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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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俳優、お笑いユニット、アーティスト 片桐仁さん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.03

僕の舞台とかライブを子どもに観せて「どうだった?」って訊くと「普通」とか言うんですよ(泣)。

俳優、お笑いユニット、アーティスト 片桐仁さん

俳優、お笑いユニット、アーティスト 片桐仁さん

家族構成:妻、息子(4月から中1)、息子(4月から小1)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 写真:吉谷吾郎

―分かる気がします。技術家庭が好きっていうのは、どこで知ったんですか?

プラモデルとかが好きなんです。僕も好きなので一緒に作ったりするんですけど、息子はヤスリをかけるのが最高に好きみたいです。

―そこめんどくさいと思う人たくさんいる気がしますが。

そうそう。僕も息子にそんなにやってたら時間かかるよって言ってたら、「いや、面をキレイにするのにはこのくらいはかかるでしょ」って言われました(笑)。

―あははは。職人的ですね。下の子はどうですか?

次男は絵が好きなんです。絵ばっかり描いていて。それを僕が見て、絵が好きなんだなって嬉しそうにしていると、兄としてはなんか思うところあるのかな、とも思ったりするんですけど。

―創作活動は、ご自宅で?

はい。僕は六畳の部屋があって僕はそこで。子どもは子どもでやっています。僕の部屋は危ない刃物とかいっぱいで物がぎゅうぎゅうなんです。だから子どもは長居しづらいんですが、たまに「ちょっと一緒にやろう」って言って粘土あげたりします。僕の作ったものを見せて「どうだ、うまいだろ」「うまい!」「そうだろ、お父さん、うまいんだよ」って(笑)。個展とかやると、子どもがお客さんに説明しているんです。「ここはね、こうやって開くんだよ」とか。

―お父さんのことは誇りなんですね。

そういうのはあると思います。そういう風に嫁さんも言ってくれていますし。

―そういえば先日、久しぶりにテレビでネタを拝見したんですが。

あ、エレ片ですね。

―あの、これでもかのウンコネタ、お子さんの反応はどうなんですか?

あれはもう爆笑ですよ。男の子ですから(笑)。あれ、劇場でも見せていますしね。でも、ネタと子どもの反応っていうのは複雑ですね。上の子はかなり早い段階から舞台を観に来ているんです。初めて観た舞台、僕は2役で2回殺される役だったんですね。お客さんを入れずに本番同様にやるのをゲネプロっていうんですが、その時、嫁さんと子どもは客席で観ていたんです。僕が殺される時子どもが騒いでいる声が聞こえたので、怖かったのかなぁと思って、終演後に「どうだった?」って訊いたら「お父さん、殺されてたね」ってニコニコしながら言っていましたけど(笑)。

―お父さんの舞台がトラウマにならなくてよかったですね。

子ども、舞台のセットとかステージの回るお盆とかを見るのが好きみたいですね。舞台の袖からセットを見たりとか。大工さんみたいな仕事を見るのが。技術家庭好きなので、そっちにも興味があるみたいです。

片桐仁さん

片桐仁さん

今回の"オトン"なアーティストは、

片桐仁さん

家族構成:妻、息子(4月から中1)、息子(4月から小1)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

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