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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.04

「お前は父ちゃんと母ちゃんの子だから絶対大丈夫だ」。と言われてきました。僕も同じことを子どもに言ってあげたいです。

俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん

俳優、タレント、ミュージシャン 神奈川県藤沢市 つるの剛士さん

家族構成:妻、息子(中1)、娘(小5)、娘(小3)、娘(小1)、息子(1歳)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 写真:吉谷吾郎

―それ具体的にはどういうこと?

例えば、息子の目が青いとか、ラーメン食べている時に髪をかきあげたらピアスしているみたいな。その時、母親が「えーっ!!!!!」って言ったの覚えていますもん。でも、息子がそれをしだしたら、僕も心配になると思います。この先、そういう僕の想像の範囲を息子が超えることがあると思うんです。

―つるのさんの想像の範囲ってどの辺りでしょうね。

僕、ピアスあけたり、カラーコンタクトを入れたのは、芸能界に入りたいっていう目的があったからなんです。母親からしたらものすごく驚いたようなんですが、父親は分かってくれたんですよ。「ええやないか、剛士は芸能界目指してるんやから、普通の子と同じことやったらあかん」みたいな。すごい寛大だったんです。でも親父、銀行員ですからね(笑)。親父は僕の夢を分かっていて見ていてくれたんですね。僕もそういう親でありたいと思いますし、息子が枠を飛び出してきても許してあげられるような、息子はなんでこういうことをしているんだろうと考えて、親として見てあげられるくらいの距離感は保っていたいと思います。

―子どもの夢を分かって見てあげられる距離感—

でも、ちょっと飛び出してきたんですよ、最近。アニメイトに行って女の子のフィギュアを買ってきたりとか。「ああっ?」って思いますよ。僕、その道を通ってきていないので。周りのサッカー部のかっこいい友達なんかも買ったりしているんですよ。なんだか僕たちの時代とは違うんですよね。アニメに対しての取り組み方が。

―アニメに対する取り組み方(笑)?

僕らの頃はオタクだったんですけど、今はスタンダードみたいです。LINEのヘッダーも、なんかのアニメのなんとか少女のなんとか魔法使いのどうのこうのっていうヘッダーなんです。なんじゃこれ?って(笑)。でもその画像がカッコいいんですよ。サイケな感じで。そういう見方をすると、いいじゃんって思うんですが。まあ、ウチの奥さんもヘンテコな漫画をいっぱい読んでいて、エログロみたいな本がたくさん本棚にありますから。そこに感化されたのもあるかもしれないですね。

つるの剛士さん

つるの剛士さん

今回の"オトン"なアーティストは、

つるの剛士さん

家族構成:妻、息子(中1)、娘(小5)、娘(小3)、娘(小1)、息子(1歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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