずかしいし」
「あらためて言うタイミングを見つけることができないし」と、
感謝の言葉が放置状態になったり、
「ウチの妻は忙しくて、それどころじゃなくて、感謝の言葉を言ったら言ったで、
余計にイラつかれそう」と、ただただ尻込みしてしまう(ビビる)オトンというのも、
周りを見ているだけでも、ある一定数いそうな気配です。
「そこを、ちゃんと伝えましょう!」ということを書いても、
やらないオトンはやらない。というのも想像できます。
でも、それでもですわ。
そんな中でもたとえ1人でも感謝の気持ちを伝えることができるオトンが増えたら、
と思いまして、今回、
というモニター募集を紹介します。
これだったら、心の中では思っていながら感謝の言葉を言えないオトンも
「いやあ、たまたまモニターになりませんか?って言われたからさあ」
なんていう言い訳もできたりするのではないかと思ったわけです。
そういえば以前、小さい子どもがいるママたちにヒアリングをしたところ、
そんなママたちが一番してほしいことは、
「ひとりにさせて!」
でした。でも、だからといってダンナと子どもだけにするのは
不安だと。任せられないと。
だから、やっぱりひとりの時間を持つことができないのよ、あたしたち!
というスパイラル。
ダンナからしてみると、家事に育児に忙しいママに「たまには2人で」
と思う人も多いと思いますが
(それはそれで嬉しいママも少なくないと思いますが)、
「お願い、ひとりにさせて」というママが多いというのは、
ダンナのあさはかな想像を超えて、もっと切実なのかもしれませんね。
そんな中、こちらのモニター募集は
「リフレッシュをプレゼントするコース」と「たまには2人でお食事コース」
の2つがあるようです。
「tsubura」という、一時預かり保育施設がやっていて、
どちらのコースにも3時間の託児サービスがついています。
これは、ダンナに任せられないママも安心か?
そして、任せられても自信がないダンナにも朗報か?
いや、でもママ視点でみると
「そんなモニター募集なんかに頼らずやってほしいわ!
でも、任せられないんだけどね」
という、またしてもこのスパイラルに
ハマってしまうことになるかもしれませんが(笑)。
※※※
そういえば、6/7(火)にNHKで放送されていたクローズアップ現代
「妻が夫にキレるわけ ~“2800人の声”が語る現代夫婦考~」
というのも興味深い内容でした。
※※※
話を戻しましてこちら、オトンのみなさん、いかがでしょう?
tsubuaサプライズギフト用モニター募集:2016年6月20日まで
◎モニター募集の詳細については、tsuburaのHPをご覧いただければと思いますが、
下記にも概要を記しておきますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
表参道原宿の一時預かり保育施設「tsubura」では 「頑張っているままにぱぱからサプライズギフトを送りましょう!」という企画を計画。 そこで今回、この企画にモニターとして参加いただける方を募集します!もちろん無料です!!
募集人数:2組
応募〆切:6月20日(月曜日)
当選発表:6月21日(火曜日)
下記、tsuburaが用意するサプライズギフトの一連の内容を試して下さい。 ・チケットを購入(モニターなのでこちらは無料) ・ママにプレゼント ・チケットを使って実際にお好きな店舗に行く (お出かけの間、お子さまはtsuburaにてお預かりさせて頂きます) ・お預かりの際にご家族の記念撮影をさせて頂きます。 ・お預かりの間にお子さまの手形、足形をとらせて頂き、 ママが帰ってくる時にメモリアルフォトフレームに入れてお渡し。
体験後、お試しいただいた感想を含むアンケートにご協力下さい。
後日弊社HP、SNSにアップさせて頂きます。
◆こんな方の応募をお待ちしてます!!
・もうすぐ子どもが1歳を迎える、または迎えたばかり。
・今まできちんと感謝を形にして伝えた事がないぱぱ。
(お子さまは何人でも何歳でもかまいません。)
今回募集のモニタ-様は無料です!
<サプライズギフトの内容> 価格:18,500円(税別)
◆ご希望の店舗で使えるチケット(12,000円〜20,000円相当)※
◆3時間託児サービス(上記店舗をお使い頂く間のお預かり)
◆メモリアルフォト
◆tsubura無料託児チケット1時間分(※モニターの場合は付きません) ※tsuburaは原宿表参道青山周辺の美容室やエステ、ネイルサロン、飲食店などのサービス店舗と提携しています。 そのサービス店舗で使用できるチケットになります。
◆店舗は以下よりお選び頂きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎Aコース/1年間頑張ったままへリフレッシュをプレゼント
・GAFF ギャフ(美容室) ・emu claret エミュクラレット(美容室) ・HARISIENNE ハリジェンヌ (美容鍼) ・POOL プール (美容室) ・SHANTI BEAUTE シャンティボーテ(エステ) ・RURI NAIL ルリネイル (ネイル) ・Fi-Ne フィーネ (美容室) ・sherbets シャーベッツ(美容室)
◎Bコース/たまには2人っきりで。。。おいしいをプレゼント
・Restaurant MASA UEKI (飲食店) ※ リフレッシュコースは10:00〜18:00の間でご利用下さい。 ディナーコースは17:30〜となりますのでtsuburaを17:00〜20:00でご利用下さい。 ◆お申し込みにあたっての必須条件 ・Bコースは6月25日(日)にご参加いただける方 ※Aコースは日にち不問です。 ・tsuburaのHPやfacebookなどのSNS媒体、その他宣伝用の外部サイトに掲載する予定です。 顔出しに同意いただける方のみご応募下さい。 ・託児所利用の様子、サービス店舗での様子など、随所で写真を撮らせていただける方。
tsuburaについて、モニターお申し込みについては、こちらから
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ちょい遊び
フリスビー持って、キャッチボール。
ある週末の夕方、ウチの黒い犬ナルの散歩にオトンが行こうとして、
その時家にいた小6のシンを誘う。シン、ちょっと疲れているのか、
乗り気ではないようだ。が、オトンの前では「うん、わかった」と言った。
オトンがリードをつけたり準備をしていると、
シンがママに「オレもいかなきゃダメ?」と言っているのがきこえた。
ちなみに、シンは兄のコタ、妹のノンより口数は多いほうではない。
いや、兄がしゃべりすぎかもしれない(笑)。たぶんそうである。
オトンに言わずに、ママに言うんだなあ。
オトンには直接言えないのか。オトンがこわいのか?
とかちらりと思ったが、そこはなにも聞かなかったことにして、
海岸でちょっと遊ぼうと、オトンはいつもは持っていかない
フリスビーを手提げ袋に入れて、ナルの散歩に出かけた。
シンも一緒に。
いつものコースの川沿いを歩く。
もうすぐ2才のナルが先頭を勢いよく歩く。
リードを持っているオトンが2番手を行き、
その2〜3メートルうしろにシンがタラタラと歩いている。
「シン、歩くの遅くないか?」と言ってみるも
「オレ、いつもこのくらいだから」
とムスっとこたえるシン。
まあいいや、と思いそのまま海岸に着いた。
海岸は夕暮れ時。
ナルのリードを伸ばして、砂浜に降りていった。
リードが長くなって思いっきり走り回るナルを見ながら
手提げ袋からフリスビーを取り出した。
「投げるぞー!」大声でオトンが言い、
オトン、フリスビーを思いっきり投げる。
フリスビーを追っかけて見事にキャッチするナル、ではなくシン。
フリスビーはシンと海で遊ぶために持ってきた。
ナルはフリスビーに興味を示さない。
フリスビーをオトンに投げ返し、
オトンまた思いっきり投げる。
シンよりちょっと離れたところに向けて。
シン、また走ってキャッチ。
これを繰り返す。
シンは幼稚園になる前から投げあいっこみたいな遊びがとにかく好きで、
キャラクターやヒーローや乗り物には目もくれず、
ひたすら大きいボールやら小さいのやら、紙くずを丸めたものやら、
紙ヒコーキでさえもキャッチボールのように投げあっていた。
今でも家の中でシンに向かって、ちょっとなにか投げると、
すぐにキャッチボールがはじまる。
ちょっとの時間であっても笑顔で投げてきて、キャッチする。
これが、彼とのコミュニケーションなのだなあと思う。
何度もフリスビーを投げあっているうちに、日が暮れてきた。
オトンが「そろそろ帰ろうか」と言うと、
「うん」と、シン。
楽しかった。
ナルはひたすら砂を掘っていた。
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オトンの心得・決めごと
できないことは、一緒にはじめればいい。
oton+to編集部の鈴木です。今日はサッカーの話。
さて。
息子がサッカーをやっているんですが、
なかなかどうして、お世辞にもうまいとは言えず。
どちらかというと球蹴りの域を脱しないというか、
いや、そもそもやる気あるんだろうか、と。
そんなことを妻と悩んでいたわけです。
いま、小学3年生。まわりの子たちは
だんだん『サッカーらしい』動きになってきている子もいて、
このままだと追いてかれるなあと不安になってしまったり。
とはいえ、私は野球部でして、教えることもできず。
せめて、意識を変えてみよう、というか、
サッカー自体をもっと好きになれば変わるんじゃないか、
と思って、キャプテン翼みたいなアニメを見せてみたり、
がんばろうぜ、と発破をかけてみたり。
でも、あんまり進歩はなく、うーむと悩んでしまい。
思い切って、直接聞いてみることにしたんです。
「サッカー好きか?」と。
そうしたら、「うん」と息子。
「うまくなりたいか?」と聞くと
また、「うん」と。なんだかちょっとうつむきながら。
もしかしたら私は勘違いしていたのかもしれません。恥ずかしながら。
たぶん息子は、あんまり好きじゃないとか、向上心がないとかではなく
むしろうまくなりたいんだけど、なれないことが嫌だったんじゃないか。
どうしたらいいか、よくわからなかっただけじゃないか。
それで、言ってみました。
「土日は毎週、一緒にリフティングやろうぜ。一緒に20回できるようになろうぜ」と。
私は野球部なので、サッカーはできません。
だからはじめは、教えられないし、どうしたもんかとも思っていたのですが、
だからこそ、一緒にはじめればいいんじゃないか、
一緒に楽しんで、一緒にうまくなればいいんじゃないかと。
それからは、リフティングだけでなく、
Youtubeでかっこいいプレー動画を見ながら、
「おお、かっけー」とか、「すげー」とか、
わーわーやるようにしました。
すると・・・
この間は図書館で、「おれ、サッカーの本よんだよ」と言ってきたり、
「シュートはここで打つんだ」と教えてくれたり。
なんだかちょっとずつ、前向きになってきたような気もします。
オトン的にも、共通の趣味ができた感覚で楽しくなってきました。
現在、リフティングはオトンが連続4回。息子3回。
プライドにかけて負けられません(笑)
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子どもと会話
カチンとくるオトン、予想外の態度に出る子ども。
昨日は、神奈川県海老名市にある
「家庭が充実していると、思いっきり働ける!
では、仕事に忙しいお父さんができることって?」
という感じの内容のことを「父親が子どもとがっつり〜」本の
出版社である三輪舎の代表、中岡さんと約90分ほどお話させていただきました。
1歳未満の小さなお子様連れのご夫婦や、結婚したばかりのお子様がいない旦那さん、
もう大学生になるお子さんを持つお母さんなど、様々な層の方がいらっしゃいました。
途中、小さい子を連れたお母さんは、席を外したりもどってきたりしながら
話を聞いてくれていました。
最後のほうに質疑応答があったのですが、その中で、
「布施さんが子育てで失敗したなと思ったことは?」という質問が出たりしまして。
その時は、「父親の私が、カチンときてしまったりしたすぐ後、失敗したなあと思います」
と答えたんですけど、もう少し正確にいうと、
父親の私がカチンときてしまって、子どもに強い口調で怒ってしまったときの
子どもの反応が予想外だったときに、これは失敗したなと思うことが何度かあったんです。
子どもの叱り方については、世のオトンも関心が高くなっていますが、
やっぱり親も子育てを通して成長途中の人間なので、
一瞬でも腹が立つ、ヒートアップすることがあったりするオトンというのは
実はけっこういるのではないかなと思います
(そうはいっても限度はありますけど)。
そのヒートアップした時の怒り方を反省するというきっかけが、
思い出してみると、その時の子どもの予想外の行動、態度を目の当たりにしたとき
だったんですね。
自分の体験でいうと
「子どもに腹が立った勢いで怒ってしまったけれど、
まあ、それをきっかけに子どもは反省をして泣いたりして、
その後、子どもにゆっくりと話をして諭す」
というオトンとしてのシナリオを想定したりするんですが、
実際は、子どもは泣きもしない、表情も変えない。むしろ
オトンである自分より腰が据わって見えてしまい、全く自分のシナリオ通りじゃないんですね。
こういった子どもの予想外の態度に対して、ただただ戸惑うばかりのオトンでしたわ、自分は(笑)。
このトークイベントが終わり、夕方家に帰り
午後は晴れたので家のデッキでBBQをしようということになって
そそくさと炭をおこして、コンロを囲み、
家族5人、ガシガシ焼いて、ワシワシ食べたのですが、
そのあとしばらくして、中3の長男と喧嘩みたいになりましてね。
勉強の仕方みたいなことで。
彼には彼なりの考えがありますから、
なんかオトンの言葉がまっすぐに相手の中に入っていかないんです。
「言っていることが、ここまで伝わらんのか!」というこの伝わらなさ度合いというのも
オトンにとっては予想外でして、だんだんと口調も強くなっていったわけですわ。
子どものほうからみても、同じじゃないかと思います。
「自分が言っていることが、ここまでオトンに伝わらないとは」と。
だから、それぞれの口調が強くなってきて、
「どっちが先に怒った」だの
「いや、そっちからじゃねえか」だの、
そんな言い合いになったんですね。
そこでオカンが、「これは、どっちもどっちね」と。
はい。たしかに。
少し、そこでお互いクールダウンし、話を進めたわけでございます。
その後は、みんながいるリビングに静かな時間が流れまして、
しばらくしてから、長男が「もう寝るわ、おやすみ」と言ってきたので、
ここぞとばかりに、あらためて「さっきは怒ってゴメンな」と謝ったんです。
そしたら長男も「うん。あっ、俺もゴメン」と。
その場のバトルは、とにかく引きずらないことですね。
そして、もし、オトンのほうにも「これは自分もアカンところがあったな」と
思うところがあるならば、自分から先にゴメンとかスマンと言ってしまったらいいと思います。
自分から歩み寄る、みたいなことを
子どもよりも多く学んでいるはずなので、それをすればいいと。
親だからここはデンと構えて、ここは子どもから謝るまでは、、、とか、
そういうことをしたほうがいい場合も当然ありますけど、
全部がそのケースではないですから。
そのほうが、もっと建設的な話に進めることができるのではと、
今回まじまじと思ったわけでございます。
そうやって気持ちを仕切り直してから、あらためて話をしたほうがいい。
相手の話を素直に聞くことができて、
こちらが言いたいことも言えますからね。
なんだか、当たり前の話になりました(笑)。
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遊ぶ そとで
親子で野球観戦の今年。
それは唐突なできことだった。
とうとうその日が訪れてしまったのだ。
我が家に。
ある日の夜、食卓で。
子どもが学校から持って帰ってきたチラシ。
それをママが見て言った。
「あっ、今年も横浜DeNAベイスターズの試合の申し込みできるよ」
藤沢市民親子の試合観戦、藤沢市子どもデー。
いくつかある試合の日から選んで
親子チケットを申し込むというもの。どの日になるかは抽選だったかと。
昨年、一昨年、その前の年と、連続して行っている。
(親子ペアなチケットなので、追加人数分は購入)
昨年はコタは部活で、シンと2人。
オトンと息子たちの初夏のイベント。
オトンは会社から、息子たちは家からそれぞれ向かい
夕方に横浜駅で待ち合わせ、横浜スタジアムへ毎年行っていた。
途中、弁当やお菓子を買い込んで、試合開始前、少し早めに球場に入る。
ビール売りのお姉さんからビールを買い、ついでにちくわを子どもたちからねだられ
それも買い、試合を見たり、応援グッズを鳴らしたり、双眼鏡でのぞいてみたり
次男はファウルボールを狙っていたり、
スタジアムのスクリーンに、ウチら親子の顔が映し出されることを密かに期待していたり。
もう我が家ではこの時期、毎年恒例のイベントになっていた。
いつまでもこの習慣は続くものだと思っていた。
それが、、、。
「今年も横浜DeNAベイスターズの試合の申し込みできるよ。コタとシン、行くよね」
「いや、いいよ」と中3のコタ。
「オレも行かなくていい」と小6のシン(兄の影響もあるのだろうなあ)。
当たり前のように、どの日の試合だと行けそうかと日程を見てみようかと
チラシに顔を近づけるやいなや、横から飛んできた2人の言葉。
「そうか、、、。今年はもういいか、、、」
オトン、力ない声で、それを受け入れてしまった。
「いやいや、何を言っているのだ君たち、1年に1回のイベントではないか。
そんなこと言わず、今年も行こう」。
と、言うこともできず。
力が抜けてしもたんですわ。
こう書くと、ものすごくオトンが落ち込んでいるようですが、
そんなこともなく、ただ、ちょっと力が抜けただけです。大丈夫です(笑)。
たしかにね。試合は長いし、帰りの電車は疲れるし、
一度も応援しているチームが勝ったことがないしな。
ちくわなんか家で食べられるし、
ファウルボールが自分のところに飛んでくることも
スクリーンに映し出されることもほぼないだろうし、
まあ、それに、もしかしたら来年とか再来年とか、
ひょっこりまた行くことになるかもしれないし、
今後全く行かないわけでもないかもしれないし。
それにしても、確実に日々変化していっているんですね。
知らないうちに、しっかり1年分の変化を遂げているんです。
そんなことを考えたできことでございました。
こちらは、以前、野球観戦に行っていた頃の記事でございますw。
よろしければこちらもどうぞ。
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遊ぶ そとで
遊びはつくるもの。
「このあいだ、魚つったよ」
突然の息子の言葉に、おっ!とうれしい私。
どっちかというとどろんこ系に育てたくて、
そういう学童とかにもいれていたくらいなのですが、
息子はまあまあインドア派でして。
ゲームとマンガが大好きなわけです。
このままではいかんと、思っていた中での
発言なので、オトンとしてはかなりうれしく。
「どこで釣ったか教えてあげよーか?」と言うので、
「一緒にやろーぜ」と私。
聞けば近くの公園にある池だそうで、
さっそく日曜日に行くことに。
「海老もつかまえたよ!」と言う息子に、
いや、それはザリガニじゃないか(笑)とツッコミつつ、
100円ショップで買った網をもっていきました。
で、あそこにいるんだ、と息子が指さす池(といっても直径15mくらい)のほとりへ。
パンをちぎって池に投げ、その下に網をおいて構える息子。
池の鯉をつるんだ、と。
正確には釣る、というより、獲るですな。罠みたいなもんです。
まあ、鯉もバカではないので、近づいてくることはなく。
それでもときどきすくい上げると小さい魚が、ぴちゃぴちゃとかかったりする。
たまには、遠くになげたパンくずに、
人がいないのを見計らって鯉ががぶっと飲み込むときもあり、
そんなときは、「おおっ!あそこだ」なんて騒いだり。
だんだん夢中になっていくと、
もはや池にはいって、網をすくい出したりする。
そういや、自分も小さいころは、近くの神社の池で遊んだなあなんて思いながら、
こういうのいいなあ、と。
ゲームという誰かがつくった遊びをやるのではなく、
自分で遊びを生み出して、自由に遊ぶ。
そのほうがきっと、深い体験になるし、学びも大きいんだろうなあと思うんです。
ちなみに、その日の釣果(?)は10匹。最後は池に放して帰りました。
こちらの記事もどうぞ。
http://otonto.sakura.ne.jp/?p=1380
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