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イベント闇練

2014.5.7

家にコーヒーの香りを。イタリアの風を。

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家庭でも一杯のコーヒーにこだわる男でありたい。

今回、そんな伊達男をめざすのは、「日本が生んだルドルフ・ヴァレンティノ」こと

宮崎靖さん(47歳)。印刷会社に勤務する、3人の子どものお父さんです。

先生はイタリア・ボローニャに本部をもつ「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ」

チーフバリスタ安達直也さん。「イタリアにはBAR(バール)という

コーヒーやお酒を提供するお店がたくさんあります。『3歩歩けばBARがある』

と言われるほどで、国内に約16万軒。

ちなみに日本にあるコンビニの数は約4万店舗です。

イタリア人は1日に何度も自分のお気に入りの「MIo BAR」(ミオバール)に足を運び、

バリスタやお客さん同士のコミュニケーションを図ります。

公衆トイレの少ない国なので、その役割も担っているかもしれませんね」(安達さん)。

「イタリア人はいつ仕事をしてるのか?」という疑問はさておき、

続いて美味しいコーヒーの淹れ方をレクチャーして頂く。

「イタリアのほとんどの家庭ではビアレッティ社のモカエキスプレスという

沸騰した水の蒸気圧でコーヒーを抽出するマシンを使っています。

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ペーパーフィルターとちがって、豆本来の味が出やすいのです。一家に一台ならぬ、一人に一台。

マシンについたコーヒーの油膜が落ちないよう、使いおわっても洗剤で洗わず、

自分のマシンにしか出せない味をつくっていくそうです」(安達さん)。

家庭でも自分だけのコーヒーマシンを持っているとは、さすが本場のこだわり。

実際に飲んでみて宮崎さん。「家ではペーパードリップで淹れていますが、

モカエキスプレスも案外簡単ですし、濃厚でワイルドな味にハマりました。

砂糖を入れるイタリア流の飲み方も、カァーっと元気が出ますね。

早速、家でもやってみたいと思います!」。

これでイタリア人を突然家に招くことになっても安心。

ボタン1つで完成する便利さはないが、そのひと手間さえも楽しむのがオトナの男。

豆本来の味を最大限に生かすモカエキスプレスを使った、

本場・イタリアのコーヒーの嗜み(たしな)方。面倒がらずに、マメにやっていこう。


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豆は『モカ挽き』と言われる極細挽きに。24gの豆に対して320mlの水で約6杯分。これでコクとパンチのある本場の味になる。

_28J0574蓋をきつく締めて直火に当てること数分。火をとめて1分ほど蒸らしていざ完成。

_28J0528「イタリア人は、エスプレッソに砂糖をたっぷり入れます。混ぜずにクイっと飲んで、底にたまった砂糖をスプーンで食べるんです」

 

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今回体験したお父さん 宮崎靖さん(47歳)

娘(小6)、娘(4歳)、息子(2歳)3人のオトン。

毎朝奥さまとコーヒーを飲む大のコーヒー好き。

「長女がコーヒーに興味を持ちはじめてくれたのですが、

最近は紅茶にハマっていてすこし寂しいです‥‥」

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チーフバリスタ安達直也先生

キャンプでも「モカエキスプレス」を使うアウトドアマン。

 

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セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ

イタリア・ボローニャに本部をもつイタリアンバール。

世界で500店舗以上を展開する。

セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ 渋谷店

東京都渋谷区道玄坂2-25-12 星野ビル

TEL:03-5459-6085

[月〜木]7:30〜23:00

[金・土・祝前]7:30〜27:30

[日・祝]7:30〜23:00

定休日:無休

 

文:吉谷吾郎  写真:木原基行

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