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インタビュー

2014.9.8

受験生のパパなのだ!わが家の合格体験記

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■シリーズ 受験生のパパなのだ!

 

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第一志望に合格した岡村さん親子。姫子(ここ)ちゃんはハンドボール部に入部。夏休みもほとんどの日が練習だったのだとか。

 

泣いても笑っても、中学受験は一度きり。
受験生の子を持つパパだって、気が気じゃありません。
どのように大切な時期を乗り越えたのか。
先輩パパに、otonto編集部が取材しました。

机に向かう習慣をつくろう
今回取材に応えてくれたのは、大阪市にお住まいの岡村隆弘さん(たかひろ)(46歳)。今年、第一志望の中学に入学した三女、姫子(ここ)さん(12歳)が学習塾に通い始めたのは、小学校3年生の頃でした。はじめは「受験のため、というというより、勉強する習慣をつけさせるため」。姫子さんが自分から机に向かうようになるまで、1年もかからなかったそうです。当時から岡村さんが教えていたのは国語だけでした。「国語力は、すべての学力の基礎ですから」。なんでも岡村さん自身、中学時代の恩師にそう教わったそうです。

何をしたら、あと5点あがる?
日頃ご家庭ではどんなサポートをしていたのでしょうか?「細かいことには、一切口出ししませんでした」。追い立てない。萎縮させない。手助けもしない。その代わり、成績が伸び悩んでいるときには「何をしたらあと5点あがると思う?」質問を投げかけて、解決策を子どもに考えさせるのが岡村家流。土日の昼間、5〜10分程度勉強を見てあげる他は、「すべて塾にお任せしていました」。

パスタを食べて、いっしょに帰ろう
受験勉強が本格化すると、勉強量も一気に増えていきます。塾から帰ってくるのは、22時半頃。ちょうどお父さんの帰宅時間と重なることから、よく外で待ち合わせをして、夕ご飯を食べて帰ったそう。行きつけは、近所のパスタ料理店。寒さの厳しい冬の時期、お父さんと外で食べる温かくておいしいパスタは、勉強の励みになったはずです。「合格がゴールじゃありません。その先にどんな未来があるのか見せて上げるのが親の役目だと思います」。憧れだった中学の制服が、すっかり馴染んできた姫子さん。これからが楽しみです。

 

◎先輩パパから一言アドバイス

生活のリズムを決めよう。
朝は6時に起きて、夜は12時に寝る。好きなことをする時間を1時間つくる。勉強を普段の生活に組み込む生活のリズムを、娘と最初に決めました。

塾の先生とは、仲良くしよう。
いい関係を日頃からつくっておけば、何かあったときにも安心。塾の先生とたまたま行きつけのバーが同じだったことから、飲み仲間になりました。

365日のうち、4日は厳しくしよう。
たっぷり愛情を注ぐだけでなく、たまには厳しさも必要。たとえば365日あったら、そのうち4日は心を鬼にして、叱るところは叱る。メリハリを大切にしていました。

 

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入試問題に挑戦するパパ。気合い十分です。

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平成26年度 桜蔭中学校入試問題より

 

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よっしゃ!気合い入れていくで。

 

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電卓片手に、「こういうことやと思うんですわ」

 

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挑戦から1時間後、解説、解答の画面を食い入るように見るパパ

 

sub_DSC00486ああっ、間違えてもうた。考え方は合ってんねんけど…

 

 

解答

V(1) こたえ:26、154

V(2) こたえ:37分48  3/4秒

V(3)1 こたえ:土・日・祝日 1626組  平日1338組

V(3)2  こたえ:2月14日の1166組目

 

文・山田知奈

協力:グノーブル 解説はグノーブルのホームページ(http://www.gnoble.co.jp/)に掲載されています

 

 

 

 

 

 

 

 

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