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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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インタビュー

2013.7.25

オトン同士、打ち解けのコツ。

ご近所付き合いのヘタなオトン、

地域の餅つき大会に行っても近くのオトンとなんにも喋らないオトン(これはお互いね)。

 

こないだもotonの習性:typeAで書きましたが、

PTAの集まりに参加したがらないオトン、行ってもひと言も発しないオトン。

何度か顔を会わせるようになって、少しは喋るようになって

そして、もっと打ち解けられるといいなと内心思っているけど、

お互いの敬語のせいで、ヨソヨソしさがずーっと解消されないままでいる

オトンとオトン。

 

仕事とは違う関係だから、名刺交換なんかはしない。

でも、そのせいで話すきっかけがわからない。

 

オカン同士っていうのはすぐ会話がはじまるのに。

 

そもそもオトンというものは、会話の中に目的がないと会話をしないという生き物だったりして、

内容云々より会話そのものを目的とするオカンたちとは違うんですね。

 

で、先日、兼業主夫放送作家の杉山錠士さんに聞いたんです。

この杉山さん、テレビやラジオの放送作家をしながら毎日家族のごはんを作っていて、

BARのオーナーでもあり週1?2回はお店のカウンターにも立っていいて、

さらに、娘さんの小学校のPTA会長でもあるんですわ。

 

杉山さんに聞いたのは、オトン同士の打ち解け方とか巻き込み方。

たとえば敬語。杉山さんは徐々に敬語を崩していくということではなく、

はじめからタメ口の関係を作ったほうがいいと言います。

ただ、子どもの学年は同じでも、親の年齢はバラバラですよね。

この年齢の上下関係とか、初対面でどうするか。

「子どもが同じ学年だから、お互い敬語はやめましょう」

と先に言ってしまうそうです。

ほぼ100%、ダメという人はいないとのこと。

杉山さん曰く

「こういうことを早めに言わないと、敬語が板につく」のだそうです。

「ただ、敬語を崩すのには勇気と覚悟は必要です」と。

 

それと、名刺交換はしたほうがいい。と杉山さんは言います。

仕事以外の関係とはいえ、名刺をきっかけに会話をすることっていうのは

ビジネスマンオトンの得意技。

何喋っていいかわからなくて黙っているよりはよっぽど会話が進むし、

相手オトンのことも分かります。

 

で、PTAとかの集まりでも、初回にみんなを飲みに誘うそうです。

あと、運動会のときなんかも。

「今から晩ごはん用意するのも大変だよね。せっかくだからごはん行こうよ」と。

 

それと、もうひとつ大切なコツ。

たとえばみんなでBBQ。

みんなが集まったら、自然にオトン同士、オカン同士、子ども同士に別れますよね。

そんなときに、

「ちょっと女の子たち、これそっちに持っていって!」

とか言うんですって。

子どものことじゃありませんよ。

オカンたちのことです。

 

その瞬間、オカンたちはみんな笑顔になるそうですよ。

そしてすっと女の子になるそうです。

 

そんな気分になったBBQの集まりっていうのは、

仲のいい、大学のサークルのような雰囲気になるんですと。

 

へぇ????。

 

photo

勉強になりました。旗の台BAL Ceroにて

 

 

 

 

 

 

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