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オトンの心得・決めごと

2015.4.17

決めるのは自分 ぬいぐるみ1

先日の新聞のコラムをこちらにも転載しておきますー。

先日、あるJリーグのチームのイベントに家族で参加したときのこと。自分のお小遣いで何か記念になるものを買いたいと次男が言ったので、チームのグッズ売り場に行った。そこにはチームのファンのひとたちがたくさん詰めかけ、チームのロゴが入ったタオルや缶バッジ、キーホルダーなどを買っていた。そしてうちの次男もその人混みの中、自分の欲しいものを一つひとつ時間をかけて吟味していた。

妻と私はその人混みから少し離れ、子どもが選んで買い終わるのを待っていた。15分ほど経って、次男が妻のところに来て「ぬいぐるみにする」と言った。彼は小さな頃からかわいいぬいぐるみとかを好むところがあって、運動と給食が大好きのいわゆる小学生男子になった今でも、その好みは変わらない。「ええっ、ぬいぐるみにするの?」と妻。そういうかわいいものではなくて、他にいいのがあるんじゃないの?というニュアンスの反応をした。「わかった。じゃあいい!」と次男。ぬいぐるみを買うのをやめてしまった。そのやりとりを見ていた兄と妹は、「そんなこと言っちゃだめだよ。いいじゃん好きにさせてあげれば」と小声で言う。妻も余計なこと言っちゃったなと少し反省したようだった。

なるほど、そうかもしれない。自分のお小遣いの中でぬいぐるみが欲しかったらそれでいいじゃないか。しかし、結果として彼は下敷きを買った。ここでひとつ気になったことがある。確かに次男は、ママから「えーっ!」と言われ、買う気が失せたというのはあるだろう。しかし、買わないと決めたのは次男自身だということ。決してママのせいではない。そこは次男としっかりと話をしておいた。

おしまい。 たこやき

次男作

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