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ちょい遊び

2013.6.4

ずがこうさくの めあて は?

小学校6年生の時の図工の時間のことを思い出しましてね。

家から持ってきた柿やら茄子やら芋やら、

秋の食材をスケッチしていた時のことを。

自分の中では、なかなかリアルに描けたなあって

図工の時間中、ちょっと悦に入っていた感じだったんですよね。

ワシもなかなかやるではないかと。

なかなかワシもやるではないかと。

(その頃、たくさんの男子が自分のことワシって言ってたんです)

その時、あだ名がジャイアンだった私は、

絵の具の筆を置いて腕を組んで、いまで言うドヤ顔

をしていたんじゃないかと思うんです。

そしたら先生が、つら?っとやってきて、

「いま、この芋の色、どうやったらもっとキレイな色出せるか

考えてるんやろ」と言いながら

そやろ、そやろ、って感じで歩いていったんですよね。

 

そんなことは全く思っていなくて。

なんせドヤ顔でしたから。

キレイな色てなんや?と。

 

ドヤ顔が不可解な顔になって、ずっと芋を見てました。

そしたらまた先生がやってきて、

「まだ、悩んどるんか。ちょっと貸してみ」と、

パレットで色を作りはじめたんです。

鮮やか?な紫色が出来まして。

「どやっ」って言って、また歩いていったんです。

 

なんか腑に落ちなくてね。

だって目の前の芋、土まみれなんですもん。

黄土色ですわオウドイロ!

そんな中にも濃淡があって、芋の赤い色が覗いているところ

とか土がモコっとなっているところとか、自分なりに描き分けたつもりだったんです。

先生が作ったキレイな紫色が、目の前の芋にはないんです。

僕には見えなかったんです。

『先生どこ見てるんやろ』

『サツマイモってのはこういう色やっていう自分の思い込みで色作りおったな』

と子どもごころに思ったんですよね。

 

 

昨日、こんな文章を読んだんです。

satouchuryo

 

(『子どもの美術1』昭和55年度用/現代美術社/より)

これ、札幌にある子どものアートスクール まほうの絵ふで さんのサイトで

紹介されていたもの。

 

うんうん、そうだなあ。ずがこうさくの“めあて”。

 

芋先生も、たぶん、サツマイモの色、自然の紫色っていうのはこんなにキレイなんやぞ。

っていうことを教えたかったんだと思うんです。

ただ、僕の目の前には、それはそれは美しい土色を纏った芋でしたけど笑。

 

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