家族が幸せになる、お父さんスタイル

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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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“オトン”な日南市

―子育ての視点で、この日南というのはどうですか?

もちろん自然が身近というのはあると思うんですが、それって日南市以外にもあるので、例えば観光客の方でも、行ったところにいい印象を持つのは、土地や建物以上に、その時に接した人、お店のおばちゃんだったりじゃないかと思うんですね。そのおばちゃんがすごくムカつく人だったりすると宮崎は超嫌なところになったりするんじゃないかと。逆にそのおばちゃんがとても親切だったりしたらご飯もおいしく感じる、みたいなことがあるので。だから人ですよね。僕の場合、奥さんとずっと一緒にいられれば幸せなんです。夫婦仲が悪いと絶対子どもにも影響してくると思うので、そういう泥舟には乗りたくないですね。僕が小さな頃、親がよく喧嘩していて、それを見るとものすごく不安だったんです。夜遅くでもこっそり聞き耳を立てていました。寝られませんでした、ストレスで。家の中で自分の居場所もどんどんなくなる気がして。お父さんとお母さんが仲悪いというのは子どもにとってはそういうことですよね。そういうのを自分の子どもには絶対感じさせたくないなと思います。先ほど言った地域の人との繋がり、コミュニティも大事ですが、まずは自分の家族っていうコミュニティがしっかり出来ていないと、外のコミュニティをどうのこうのって言う資格はないと思います。

―基本、どんな風に1日を過ごされているんですか?

朝は、NHKの朝ドラを観て、お店が11時半からで、奥さんが仕込みをするのに10時半にお店に入ります。家とお店は歩いて2~3分なんです。僕はその間に子どもにご飯食べさせたり、前日疲れてお風呂に入れなかった時は、朝お風呂に入れたり、保育園に預けない日は、僕が大体見ています。お店は2時半から3時くらいに一旦終わって、そのあと奥さんが買い物に行ったり、みんなで散歩したりします。で、夜の営業が6時からで、そっちは僕が担当になります。ただ、ほとんど人通りがないので、常連さんとかその友達とか、他ちょこちょこって感じです。観光客の方も昼間はいますけど夜はいないので。ウチもそこまで精力的に夜を頑張ろう!という感じではなくラフな感じでいきたいと思っているんです。

―そういう感じで暮らしていけるんですね。

はい、今のところは(笑)。これからはさっきも言った農作物で、瓶詰めとかの製造業をやろうと思っていまして。スパイス醤油っていう生姜を醤油で漬けたものを売っていこうと思っているんです。製造の方でちょっと稼いで、夜はここが趣味の場になればいいなと。肩肘張らずにのんびりと生きていければと思っています。

小玉幸太郎さん

小玉幸太郎さん

小玉幸太郎さん

職業:夫婦でスパイス屋さん
ご家族:妻、娘(1歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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2016.7.14

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