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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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IT企業経営 東京都渋谷区 鈴木忍さん(43歳)
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.14

今まで、子どもと暮らしたことがないんです。でも仲がいいんです、僕たち。

IT企業経営 東京都渋谷区 鈴木忍さん(43歳)

IT企業経営 東京都渋谷区 鈴木忍さん(43歳)

家族構成:妻、娘(小6)、娘(小3)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

―教えるからには親も子どもに見せる。教育方針のようなものなんですね。

はい、それと僕がよく言うのは、学校の勉強には2通りあるよと。1つは覚える勉強、もう1つは考える勉強。正解があるものは覚える勉強でいいけど、世の中に出たら正解がないことしかないから、考える勉強が大事だと、上の子なんかにはずっと言いまくっています。

―下の子には?

鈴木忍さん

あっ、下の子は結構ギャグのセンスがあるんですよ。今でも忘れられない名言があって、、突然、「お父さんって、子どもいないの?」って聞いてきました(笑)。そういえば先日、下の子にイグアナを描いてみてって言ったんです。知らないって言うからトカゲみたいなやつだよって説明して。これ、何のために描かせたかと言うと、僕の後輩が起業して社名をイグアナにしたんで、そのロゴマークとして描かせたんです。
そしたら「せめて1万はください」ってメールが来たので、「では、50万円もらって49万円を差し引いて1万円を払います」って。そしたら「50万円ももらうんだったら35万円ください」「では20万円でどうでしょう」って。この交渉は上の子ですね。最後は4500円で落ち着いたんですが(笑)。ちなみに先日、デザイン専門学校で講師をした時に、この一連のやりとりを話したんです。デザインの仕事と言うのは、世の中のいたるところに転がっているということ、躊躇せずに自分から発信すれば仕事なんかいくらでも獲ってこれるということを伝えるために。

鈴木忍さん

―お子さんとはどんなことして遊ぶんですか?

相撲です。上の子が特にしたがりますね。小さい頃からずっとです。僕、わざと負けたりしないんです。まともに倒すんです。それも力任せというよりは、技で。相手の力を利用するっていうことも、ここでは教えているんです。

―お父さんが途中で疲れちゃうってことは?

ないです。体力あるんで相手が辞めるまでは延々とやり続けます。

―相撲以外の遊びでは?

モノポリーと大富豪です。ウチは頭脳派なんで。それと僕は家族の中では貧乏キャラなんです。奧さんが医者で、そもそも奥さんの一族が医者家系なんで向こうの方がお金あるんです。普通の父親って、お金という圧倒的な有利性があって家族というものを統制していると思うんです。でもウチの場合は、財力が奥さんの方なんで、僕って家族から見たらお金が関係ないところに存在しているんです。僕、宮城には財布の中身を空っぽにしていくんです。大富豪で僕が勝つと、子どもは「お父さんは普段は貧乏だから、こういう時くらいは大富豪でいい!」とか言い出すんです(笑)。

鈴木忍さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

鈴木忍さん

株式会社ニンニンドットコム 代表取締役
秋田県出身。
家族構成:妻、娘(小6)、娘(小3)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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