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ちょい遊び

2013.6.26

週末ヒットソング

風呂掃除は長男コタと次男シンが日替わりでやっている。

週末、otonはどうしても風呂に入りたくなり、

早く入っちまおうと、コタ、シンが遊びに行っていない中、

末っ子のノンに

「オトンと風呂掃除しようぜ!そんで明るいうちに一緒に入っちまおうぜ!」

と誘いました。

「うん、いいね!いいよいいよ!」

予想以上のハリキリ具合のノン。

たかが風呂掃除、でも、レッツゴー的な誘い方で

子どもの気持ちはグン?ってあがるんですね。

 

気持ちのいい誘いかたってのがあるんですわ。

わたしもいまさらながら気づきました。

 

ノン、スポンジでゴシゴシと浴槽をこすっとります。

「キュッキュッキュッとなるくらいまできれいにしようぜ」

「うん」

otonは後ろから見ています。

「じゃあウタにしよう!」

「どんな?」

「キュッキュッキュッキュッ????

キュッキュッキュッキュッ?????」

「唄ってみ」

「キュッキュッキュッキュッ????

キュッキュッキュッキュッ?????」

「そう、そんで、」

「キュッキュッキュッキュッ????

キュッキュッキュッキュッ?????

???????、青い鳥???????

「うたってみ」

「キュッキュッキュッキュッ????

キュッキュッキュッキュッ?????

???????、青い鳥???????

「そう!うまいなノン!」

桜田淳子のクッククック?、そう『わたしの青い鳥』ですわ。

(古くてすんません)

 

ノンはこの歌が気に入ったようです。

ゴシゴシやりながらエンドレスに唄っとります。

 

oton、Aメロから教えたくなってきます。

「じゃあ、はじめから教えてやる。

ようこそここへ キュッキュッキュッキュツわたしの青い鳥????

ノンもこれに続きます。

途中、歌詞が曖昧なところがでてきます。

ごまかしながら2人で唄っています。

 

すると、モノマネを教えたくなってきます。

桜田淳子のモノマネによくある、鼻にかかったような声でoton唄います。

ノンも一生懸命otonのモノマネをマネしています。

 

そんなこんなですっかり、このうたがノンの中をエンドレスにまわるようになりました。

彼女の中でヒットソングとなった瞬間です。

 

風呂掃除が終わって、一緒に風呂入って、出てきてからもずーっと唄っとります。

 

するとoton今度はホンモノを見せてやりたくなります。

 

「ノン、こっちきてみ。ホンモノを聴かせてやるから」

you tubeで桜田淳子の『わたしの青い鳥』を検索します。

 

ノン、「わっ、ホンモノだっ!ステキ!!」という羨望の眼差しが

パソコンの中の桜田淳子に向けられます。

 

しかしoton、この画像、ちょっと物足りません。

モノマネ度が低いっていうか。

普通に唄っているんです。

 

もうひとつ、わたしの青い鳥を唄っている画像を流してみました。

「6年前のわたしは、こんな歌を唄っていました」という桜田淳子自らのイントロMC。

はじめに観た動画より、こちらのほうがちょっとベテランの風格。

歌がはじまりました。コレです!コレ!

鼻にかかった声の青い鳥!

 

「これ、オトンの唄いかたに似てる!」

ノンがいいます。

ノンの中で、ホンモノとニセモノがごちゃごちゃになった瞬間です。

 

ノンは見事にこの動画にハマりました。

何度も何度も観て、

歌詞も自分のノートに書き写し、完全にマスターしたのであります。

そして何度も何度も唄った週末。

 

oton、ブームの仕掛人さながら?

わが家の週末ヒットソングは、このようにして作られました。

 

おしまい。

 

F4CCCBE6

 

 

 

 

 

 

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