家族が幸せになる、お父さんスタイル

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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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タレント 東京都 照英さん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.07

家族という幸せの重圧に、この先耐えられるのかな?と思うんです、僕。

タレント 東京都 照英さん

タレント 東京都 照英さん

家族構成:妻、息子(小5)、娘(小2)、娘(1歳)

今回はタレントの照英さん。3人のお子さんのオトンです。仕事で行ったロケ地が気にいると、家族で再び訪れるそう。家のことをいろいろやりすぎて「ママは2人いらない」と奥様から怒られたり、息子さんが習っている水泳で賞状をもらったらお風呂の中で号泣したりという照英さんですが、理想とするのは普通の親父。幸せと苦痛と冷静と情熱の間にいたいのだそうです。全4回でお届けします。

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 写真:吉谷吾郎

第1回毎日、母親がキャッチボールをしてくれていました。

―よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

―昭英さんがベストファーザー賞を受賞されたのは2015年ですね。

ああ、そうですね。僕、がんばってお父さんやってます!というつもりは全くなかったんですが。

―全くなかったんですか?

全くなかったです。子どもが生まれて、たまたまNHKさんで「すくすく子育て」という番組の司会をさせてもらうことになったんです。世の中にもイクメンという言葉が出て来るような時代になって、自分もピックアップしてもらえたのかなと。でもまあしかし、第一子が生まれたころと比べると時代も変わってきましたね。

―ほう!上の子は今いくつですか?

小5の男子です。その子が生まれたばかりの頃、まだ、男性がベビーカーを押して、とか抱っこひもをつけて、というのが珍しい時で、僕がベビーカーに乗せて公園に散歩に行ったら「照英、ヒマなのねー」みたいなことをお母さんたちが小声で言うのをいっぱい聞きました。その頃は時代劇とかやっていて仕事はすごく忙しかったんですが(笑)。

―確かに10年位前は、イクメンという言葉もなかったですね。

その頃は、お母さんの「公園デビュー」というのがすごく話題になった時代です。でも間もなくして、「パパも育児に参加して」っていう風潮になり、海外製の抱っこ紐とか出てきたりして、お父さんがベビーカー押して抱っこして料理するみたいなことがいいというようになってきてね。言い方を変えれば、今は育児する男性が心地いい時代だなあって思います。

―3人のお子さんのオトンですね。

はい。さっき言った10歳の息子、7歳の娘、1歳の娘です。そうやって考えると、ほんとに幸せだなあって思うんです。こういう世界をプレゼントしてくれた女房にありがたいというか。よくよく冷静に考えると、女房がいなかったら子どもいないですからね(笑)。家族が出来たことで人生ガラっと変えてもらえたなと思います。

―もともとお子さんは好きでしたか?

得意じゃなかったです。その頃は親戚とか身近にもいなかったので、どう接していいか分からなかったですね。

―でも、戦隊ヒーローされていましたね。

『星獣戦隊ギンガマン』です。ブルーをやってました。だから後楽園で子どもと握手はしていましたね。赤ちゃんを連れたお母さんに言われるんです。「抱っこしてください」って。でも抱っこするたびに泣かれたりして。「なんなんだこの子どもは?」っていう印象持ったくらいしかなかったです。

【第2回】「 今でも思う時もありますよ。「家族ができてなかったら、この仕事辞めてるかなあ」って。」に続きます。

照英さん

今回の"オトン"なアーティストは、

照英さん

タレント家族構成:妻、息子(小5)、娘(小2)、娘(1歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

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