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oton+to編集部のおすすめ
2017.1.23
「えんとつ町のプペル」は、オトンにオススメ!
キングコング西野亮廣さんが、絵本「えんとつ町のプペル」を
先週、インターネット上で無料で読めるようにされたことで、
賛否、様々な意見があるようですね。私としては、
とても楽しみな未来へ向かう出来事だなと思いました。
そして、それが絵本っていうのもいいなあと。
そもそも絵本選びって、とても保守的な感覚が働く行為だと思っていたので。
私は、子どもが小さい時、よく仕事の合間なんかに近くの本屋さんに行って、
自分が興味を持ったものを手にとって立ち読みをしながら、
気に入ったものを買って帰っていたんです。
でも、失敗をしたくないという思いからか、初めは
何十年も読まれ続けている名作と言われるものを
中心に立ち読みしていたんですね。
確かに名作と言われるものは、読んでみても
いいなと思うことが多いので、それはそれでいいんですけど、
自分の勘で、新しい絵本なんかを手にとって、ページをめくりながら
「面白い!」と思った時の感動は、とても嬉しい瞬間だったので、
そういう機会をもっと味わいたいと思っていました。
(それで一時期、絵本の立ち読みに凝った時期もありました)
でも、忙しくてなかなか絵本を選ぶ時間のないお父さんお母さんは
これは間違いないというような太鼓判を押された名作絵本しか
買うことが出来ないんじゃないかと思ったわけです。
誰かに絵本をプレゼントする時も、世の中に太鼓判を押された名作だけじゃなく、
本当は自分の感覚で見つけた絵本とかだといいなと思うんです。
有名な銘柄でなくても自分の舌で美味しいと思った日本酒やワインを
人にプレゼントするのと同じ感じでしょうかね。
だから今回の話は、いろんな絵本に出会えるとても素敵な
機会ができるきっかけになるんじゃないかと思ったわけですね。
絵本業界の活性化っていいますか新陳代謝にもなると思いますし。
まあ図書館を使うという選択肢もあると思うんですけど、
なぜか私は図書館を積極的に利用するという習慣がなくて、、、。
(そういう人いっぱいいるんじゃないかと思います)。
で、今回そのインターネット上で公開された
「えんとつ町のプペル」を読んだわけです。
(ここが今回の本題)
いやあ、これは、世の多くのオトンに読んでほしいなと思いました。
「みんなが見ているこの景色、これが世界というもんなんだよ」と言うオトンではなく、
「ここにいる全ての人の常識や、見ているものを超える景色っていうのがあるんだよ」と、
子どもに伝えることができるオトンでありたい。
「会社から見える空が、空の全てじゃない」
みんなが見ている世界の外を見に行こうとすることが
出来るオトンでありたい、心から思ってしまいました。
素敵な絵本でした。
先ほど、中3の受験生の息子に「えんとつ町のプペル、読んだ?」って訊いてみたら
「おう、読んだ。スゲエ良かった」と言っていました。
彼も、インターネットの無料公開を知って、すかさず読んだそうです。
インターネット上でこちらから読めます。
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