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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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俳優、お笑いユニット、アーティスト 片桐仁さん
特別連載企画
"オトン"なアーティスト Vol.03

僕の舞台とかライブを子どもに観せて「どうだった?」って訊くと「普通」とか言うんですよ(泣)。

俳優、お笑いユニット、アーティスト 片桐仁さん

俳優、お笑いユニット、アーティスト 片桐仁さん

家族構成:妻、息子(4月から中1)、息子(4月から小1)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 写真:吉谷吾郎

―お裾分けのお付き合いはいいですね。

それと畑で家庭菜園をやっているんです。大家さんが教えてくれるんですよ。畑には勝手にフキノトウが生えていて、イヨカンだか夏みかんだかの木があって、春になるとアスパラガスも勝手に生えてくるんです。それ以外にもジャガイモ、サツマイモ、ニンニク、玉ねぎ、プチトマト、ゴーヤ、スイカ、豆とか。

―すごい!いろいろ育てているんですね。

でも失敗するんですよ。冬はマルチングっていって黒いビニールを敷いたりして端正込めているんですけど、全然元気がないとか。去年は、青パパイヤが好きだから植えてみたんです。でも寒くなった途端全部枯れてしまいました。

―何年ぐらいやってるんですか?

はじめて7年めです。大家さんに教わりながら、その辺に生えているラズベリーなんか食べながら。前、巨峰を植えた時はネズミが食べに来て、やめました。手間とか考えるとお店の方が全然いいし、お店の方がむしろ安いんですけどね。雑草抜くのとかすごくめんどくさいし、無農薬で育てているんですけど、根切り虫っているコガネムシの幼虫に根っこを食べられちゃったら終わりなんですよ。でも、そういう幼虫を子どもが見つけたりすると、「僕たちが育てる!」って言って虫かごに入れるんです。それはそれでいいなと思っています。

―上の子とは最近どんな会話されました?

こないだ、「誰々が言っても怒られないけど、僕が言ったら怒られる」って言ってたんです。だから「それ、大人になってもずっとそうだよ」って言ったんです。「世界ってそういうもんなの。誰が言うかなの」って(笑)。「正しいとか悪いとかじゃなくて、この人は言ってもいいけど、アイツがこれを言ったら許さねえとかあるでしょ」って。でもそういうことを学校で体験したみたいですね。それに、番長的な影響力のある子が言うことに、みんなが引っ張られたりとか。

―僕たちが子どもの頃も、そういうことありましたね。

はい。でも、小学校の時に影響力あった子が中学校になって目立たなくなるっていうこともありましたよね。僕が小学校の時も筒井軍団と加藤軍団に分かれていたんです。小学校5~6年の時は筒井軍団が最大派閥だったんですけど、中学校になって、筒井くんそんなに目立たなくなりましたから。なんで小学校の時あんな派閥のリーダーだったか思い出せないくらい。で、小学校の時、先生がその派閥の構造を見るにみかねて、学級会で「誰が筒井軍団で、誰が加藤軍団なんだ?」ってことで軍団別に別れろってことになったんです。それで僕、加藤軍団だと思ってそっちに行ったら「仁ちゃん加藤軍団じゃないよ」って言われて。それで、そういえば初めの頃、酒井軍団っていうのもあったから酒井くんのところに言ったら酒井くんに「違うよ」って言われて、僕ひとりになっちゃったんです。俺がすごくかわいそうみたいな雰囲気になっちゃって。先生が「片桐はひとりか。ずっとひとりだったのか?」って話になっちゃって、「こんなとこでそんなこと言うなよ」って。あれはイヤな思い出でしたね。どうにもできなくて、どこの軍団にもいけなくて、ただシクシク泣くという。すごく覚えていますね。5年生で男子が泣くっていうのもキツイですね。でも中2でも泣きましたけど(笑)。

―中2の時は、なんで泣いたんですか?

女の子に口喧嘩で負けて(笑)。あと先輩にいじめられて泣きました。

―先輩には目をつけられるタイプだったんですか?

そうですね。カツアゲとかされるからずっと下向いて歩いていました。そしたら肩がぶつかっちゃったりして、カツアゲされて(苦笑)。塾の行き帰りもイヤでしたから。本当に人通りの多いところだけを通っていました。暗い道を通ると狩られるので。

―そういう経験って、今の糧になっているところもあるんですか?

ないです。イヤな思い出でしかないです。今でもフラッシュバックしますもん。でも、お笑いだから、それを笑いにしていけたというのは得していると思うんですけど。でもやっぱり、今でもワーっと思い出して、イライラしたりすごくイヤな気持ちになったり。10代の多感な時期はそういう意味でも大事だなと思います。

―親には言いました?

親に言ってもしょうがないと思っていました。親がどうこう出来ることでもないなと。僕、わりとみんなとコミュニケーションとるタイプだと思っていたんですけど、そうやって悪い絡まれ方をするようになって、僕から発するのをやめようと思ったんです。授業でも手をあげなくなったり。でも楽しいこともありましたけどね。中学も塾も。

―高校で絡まれたりとかは?

高校が男子校だったんで、さっき言ったように勉強が出来なかったんですけど、男子校だからか陰湿な感じがなかったんです。何か揉めごとがあったら喧嘩だったんで。

―喧嘩してたんですか?

見てました。喧嘩してるなーって(笑)。

―大学は?

もう最高でした。だって絵の授業ばかりなんですよ(笑)。

―そうか、やっぱりお父さんは絵が好きなんですね。

いや、美大に入って嫌いになりました(笑)。普段はほとんど描かないし。40歳過ぎて、最近やっと好きになってきましたね。

片桐仁さん

今回の"オトン"なアーティストは、

片桐仁さん

家族構成:妻、息子(4月から中1)、息子(4月から小1)

オトンが楽しく暮らすマンション。

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