オトンの流儀とか ビジネスマン編

オトンの青野さんと人事の青野さん【前編】

オトンの青野さんと人事の青野さん。

IT会社社員 埼玉県 青野誠 さん(33歳)

家族構成:妻、息子(4歳)

今回のオトンは、某有名なIT企業の人事で働いている青野さん。ちなみに副業でNPOでも働いているそう。4歳の息子さんは公園に行くと砂場遊びが大好き。もっと活発にジャングルジムとかで遊んで欲しいなと、つい思ってしまうお父さんのお話です。

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

第1回:子どもの朝ごはんとか着替えとか保育園に送るとかを、自分がやるようにしてから、気持ちのバランスが取れました。

―よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

―お仕事は?

会社で営業、マーケと経験をして、今は人事をやっています。3年半になります。副業もしていまして、フローレンスという病児保育などの事業をしているNPO法人でも働いています。

―副業もされているんですね。

はい。副業の方は月に数回活動しています。

―奥様は?

仕事しています。共働きですね。社会保険福祉士で、病院でソーシャルワーカーをしています。

―ご夫婦どちらもお忙しそうですね。

そうですね。私は子どもが生まれてから出社時間を遅くしたんです。10時出社に。子どもが1歳になった時にそうすることにしました。今は、私が毎朝保育園に送っています。

―朝は、お父さんが送るんですね。

はい。夜は残業があったり飲みに行ったりということも多くて妻任せになりますから。

―それはご主人から言い出したんですか?

はい。

―奥さんに何か言われたり、一悶着あってからではなく?

ああ、そうですね。悶着ありました。今のスタイルは悶着後のことですね(笑)。

―お迎えは必ず奥様?

そうですね。家は埼玉の川口なんですが、妻の実家に近いんです。車で10分くらいですね。だからおじいちゃんおばあちゃんにも手伝ってもらっています。保育園に迎えに行く時間は18時なんですが、妻が帰る間際に患者さんが来ると、間に合わなくなることがあるんです。遅くなるときは帰宅が20時くらいになってしまって。そういう時はおばあちゃんが保育園に迎えに行ってくれるので、妻は実家に子どもを迎えに行くんです。

―朝はどんな感じですか?

はい。私は6時すぎくらいに起きてランニングしたり、時には瞑想をしたりして、その後7時過ぎに子どもと妻が起きてきます。朝は私が朝食を作ることも多いですね。妻が先に家を出るんですが、その後、私が子どもを着替えさせたりご飯を食べさせたりして、8時10分すぎに子どもと家を出ます。

―奥様が出かけられてからお子さんはご飯を食べるんですね。

お母さんがいると子どもはどうしても甘えてしまって。おっぱい触りたいだのなんだのって(笑)。

―ちなみに瞑想はどんな風に?

15分から20分くらいですね。以前、鎌倉に会社の同僚と座禅を組みに行ったことがあるんです。その時になんとなく教わった感じのものを家でやっています。

―どうですか?瞑想していて。

頭の中がクリアになりスッキリします。最初はいろんな考え事がバラバラと浮かんできていたんですが、最近は割と集中できるようになりました。

―ほかに家事の役割分担はありますか?

洗濯物を干すのは私ですね。あとは、休日になったら部屋の片付けをやります。普段はルンバにお願いしているんですが。

―ルンバは役に立ちますか?

はい。ものすごくやってくれています。ルンバがいなかったら、今ごろ家が廃れていると思います。

―ルンバに愛情を注いでいる人も結構いますよね。

そうですか?でも確かにうちの妻もルンちゃんルンちゃんって言っていますね(笑)。「ルンちゃん頑張ってくれてたんだねー」って。でも子どもはルンバを怖がります。ルンバのことを。だから朝、子どもがグズグズしているときは「ルンバが来るぞ」って言ってます(笑)。

―あははは。保育園へは歩きですか?

車で送っていきます。駅の近くに駐車場を借りていて、そこに停めて会社に行くんです。帰りは妻がその車に乗って保育園に迎えに行くという連携をしています。

―それは見事な連携プレーですね。ちなみに車の中ではお子さんとどんなことを話されていますか?

車の中では、いつもクイズを出してくれと言われます。それで、今日は何クイズしようかということで、例えばこんな感じに「飴を5個もらいました。2個食べたら何個になったでしょう」とか。そしたら、「誰が食べたの?」とか、単に算数の話だけじゃなくなってくるんです。まあクイズをきっかけに関係ないことを喋ってふざけているんですね。でも、いい時間だなと思います。

―保育園に送っていると何か気づくこととかありますか?

初めは僕や先生に甘えていたのですが、最近は友達と手をつなぐようになったり、一緒に走り回って遊ぶようになったなというのは、見ていて思います。

―そういう姿を奥様から聞くのじゃなくて、お父さんがリアルタイムで見ることができるのは貴重かもしれませんね。

確かにそうですね。

―ご自身で変わったことはありますか?

なんか、朝、あまりイライラしなくなりました。以前は慌ただしい朝、妻に対してイライラしていたんじゃないかと思ったんです。妻との連携がうまくいかなくて。でも今は、その連携がうまく行っているといいますか、むしろ連携がなくなりました。それが良かったですね。

―連携がなくなったと?

朝は、僕が子どものことをやるようになってから、相手に期待することがなくなって、イライラしなくなったんです。

―なるほど。自分でやると決めてから、期待と現実のギャップがそもそもなくなったんですね。

はい。それともう一つは、朝、自分がやっているという自負というものが生まれたのかもしれません。その前は、妻と一緒に保育園に送っていたんです、そして夜は、妻に仕事を切り上げて子どもを迎えにいってもらうという、やってもらっているばかりな感じがあったんですね。でも、自分もやっているということで気持ちのバランスが取れるようになりました。

―心の拠り所ができたんですね(笑)。ちなみにお子さん習い事とかは?

最近は工作教室に通っています。アトリエで自由に絵を描いたり何かを作ったりしています。

―一緒に行かれますか?

送っていきます。やっている最中は僕らはいなくて、2時間後に迎えに行くんですけど、2時間ずっと同じ椅子に座って黙々とやっているんです。こんなに集中できるんだ、すごいなと思って。

―何でアトリエに?

息子はそういうのが好きなんじゃないかって妻が言ったんです。公園でもずっと砂場で遊んだりしていて、あとレゴが好きですし。先生の教え方もいいなと思ったんです。スキルをあげるという教え方ではなくて、好き勝手にやらせるという感じが。妻と、そういう方針のところがいいんじゃないかという話をして通うことになりました。

―お子さんは行くのを楽しみにしていますか?

楽しいみたいです。

―何やってもいいし、別に完成させなくてもいい?

そう!そうなんですよ。僕が迎えに言った時に、「何作ったの?」って声を掛けると、「お父さん、これは何である、とかじゃないんです」って先生から指導されるんです。

―すごく分かります。親はどうしても、そこに分かりやすさとか成果とか求めますからね。

そうです。いつのまにか、成果に対してのコミュニケーションをしてしまっているんですが、アトリエはそこを目的にしていないという教室なんです。先生がそういう考え方なので、僕たちにも新しい発見があって、とてもいいです。

―青野さんは、優しいお父さんですか?

だと思います。

―このままずっと優しいお父さんでい続けると思われます?

あまり怒ったりはしない気はします。私の父もそういう感じだったんです。怒られた記憶がなくて、むしろいろいろ協力してくれていました。野球のコーチをしてくれていたり、子どもである自分のことを見ているよという感じがすごくあったんです。

―少年野球のコーチですか?

小学校の時はそうでした。それと中学校の野球部でも朝練にコーチとして来ていました。

―嬉しかったですか?

当時は、「は?」という気持ちだった時もあります。反抗期でしたし。でも後々になって、すごくよくしてくれたなと思うようになりました。

―2人で練習とかは?

中学の頃まで、休みの日にたまにキャッチボールしていました。

―それはどちらから?

だいたい父親の方からです。結構思いっきり投げ合っていました。

―本気でやっていたんですね。
じゃあ、お子さんともキャッチボールはしたいですか?

したいですね。

―興味は持ちそうですか?

どうでしょう。野球に興味を持つように仕向けたいと思っているんですが。たまに柔らかいボールとかで遊んでいるんですけど、まだ無反応です。ただ、家が埼玉スタジアムに近いので、放っておくと浦和レッズに感化されそうで。街の雰囲気がもうレッズですから。レッズファンは割とユニホームで歩いていますし、「We are Reds」とかのステッカーを貼っている車もたくさんですし。

―サッカーをやる環境としては抜群ですね(笑)。お子さんに、こうなってほしいとかこうあってほしいとかはありますか?

あまり自分の考えを押し付けないようにして、子どもが好きだと思うことを伸ばしてほしいなと思うんですが、つい、スポーツをして欲しいとは思っちゃいます。やっぱり野球が上手くなって欲しいとか(笑)。でもそれは押し付けなんだろうなと。なるべくそうじゃなく、子どもがしたいこと、得意なことを見出して応援したいと思っています。

―そのためには?

そうですね。なんでも1回やらせてあげようと思います。いろんなところに連れて行ってまずはやらせてみようと。例えばスキーとか。その上で、本人が面白いとか、次もやりたいとかあればいいなあと。

―例えばスキーを体験して、しょっぱなでちょっと痛い転び方をしたりして、「もうイヤだ!」となった時は?

確かに、難しいところですね。もう少し続けてみないと面白さに気づかないというのもありますからね。そうすると、そこまでは頑張ってやらせてみようと。でもそれがいつの間にか押し付けになっていたり(笑)。

―難しいところですね(笑)。青野さんにとって子育てってなんですか?

大げさに言いますと、命を繋いでいくことかなと。

―それは大きな答えですね(笑)。初めからそういう意識なんですか?

そうじゃなかったんですが、子どもが出来て余計に親と話すようになるうちに。親に子どものことを話していると「あんたの子どもの頃もそうだったよ」とか、親から自分の知らない話を聞いたりするので、そうやって繋がっていくもんだなと思うようになりました。

―子は親と同じものを受け継いでいると。

はい。先ほど、うちの子どもは砂場が好きって話をしましたけど、以前、親に「もっと活発にジャングルジムに登るとか滑り台を滑りまくるとかすればいいのに」って話したら「いや、あんたもそうだったよ」って。自分はずっとスポーツをしていたので、自分自身もっと活発なイメージでいたんですが、「俺も砂場好きだったのね」って(笑)。

―しっかり繋がっていますね(笑)。ありがとうございました。

ありがとうございました。

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娘が好きすぎて死にそうなお父さんへ 前編:いつでもどこでも愛娘を見放題の最強写真フォルダの作り方を教える

初めまして。中山順司と申します。

腹にタプタプの脂肪を抱える、46歳のオッサンです。

 

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私は娘が大好きでして、娘(当時中1)を愛するがあまり勢いで書いた「お父さんがキモい理由を説明するね」という記事が空前絶後にバズり、同名の書籍まで出してしまいました。

 

現在、娘は高校2年の17歳。思春期ど真ん中なので、なかなか私と会話してくれません。それどころか、写真さえ撮らせてくれないのです。どうやら私は汚らわしい存在のようです。

 

家庭環境にもよるでしょうが、一般的に女子は中学生になると途端に父の構えるカメラの被写体になることを毛嫌いします。赤ん坊→幼児→小学生と続いてきた家族写真(思い出)は、思春期突入とともに激減してしまう。家族写真の撮影&保管係である父親にとって、これは由々しき事態です。

 

そんな悲しい状況に陥らないためにどうするか。陥ったときにどう突破するのか。「お父さん、ちょっとやめて!私を撮らないでよ!」という抵抗を回避する方法を、2回にわけて伝授します。

 

無邪気に撮らせてくれるのは小6まで

カメラを向けて笑顔になるとか、ピースサインを作ってくれるのは、せいぜい小学6年生まで。中学生になると、とたんに親との会話も減り、声をかけても「別に」「ふつう」しか言わなくなります。会話が減るだけならまだしも、カメラを向けると真顔で「やめて」と横を向いてしまう。しつこく撮ろうとすると、「やめてって言ってるでしょ!」とキレられる始末。

IMG_4649※小学5年生くらいまではスキンシップも可能でしたが…

 

「嫌がるなら撮らなきゃいいじゃん」

いや、確かにそうなのですが、生まれたその日から、ずっと途切れることなく撮り続けてきた父としては、中学入学とともに家族写真が途絶えてしまう悲しみに耐えられません。思い出の連鎖を断ち切りたくないのです。ちなみに成人女性にお聞きしますが、思春期時代の自分の写真って極端に枚数が少なくないですか?中高生の時に父親と映っている写真ってありますか?あっても、かなり少ないのではないでしょうか。だとしたら、親のカメラから無意識に逃げていた結果ですね。

 

嫌がる娘を無理やり撮っても、ろくな写真にはなりません。手で顔を覆うし、シャッターから逃げるのでピンボケするし、うまく顔を捕らえられたところで笑顔はゼロ。さてどうするか。

 

愛する娘に嫌がられないように撮るノウハウ

念のためおさらいしますが、娘にとって父のカメラが汚らわしいわけではありません。カメラに罪はなく、撮影者が父親であることがすべてを否定させます。スマホだから許される、一眼レフカメラだからNGとかそういう生易しい問題ではないのです。ましてや、カメラを消毒すればいいって問題でもありません。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い…ならぬ、父親キモけりゃカメラまでキモい…なのです。

 

そこでとる対策は大きく2つ。妻か親戚縁者を活用します。まず妻ですが、思春期女子といえど母親とは仲が良いパターンが多いので、妻のスマホで撮影させます。で、画像はLINE経由で送ってもらえばOK。

2017-04-22 13.34.15-1

どこかのタイミングで娘に、「母が撮った写真が、いつのまにか父に共有されているようだ…」と気づかれてしまいましたが、いちおう黙認されています。まあ、娘の感情を逆なでしないためにも、彼女の目の前であからさまに妻→夫へと送信することは控えています。共有は深夜に寝静まってから。

そんなケアレスミスで「嫁による撮影禁止令」まで下されては、たまったものではありません。

 

もう一つは盆暮れ正月に帰省したとき、もしくは年に数回ある冠婚葬祭や祖父母が会いに来てくれた機会の活用でして、どさくさ紛れに一緒に被写体として撮影してしまう方法です。祖父母や叔父、叔母、いとこ、姪っ子甥っ子がいる場で、「ホラ、こっち向いて~」とカメラを向けてフレーム内に収めてしまえば、さすがの娘も「撮ってんじゃねーよ」と露骨にキレることもできません。苦し紛れではあるものの、精一杯の笑顔も見せてくれます。

2015-01-03 20.21.05※いとこの手前、おとなしくカメラに収まる娘(笑顔がぎこちない…)

 

さらに、事前に祖父母らに「俺と娘をいっしょに撮影してよ」と根回ししておけば、イイ感じに撮影してくれます。思春期といえどその辺は空気を読んでくれるので、ツーショット写真も夢ではありません。ただし、あまり調子に乗ると、帰りの車の中でため息交じりの舌打ちをされます。乱用は控えましょう。

 

で、撮影してもらった写真を後で回収するとか、dropboxで共有してもらえばOK。1チャンスで大量の写真が撮影できる親戚縁者の集いの場は有効活用しましょう。

 

オシャンティな環境を利用して撮影する

もうひとつ、最近私がマスターした方法が「オシャレなカフェに連れていき、そこで撮る」というハック。娘がスタバ好きであるのはリサーチ済みなので、適当な口実をつけて2人でスタバに行き、ケーキセットを買ってあげます。商品を受け取ってトレーをテーブルに置いた瞬間が狙い目。食べる前を狙って撮るのです。

 

ムーディーなBGMが流れるオシャレ空間ゆえ、家でするように「やめてっ!」とは叫べないのと、加えてケーキセットを買ってもらった手前、「ちっ…まあいいか…」とわりとおとなしく撮影されてくれます。ここでの注意点は、食べる前に撮影すること。食べた後だと、「さっさと帰ろうぜ」モードに入ってしまい、感謝の気持ちも薄れます。喉元過ぎれば熱さを忘れる…ならぬ、食ってしまえば感謝の気持ち忘れる状態になるからです。

1枚当たりの撮影単価が200円くらいするのがデメリットですが、背に腹は代えられません。

2017-03-25 19.12.15

2017-03-25 19.12.19※初めは固さが見られるも、5枚目くらいで笑顔に(無理やり感が残るが)

 

撮影するときのちょっとしたコツですが、「服や髪型を褒めながら撮る」のも手です。「いいねいいねかわいいね、その髪型似合ってるね、上下のコーデもバッチリだね」とまくしたてると、「そ、そぉ…?」とまんざらでもない表情になるので、そのスキを狙って長時間シャッターが押せます。

 

さらに小技を紹介しますと、「いったんシャッターを許したら、できる限り連写する」と良いです。それもくどいくらいに。最初の数枚は「ち、ちょっとぉ~」となりますが、立て続けにシャッターを切りまくることで照れ笑いが生じます。というか、笑うまで押し続けるのです。怒りも臨界点を超えると失笑に変わるので、ここはちょっとした根比べですね。シャッターを切りつつジリジリと近づいていくのも、笑いを加速させるのでGOODです。

2017-06-03 12.30.18

2017-06-03 12.30.23※「なんで今撮るかな~」と嫌がりつつも、最終的には笑顔に

 

どうせ最初の数枚は嫌がる表情しか撮れないので、微妙な写真も混ざります。前半部分は潔く捨てるつもりで、後半でよい画が撮れればよしとしましょう。

 

ちなみにoton+to編集長の布施さんは、家の中で「隠し撮りをする」そうです。わが子がソファでぼーっと座っている姿など、カメラを意識していない瞬間を狙ってコソコソ撮影されているとのことで、私並みに変態だなと思いました。さっそく実践してみます。

 

画像は一元化し、そこから複数の保管場所に格納してゆく

無事に撮影し終えた画像をどう収集&管理するかですが、なにはともあれまずは一元化しましょう。私の場合、複数の情報源(妻、祖父母、叔父叔母たち)から集まる画像を、いったんiPhoneのカメラロールに集約させます。一元化できたらあとはこっちのもの。煮るなり焼くなり好きにできます。

 

集めた写真をそのままハードディスクドライブに移し替えて完了…でも悪くはないのですが、私に言われせれば「そこで終えては、まだアマチュアレベル」です。娘を愛することにかけてはプロ級に変態の私の保存法&鑑賞法を、ぜひ知っていただきたい。声高に語りたい。

 

次回は、究極の「画像管理&保存&閲覧法」を伝授します。

 

中山順司(なかやま・じゅんじ)

愛娘とロードバイクをこよなく愛するオッサン。「キモい お父さん」で検索すると上位結果をほぼ独占するキモさを誇る。freee株式会社勤務&経営ハッカー編集長。ブログ「サイクルガジェット」代表。

 

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子どもの靴を磨くのはずっと僕の役目です。

それほど難しいことなんですね。ちなみに、そんな安里さんは家族と過ごされる時間は、1週間のうちどれくらいあるのですか?

僕は県外出張も多く、毎日娘が起きている時間に帰るということが難しい。帰ってもみんな寝てしまっていることが多いかな(笑)それでも少なくとも週2回は、遅くてもなんとか娘たちが起きている時間に帰って、できるだけ会話をするよう心がけてます。

―娘さんとはどんなコミュニケーションを取られていますか?男の子とはまた違うところもあると思うのですが。

特に意識はしていなくて、やっぱり小さくても女の子なので、娘たちから色々と話をしてくれる。それを聞いているという感じですね。

―そうなんですか!?息子さんとの関係とはまた違った感じなんですね(笑)。

やっぱり自分は男だからね。長男と、娘達とでは接しかたも全然違う。本当に女の扱い方がわからない(笑)。だからうちは、行動する時は長男と僕の男チームと、妻と娘たちの女チームで自然と分かれてるね(笑)。

―父親としてこれだけは続けていることってありますか。

靴磨きかな。子どもの靴を磨くのはずっと僕の役目。日頃あまりコミュニケーションが取れないということもあるけど、靴を磨いていると子どもが毎日どんなことをしているかがわかるんです。汚れていたりすると、またいっぱい遊んだんだなあとか。小さい頃だとサイズもどんどん変わっていくので、成長も見てとれる。靴磨きからいろんなことがわかるんです。で、小学校3年生くらいになると、少しずつ自分の靴は自分で磨けるよう、磨き方を教えて行く。今ちょうど長女には靴磨きを教えているよ。次女はもう少しして三年生になってから教えていくつもりです。

―いいですね。僕もやってみようかな。

何か父親として、一個これはやると決めてやればいいよ。その一つの約束を、絶対守りきる意識で子どもと向き合っていくことが大事。

―お父さんとしての考え方をかなりしっかりと持っていらっしゃるように思うのですが、それはご自身のお父さんから受け継いだものだったりするんですか。

それはないかな。うちの父親は本当に仕事ばっかりで、亭主元気で留守がいいの典型的なタイプの父親でした。

―お父さんとしての理想像をお持ちだったりされるんですか。

壬生義士伝という映画があるんだけど、この映画が大好きでね。中井貴一さんが主演をされているんだけど。その主人公の生き方が、自分としてはものすごく尊敬できるものがある。今まで何度か会社を作ってきたけど、会社を作るたびに役員人全員集めてみんなで一緒に見て、考え方を共有する時間を作るくらい。

―どういうところに共感されているのですか。

主人公は幕末の時代、倒幕される直前の幕府側について、自身の正義のために、そして家族のために信念を持って最後まで戦い抜く姿勢に、とても感動するんです。武士として、そして父親として、最後まで信念を曲げない生き方を教えてくれて、自分にとってはバイブルのような映画なんです。

―なるほど。子どもと向き合うことを大事にされていることや、約束を守ることなど、ものすごく一貫されているのは、壬生義士伝の影響ということもあったのですね。今後、父親として大事にされていきたいことはありますか。

僕たちは責任世代として、これからの子ども達が生きていくための社会を作っていかなくてはならない。だから、父親としてというよりは大人として、社会に対して何か爪痕を残せるような生き方をしたい。そして、子どもには自分の力で生き残っていってもらえるようなそういう生き方を、僕自身の背中で見せていきたいなと思います。

今回の”オトン”なビジネスマンは、

安里繁信さん

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僕が一番影響を受けた男は、息子です。【連載第3回】

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LINEを既読スルーされると「生活費送るのやめるぞ」と思っちゃいます (笑)。

―とにかく、息子さんの病気というのが、安里さんの人生にとってとても大きな転機となられた訳ですね。

でも本当にすごいのは妻なんだけどね。今の妻からしたら、自分とは血が繋がっていない長男を、11年間ここまで面倒を見てくれた。時々学校に呼び出されたりもしていたみたいだし。多分、どうしていいかわからないこともたくさんあっただろうし、時々喧嘩したりすることはあっても、しっかりここまで向き合ってくれた。本当に感謝してますね。

―そんな息子さんも大学生になられたということでしたが。

そう。今は東京の大学に通ってます。それが想像していた以上に、本当に寂しくてね。今は毎日、息子の部屋で寝てますね(笑)。

―それほど大きな存在なんですね。

ただ、LINEを既読スルーされることもあるので、そういう時は生活費送るのやめるぞ、と思っちゃいますね(笑)。

―子育てで失敗したなと思うこととかありますか。

子育ては失敗しかない。というか、子育てという概念自体が間違っていると思うんです。

―子育てという考え方が間違っていると。どうしてそう思われるのですか。

僕は、自分が子育てをしているという考え方があまりなくて。例えば動物であれば、子どもに餌を与えて、外敵から身を守って、育っていくことが子育てかもしれない。だけど、人っていうのは意思を持つ生き物でしょ。例え子どもでも意思を持っている相手を、親がどうのこうのなんてできるとは、僕は思えない。だから、「育つ子は勝手に育つ」とそう思っている。

―なるほど。親だからといって子どもにしてあげられることは限られていると。

そう。だから、僕が子どもに親としてしてあげられることは、環境を用意してあげることくらいだと思ってます。

―環境ですか。

親という漢字は、「木の上に立って見る」と書くでしょ。書いて字のごとく、親として子どもにできることなんて、木の上から黙って見守ることくらい。それでも自分の子どもなんで、どうしてもついつい手を出したくなっちゃうんだけどね。でもそれじゃいけない。育つ子は自分で育つ。だから上から黙って見守ってるだけでいい。その代わり、その子が自由にすくすくと育つ環境だけ、しっかりと用意してあげること。

―安里さんは、お子さんにどんな環境を用意されているのですか。

僕が意識しているのは、子どもの意思をとにかく応援すること。子ども達が自分でやると決めたことは、とことん応援する。そういうことを大事にしている。だからと言っては何だけど、一度言ったことは絶対に最後までやりきること。自分で言ったことは絶対に諦めないということも、子どもと約束してますね。だから、長男が今まで何かを途中で投げ出したことは見たことがない。

―他に大事にされていることはありますか。

後はしっかりと向き合うことかな。子ども達も毎日何かしら悩んでいる。その悩みに対して僕が経験則で答えることも違う。時代も価値観も違うからね。だから、親として一緒に悩んで、一緒に悩みと向き合ってあげること。そういうことが大事なんじゃないかなと思います。むしろ、そうやっていくことで自分自身が一番成長していると思うんです。

―向き合い続けることで子どもも親も成長していくと。

そう。やっぱり最後は、父ちゃんみたいな男になりたいと思ってもらえるかどうかだと思うんだ。そういうことを子ども達に言ってもらえることが、僕たち親にとっての卒業式みたいなもんだと思うんだよね。親としての責任を果たしたぞと。だから、死ぬときにしか親としてどうだったかというのはわからないのかもしれない。

【第4回】に続く

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長男と風呂に入るためだけに沖縄に戻ってきて、次の朝また出張に行きます。

―その時期の仕事はどうされていたのですか。

子どもが病気になるまでは、自分が会社の中では、エースで四番。稟議案件を全て自分で決済していたし、自分についてくれば間違い無いんだぞという考え方でした。そうあるべきだと思っていたし、それが僕のリーダーシップ論だった。でも、子どもが病気になって仕事どころじゃなくなった。子どもと向き合えるのは自分しかいないと気づいたんです。それがきっかけで、仕事を人に任せるようになりました。

―そういうきっかけがあったからこそ、考え方も変わったと。

そう。これは難しいけど、本当に人っていうのはそれくらい大きい出来事がないと変わらんなと。僕の場合は家庭か仕事か、どちらかを選ばないといけないという環境になって、ようやく仲間の支えがあって生きてこれたんだと気づきました。全部俺が引っ張ってきてやったという感覚が、全く真逆になって。今は、補欠でキャプテンというのが僕のリーダーシップ論になって、それを極めようとしています。

―お子さんのことを、「一番影響を受けた男」とおっしゃっていたのは、そういう考え方が変わったことが理由なんですね。

仕事に対する考え方、家族と過ごす時間への考え方。自分の人生を大きく変えてくれたのが、息子でした。だから、いつも息子には「お父さんの一番大事なものが何かわかるか?」という問いを投げてましたね。小さい頃は可愛いもので「僕でしょ!」と言ってくれてましたが、小学校高学年になると照れ臭くなってなかなか言おうとしなくなりましたね(笑)。

―小学校高学年でもそういう会話をされてたんですね。

僕がしつこいので、諦めて最後はちゃんと答えてくれますけど(笑)。

―そういうことを伝えているのには理由があるのですか。

とにかくどれだけ愛しているかを伝えたかったね。何があっても父ちゃんは、お前の味方だよと。それと後は、息子からカッコよく見られたいということもあるのかもしれない。

―父親としてカッコよく見られることを意識されていたと。

やっぱり、前の妻に捨てられた、カッコ悪い親父と思われたくない、頑張っていると見られたいという気持ちもあって、子どもにはしっかり向き合いたいと思っている。だから、子どもとの約束は絶対に守るようにしてますね。

―なるほど。お子さんとされた約束の中で何か印象に残っているものはありますか?

そうだね。長男とは月に一度必ず一緒に風呂に入るという約束をしてたんですが、どんな時もこの約束は絶対に守ってましたね。出張続きの時期も、長男と風呂に入るためだけに沖縄に戻ってきて、次の朝また出張に行くということもありました。

―すごいですね・・・なかなかできることじゃない。

自分が一番影響を受けた男ですからね。そんな息子だからこそ、カッコいい親父と思われたかったし、そのために約束は絶対に守ろうとしてました。

【第3回】に続く

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自分が一番影響を受けた男は、息子です。【連載第1回】

自分が一番影響を受けた男は、息子です。

“オトン”なビジネスマン”改め、“オトンな流儀とか ビジネスマン編”。今回は、沖縄にお住まいの安里さん。息子さんが2歳半の時にかかった病気で、彼の生き方が大きく変わる。仕事も「エースで4番」から「補欠でキャプテン」スタイルに。リーダーとして、男として、父として。これは一人でも多くのオトンに読んでいただきたい。連載でお届けします。

【第1回】離婚。2歳の息子を引き取る。約半年後、病気に。

―よろしくお願いいたします。

はい。よろしくお願いいたします。

―まずお子さんの学年を教えていただけますか。

大学1年生の息子と、小学3年生と1年生の娘が2名います。

―長男の息子さんが生まれたのは、会長がおいくつの時ですか。

僕が29歳の時ですね。

―ということは、お仕事もかなり忙しい時期だと思うのですが。

当時は、それまで経営していた会社以外に、新しく会社を立ち上げたりして合計3社で社長をしていて、本当に忙しい時期だった。ライフワークバランスなんて関係なく、100%仕事ばかりしていて、子どものことは妻に任せっきりでした。ただ、長男が生まれて2年ほどで当時の妻とは離婚しました。その際、長男は僕が引き取る決心をしたということもあって、生き方が大きく変わっていきました。

―それだけ忙しくても、子どものことは自分が見ると決心されたんですね。

今も昔もそうなんだけど、仕事か家庭かどちらを選ぶかと聞かれたら、絶対に家庭のことを選ぶ。子どもを手放すという選択肢なんて今も昔も僕の中には存在しなかった。もちろん長男坊ということもあったとは思うけど。

―育児に関する方針とか、そういうものはお持ちだったんですか?

当時は新米パパなので、子どももイヤイヤ期もすごい時期だから、子どもがご飯食べてくれるかなとか、それくらい右も左もわからないくらいの感じでした。言葉もまだまだちゃんと伝わらなくて大変な時期ではあったけど、とにかく僕に懐いていてくれたので大変だという意識はあまりなく、それ以上に可愛い時期でしたね。

―お子さんが懐かれていたということですが、何か特別コミュニケーションを取る上で大事にされていたこととかはあるんですか。

いや。特にないかな。息子は自分が人生で一番影響を受けた男なんですけどね。何か息子に対して特別に何かをしていたという意識はあまりないですね。

―人生で一番影響を受けたのが息子さんだというのは。

そう。離婚した後、長男が2歳半の頃なんだけど、脳腫瘍が見つかってしまった。その当時県内には、息子の手術ができる病院がなかった。なんとか医者を見つけ、手術をしたものの、再発。結果、再手術してなんとか一命を取り留めることができた。片目が見えなくなってしまったんだけど、なんとか助かってくれた。あんなに小さい体で、頭を開けるような手術に耐えてくれて、生命力みたいなものをすごく感じましたね。これが人生で最大のピンチだった。

―それは本当に大変なことですね。

ただただ自分の無力さが悲しかった。神社にも行ったし、ユタ(沖縄古来の祈祷師)にもお願いしてお祓いしてもらった。自分のそれまでの行いを心から悔いたよ。自分は、祈ることしかできないんだから。それまで付き合いだ、仕事だと言って飲みにいっていたお酒も、もうやめると神様に誓った。飲みにいくのも仕事だと自分では言っていたけど、単に自分の生き方に言い訳しているだけのように思えた。だから、子供の命を助けてくれと神様にお願いする上で、自分に対しても何か戒めが必要だと。だからそれ以降はお酒も飲んでない。そういう時間も子どもに向き合おうと。そんなことを誓ったって、子どもが助かるかどうかは別の問題だとはわかっていたけどね。そうでもしないとやっていられなかった。

今回の”オトンな流儀とか”ビジネスマン編は

安里 繁信さん

シンバホールディングス株式会社 代表取締役会長
沖縄県那覇市出身。
家族構成:妻、息子(大学1年)、娘(小3)、娘(小1)

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イベント

【7/28開催】闇練(やみれん)!「乾杯して魚さばいての金曜日」

 

自分で魚をさばいて食べて呑む。

さばいたことなくても大丈夫です。

「やってみたいけど、せっかく仕事終わったんだから早くビール飲みたいよ!」

というオトンのみなさま!

はい!そうさせてただきます。

闇練のスタートは乾杯から!

魚をさばくのを学ぶ前に、魚の先生、

魚屋あさいの浅井さんが作ってくれた

おつまみをつまみながら、

じゃあそろそろ刺身を食べましょうか、という感じで

魚をさばきます。

 

こちらは前回の様子。

IMG_2200

前回捌いたのは、市場などではレンコと言われるレンコダイ(連子鯛)。

キダイ(黄鯛)ともいいます。

バンジロやハナオレダイ、コダイ、メンコダイとも呼ばれる地方もあるようです。

ちなみに英語ではYellowback seabream。

見た目はマダイのようで、でも、マダイほど大きくはならず、

意外に安価で出回っています。

 

DSC00697

そして鯵。

 

DSC00699

まずは見本を見せてもらいます。

DSC00700

頭をおとして

DSC00702

なかを綺麗にし、

DSC00704

3枚におろします。

写真では、ざっくり説明していますが、現場では丁寧に教えてくれます。

DSC00729

レンコダイにもスっと包丁が入ります。

 

IMG_2208

さあ、みんなでやってみましょう。の風景。

DSC00716

会社帰りの真剣な顔。

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刺身です。盛り付けは「高く盛る」が美味しそうに見せるポイント。

DSC00721

こちらはひたすら包丁で叩くように刻んでいます。

DSC00725

鯵のなめろう。

DSC00756

バーナーで炙りも。

刺身、なめろう、炙りにお酒、自分で捌いて飲んで語らう。

築地市場の楽しい夜でございました。

 

 

さて、次回の

闇練※(やみれん)!「乾杯して魚さばいての金曜日」

7/28(金)のプレミアムフライデーに開催します。

※【闇練】:平日の夜、会社帰り、仕事終わりのオトンが

闇で練習する(学んで楽しむ)会のこと。

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IMG_1891

↑魚のさばき方を教えてくれる、魚屋あさい 浅井さん

 

 

 

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場所はいつもの夜の築地市場。とあるビルの1室。ここが入り口。

なんとも闇練です。

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階段を3階まで上ります。

 

 

みなさんがさばく魚はこちらです!

(当日の仕入れ状況で変わります)

アジ(鯵)
暖流にのって日本周辺を回遊し、季節を問わず漁獲されます。夏に向けて脂ものってきます。たかがアジ、されどアジ。日本人の1番身近で庶民的なアジを刺身となめろうに挑戦します。

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トビウオ(飛魚)
身は淡泊な味わいで、九州や山陰地方では、トビウオを練り物や煮干しに加工し、特に最近ではアゴ出汁としても有名な魚で夏を感じさせる旨味があります。このトビウオを刺身と炙りに挑戦します。また、トビウオの卵は「とびっこ」と呼ばれ、いくらの様に軍艦巻きにするなどして、寿司ネタにも使用されます。

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ホウボウ(魴鮄)
綺麗な胸鰭が特徴の高級白身魚。 赤い体色と鎧兜を着けた武士を連想させる姿形から、タイと同様に目出度い魚とされて祝い事にも使われ、赤ん坊が生後100~120日目になると行われる「箸初め」の儀式にも用いられます。このホウボウを刺身と炙りに挑戦します。

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イサキ(伊佐木)
夏にかけて脂ののるイサキ。血合いが赤く美しく、身に均質に脂が混在しており、青魚にもマダイのような白身の魚にもない旨味を持っています。イサキは刺身と炙りに挑戦します。

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そして、「魚料理にはこれ!」浅井さんオススメの日本酒もあります!
瀧澤 特別純米酒 長野
穏やかに澄んだ吟醸香からしばらくすると口中に広がる、甘味のあるふんわりとしたふくらみ。きれいな酒質でキレの良いお酒です。お酒だけでも旨味を感じますが、味の濃い料理とあわせることで旨さ倍増です。しっかりとした日本酒の旨味が魚の旨味と相乗効果となり抜群の相性です。

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oton+to編集部オススメのお酒も
本菱 純米大吟醸 山梨
今から120年前に消えた山梨県富士川町の日本酒が復活。これは男のロマンです。”地元の資産を掘り起こして街を元気にする”ことを目的に設立された「まちいくふじかわプロジェクト」が今年、本菱を復活させました。華やかな香り、ほのかにフルーティー、キリッとした喉ごしの仕上がり。3月に開催した闇練でも登場しました。

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闇練、7/28(金)に開催です。

お一人でも、会社の同僚と参加でも。

興味持っていただいたオトンのみなさま、

お申し込みお待ちしてますー。

ここで魚のさばき方を学んで、

週末に家族に振る舞ってみてはいかがでしょう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

魚屋あさいとoton+to企画

闇練!「乾杯して魚さばいての金曜日」

 

日時:7月28日(金) 19:00~21:00

 

場所:波よけスペース築地

東京都中央区築地6ー27-3  3階

 

当日の流れ
・まずは、お仕事終わりの乾杯!

・浅井さん特製おつまみを食べましょう。

・ちょっと落ち着いたところで、本日のメインをみんなで作りましょう。

 

お酒はビールと日本酒があります。

350ml缶ビール:300円

オススメの日本酒 「瀧澤」「本菱」:500円

※お好きなお酒、持ち込みも歓迎です!

 

参加費:6000円/人

定員:8名(お申し込みが定員を超える場合は、抽選とさせていただきます)

 

 

参加申し込みは、こちらまで

http://otonto.jp/contact/

お問い合わせ詳細欄に

魚さばいて闇練 参加○名

とご入力ください。

それでは、みなさまのご応募、お待ちしております!

 

asai

 

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「父親(オトン)が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。」(通称「こどがつ」)を

紹介していただきました。

本が発売されてから1年半ほどになりますが、

こうしてあらためて紹介いただき嬉しいです。

それがきっかけかと思いますが、

amazonのランキングもおかげさまでグンッと上がりました。

ありがとうございます。

TSUTAYAの大崎店では、

OCEANSと「こどがつ」を並べて置いてくれているようです。

ありがとうございます。

 

OCEANSといえば、数年前に一度、

「街角パパラッチ」というストリートスナップのようなページに

掲載されたことがあります。

仕事中、会社の近くを歩いていた時に、たまたま写真を撮っていただきました。

その時、自分にキャッチコピーのようなものを付けていただいたのを覚えています。

確か「ジャケパンミニマリスト」だったかと。

その節も、ありがとうございました。

 

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oton+toの本、「父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。」の

韓国語翻訳版が出来ました。

表紙は元の本と同じかなと思っていたら違いました。

イラストのセレクトも違いました。

韓国語版の表紙に使われているイラストは、

本文内の挿絵に使われていたものです。

これは、四万十川に息子2人とカヌーキャンプに行った時、

激しい雷雨の中、河原に張ったテントの中で過ごしている時を

絵にしてくれたもの。

ハングル文字、私、一文字足りとも分かりません(苦笑)。

本文内の挿絵を見ながら、

「あー、このことが書かれているページだ」と想像するくらいです。

何はともあれ、一人でも多くの韓国のオトン(オカン)に読んでほしいです。

IMG_2248 IMG_2249 このページは、子どもを寝かしつける時に、即興の物語を喋っているところ。

IMG_2251

新大阪駅で息子からガムを貰うところ。

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子どもの読書感想文を読みながらお酒を飲んでいるところ。

IMG_2253

桜田淳子のモノマネをしているところ。

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川をひたすら石で塞き止めているところ。

IMG_2256

焼肉屋さんでみたビーサン親子の話。

※イラストはいずれもholidayの堀出さん。日本語版と同じです。

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5年間伸ばした髪を切って、寄付しました。

oton+to編集部のMです。

小学校5年生になる娘が
髪をバッサリと切りました。

以前、スポーツ幼稚園に通っていて
毎日水泳がある関係で
ショートヘアにしていたのですが
卒園をきっかけに
今までずっと髪を切らずにいました。
IMG_1779
before
IMG_1787
after

2年ほど前に
だいぶ髪が伸びてきたので
切ろうとした時期があったのですが
おばあちゃんから
「とても綺麗な髪だから
寄付すればいいのに」と話があり
ヘアドネーションというものを知ったのです。

このヘアドネーションとは
小児がんや無毛症などで髪を失った子ども達に
寄付された髪を使用して
医療用ウィングを制作して提供する活動です。

ただ、その時は
寄付ができる髪の長さが31cm以上と言うことで
まだそれに足らず
がんばって伸ばそうとなったのです。

その後2年経ち
いよいよ髪を切る時がきました…

IMG_1780 IMG_1783 IMG_1782

美容室からの帰り道
自転車に乗りながら
「軽いー!」「さっぱり!」
「気持ちがいいー!」と喜びながら
首を何回も振っていました。

寄付すると決めてから2年
髪を洗うのも大変だし
ドライヤーで乾かすのも時間がかかりましたが
決心したことをしっかりとやり遂げました。

最近、色気づいてきて
髪型やファッションに気を使うよう

になってきましたが
そんな女の子のお洒落をしたい気持ちに
役に立てたらいいね!と
娘と話をしました。

Japan Hair Donation & Charity
https://www.jhdac.org/index.html

oton+to編集部/M

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父と娘

週明けに娘が修学旅行に行きます。 北海道に。 食卓でしおりを見ていました。 「聞いてくれる、ちょ…続きを読む

父と娘

2どねのちょうせん

娘の自転車のサドルの高さが 自分のベストの高さより高くなったのは この1年半ほどでしょうか。 …続きを読む

父と娘

土曜日の夜は

土曜日の夜は、長男からは冨田勲の ドビュッシー月の光を聴かせてもらい、 次男からは数3の問題にあ…続きを読む

父と娘

スマホの約束

約束してたんですわ。 でも守れなかったんですわ。 ウチの高2の娘の話です。 スマホに関する約束で…続きを読む

父と娘

娘に怒るとき

最近、高2の娘に怒ることが多くて。 いつぞやも2日連続でがっつり怒ってしまいました。 娘は、少し…続きを読む

父と娘

言われたから?

言われたから。言われてないから。 というのが、どこか根っこにあるのではないかと思うことがありまし…続きを読む

父と娘

自転車が壊れた。迎えにきて

週末は土に鶏糞などを混ぜて土づくりをしておりましたら夕方、娘から電話。自転車が壊れたので車で向か…続きを読む

父と娘

【こんな時をせっかくの機会に!】完熟フレッシュ、父と娘の過ごし方〜「ルールは破っても約束は破るな」〜家訓、子育て、家族ブランディング

以前もoton+toに登場していただいたお笑いコンビ、完熟フレッシュさんから近況のご報告をいただ…続きを読む

父と娘

【こんな時をせっかくの機会に!】簡単!お菓子の家づくり〜家遊び パパ 料理 子育て

せっかくの機会なので、お子さんとお菓子の家なんか作ってみませんか。 スーパーやコンビニで売ってい…続きを読む

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