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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.04

「お前は父ちゃんと母ちゃんの子だから絶対大丈夫だ」。と言われてきました。僕も同じことを子どもに言ってあげたいです。

俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん

俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん

家族構成:妻、息子(中1)、娘(小5)、娘(小3)、娘(小1)、息子(1歳)

オトンなアーティスト、第4回はつるの剛士さん。5人のお子さんのオトン。今回はこの4月に中2になる息子さんとのやりとり。つるのさんが高校生の頃のお父様のお話などを伺いました。ちなみに、お父さんが娘さんの髪を結ぶのはとてもオススメだそうですよ。

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 写真:吉谷吾郎

―よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

―つるのさんは、いいお父さんとして、子育てに関する取材とかたくさん受けられていると思うんですが。今日は、上の子との関わり方とかを中心にお話を伺えればと思っています。

わかりました。まず、僕、イクメンとか言われていますけど、特にそういった育児雑誌を読んだこということはなくて、僕の両親がマニュアルなんです。長男が中学生になって、自分の時は親がどういう風にしていたのかなというのはよく考えますね。

―つるのさんのお父さんははどういう人?

銀行員でした。その頃は時代的にも仕事バリバリ人間で、休みは日曜日だけでした。でもいなくて寂しいということはなかったですね。親父は亡くなっているんですが。日曜日になると出かけたりという思い出が多いです。

―どういうところに出かけていたんですか。

例えば、日曜日に起こされて、当時は大阪に住んでいたんですが、親父と一緒にカメラを持って京都の嵐山まで行って景色を撮ったり。僕は高感度100くらいの安い白黒フィルムしか使わせてもらえませんでしたけど。他にも家族でドライブしたり旅行に行ったりという思い出がけっこうあります。

―何歳くらいの頃の思い出が濃いですか?

高校生になって、よくある自分が親と出かけたくないっていう年齢になったんですが、それでも僕、家族と出かけていました。思いっきりロン毛で家族と一緒に写っている写真もあります。それを先日発見して、高校生でも家族と一緒に出かけていたんだなと改めて思いましたね。その頃、親父が家族旅行のために新潟の温泉宿を予約したとか、どこどこの旅館に行こうとか、そういうのがあったので、子どもとしても親父に気を遣ったというか、親父がせっかくやってくれているんだから行かなきゃ、と思っていたところはあります。

―優しいお父さんでした?

基本的には優しかったです。でも僕が高校生くらいになり、社会に出ることが近くなってから、男としてどうあるべきか、社会とはこういうものだなど、そういうことに対して厳しく話をされることがありました。謙虚になれとか世のため人のためになれとか。ファミレスで朝まで訥々(とつとつ)と話していました。中学3年くらいからですかね、それは。

―お父さんと2人で朝までファミレスで?

2人です。いつも、メシ食いに行くかと、天一でラーメンを食べて、その後ファミレスに行ってコーヒー飲みながら喋っていました。僕は僕なりに、俺は子どもじゃないんだというところを親父に分かってもらいたかったんです。でも、ファミレスでの親父との話が自分を早く社会に出たいという気持ちにさせてくれたんです。

つるの剛士さん

今回の"オトン"なアーティストは、

つるの剛士さん

家族構成:妻、息子(中1)、娘(小5)、娘(小3)、娘(小1)、息子(1歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

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