家族が幸せになる、お父さんスタイル

oton+to(オトント)

オトント

子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

oton+to(オトント) > 遊ぶ そとで > 親子で野球観戦の今年。

遊ぶ そとで

2016.6.3

親子で野球観戦の今年。

それは唐突なできことだった。

とうとうその日が訪れてしまったのだ。

我が家に。

ある日の夜、食卓で。

子どもが学校から持って帰ってきたチラシ。

それをママが見て言った。

「あっ、今年も横浜DeNAベイスターズの試合の申し込みできるよ」

藤沢市民親子の試合観戦、藤沢市子どもデー。

いくつかある試合の日から選んで

親子チケットを申し込むというもの。どの日になるかは抽選だったかと。

昨年、一昨年、その前の年と、連続して行っている。

(親子ペアなチケットなので、追加人数分は購入)

昨年はコタは部活で、シンと2人。

オトンと息子たちの初夏のイベント。

オトンは会社から、息子たちは家からそれぞれ向かい

夕方に横浜駅で待ち合わせ、横浜スタジアムへ毎年行っていた。

途中、弁当やお菓子を買い込んで、試合開始前、少し早めに球場に入る。

ビール売りのお姉さんからビールを買い、ついでにちくわを子どもたちからねだられ

それも買い、試合を見たり、応援グッズを鳴らしたり、双眼鏡でのぞいてみたり

次男はファウルボールを狙っていたり、

スタジアムのスクリーンに、ウチら親子の顔が映し出されることを密かに期待していたり。

もう我が家ではこの時期、毎年恒例のイベントになっていた。

いつまでもこの習慣は続くものだと思っていた。

それが、、、。

「今年も横浜DeNAベイスターズの試合の申し込みできるよ。コタとシン、行くよね」

「いや、いいよ」と中3のコタ。

「オレも行かなくていい」と小6のシン(兄の影響もあるのだろうなあ)。

当たり前のように、どの日の試合だと行けそうかと日程を見てみようかと

チラシに顔を近づけるやいなや、横から飛んできた2人の言葉。

「そうか、、、。今年はもういいか、、、」

オトン、力ない声で、それを受け入れてしまった。

「いやいや、何を言っているのだ君たち、1年に1回のイベントではないか。

そんなこと言わず、今年も行こう」。

と、言うこともできず。

力が抜けてしもたんですわ。

こう書くと、ものすごくオトンが落ち込んでいるようですが、

そんなこともなく、ただ、ちょっと力が抜けただけです。大丈夫です(笑)。

たしかにね。試合は長いし、帰りの電車は疲れるし、

一度も応援しているチームが勝ったことがないしな。

ちくわなんか家で食べられるし、

ファウルボールが自分のところに飛んでくることも

スクリーンに映し出されることもほぼないだろうし、

 

まあ、それに、もしかしたら来年とか再来年とか、

ひょっこりまた行くことになるかもしれないし、

今後全く行かないわけでもないかもしれないし。

 

それにしても、確実に日々変化していっているんですね。

知らないうちに、しっかり1年分の変化を遂げているんです。

そんなことを考えたできことでございました。

 

こちらは、以前、野球観戦に行っていた頃の記事でございますw。

よろしければこちらもどうぞ。

子ども はじめての野球観戦

球場観戦は豊かだな−1

球場観戦は豊かだな−2

IMG_2848

「いいね」いただくと、oton+toの更新情報がFacebookのタイムラインに表示されるようになります
oton+to Facebookページ

oton+to編集長 布施太朗が本を出しました!
書籍のご紹介

祝!第4刷決定!

父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

いいねいただくと、oton+to更新情報が
Facebookのタイムラインに表示されます