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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.04

「お前は父ちゃんと母ちゃんの子だから絶対大丈夫だ」。と言われてきました。僕も同じことを子どもに言ってあげたいです。

俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん

俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん

家族構成:妻、息子(中1)、娘(小5)、娘(小3)、娘(小1)、息子(1歳)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 写真:吉谷吾郎

―今まで息子さんとのやりとりの中で、やっちまったなあとかいうことはありますか?

いやあ、どうだろう?ないな。息子が思春期というか繊細な時期になってきて、それはけっこう自分としてもシリアスなことではありますけど。

―自分の怒りをあらわにしてしまったこととかは?

それはあります。塾に行くはずの時間に宿題もしないで、その時もプレステをやっていて、僕ブチ切れしてソファを蹴ったんです。そしたら捻挫しました(笑)。
その時はアドレナリンが出ているので痛くなかったんですが、後になって、やっちまったなと(笑)。

―爆発するお父さんなんですね。

普段は優しいパパなんですけど、僕、ファイナルウェポンなんです。たまにしかないけど、イッちゃったらヤバイというのを子どもは知っていて、妻も「パパに言うからね」と子どもたちに言うんです。たまに妻から電話がかかってきて電話口の向こうでワンワン泣いている子供の声がしています。「パパに言わないでー」って(笑)。

―お子さんたちの性格とかはバラバラ?

そうですね。それぞれの魅力があります。この子はこういう感じで、これは楽しそうでこれは苦手そうなんだとか、そこは親としてしっかり見ていきたいですね。子どもの目の輝きはそれぞれ違うのでそこを見逃したくないなと思います。あとは放任ですが。

―我が家のルールとかってありますか?

ウチ、お小遣い制なんですけど、歩合制でそれぞれの貯金箱に入れるんです。家に帰って奥さんと話しをするんです。今日は誰がお手伝いしてくれたとか。そしたら貯金箱に100円ポーンって。月末にお小遣い会議があって、テーブルにみんなお金をジャーって出すんです。それで、今月はこうだったからこうだったって、みんなで話し合って来月みんな頑張りましょうって。そういうのをやっています。もちろん年齢別に金額が違いますけど。もう4年くらいになりますね。

―つるのさんのアイデアですか?

はい。奥さんとのコミュニケーションもとれるし、子どもたちの状況もわかるし。仕事で家にいない時にもこれは分かりやすいなと思って。

―家を留守にされている時って、奥様から今日はこんなことがあったよとか頻繁に連絡は来ます?

基本的にはないですけど、今は1番下の子が小さいので、動画とか写真とか送られてきます。1番下の子は、お姉ちゃんたちで取り合いなんですよ。上の子どもたちが面倒見てくれて、すごい気が楽と言うか、すでに孫を育てている感覚です(笑)。上の4人は1年半くらいの差だったんで、小学校行くまではグチャグチャとした忙しさがあったんですが、今はもう自分で学校にも塾にも行くし、以前は親が送り迎えしなきゃいけなかったのが、今はお兄ちゃんお姉ちゃんにくっついて下の子も行くからすごく楽ですね。そこに5人目が生まれて、もう上の4人を経験しているのは大きいです。転んでも「はい、死にやしない」熱が出ても「はい、突発性」とか、経験値が高いんですよ。そして可愛さがひとしおと言いますか、もう全然違う可愛さと言いますか(笑)。

つるの剛士さん

今回の"オトン"なアーティストは、

つるの剛士さん

家族構成:妻、息子(中1)、娘(小5)、娘(小3)、娘(小1)、息子(1歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

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