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子どもと会話
2013.6.18
小6ラジオ
小6の長男、コタが「オレはこれからラジオを聴くぞ」と言い出した。
彼が好きなバンド、SEAKI NO OWARIが司会をやって番組が
ラジオでやっているというのをどこかで知って、
興味を持ったようです。金曜、夜の10時から。
10時っていうと、
「コタ、こんな時間だ、もう寝ろよ!」
って言われる時間。
そんな夜からはじまる番組を聴きたいと。
みんながいる中で、リビングのステレオにイヤホンさして聴くというスタイル。
ウチの子どもら、ほとんど子ども部屋にいる習慣がないので
部屋にこもって聴くということではない。
だけれど、このみんなの中のひとりだけイヤホンっていうのは、
『んー、なんかあんまり気持ちのいい光景じゃないなあ』
と思ったんですわ。
ウチはよく部屋にラジオを流していることが多いので、
「コタ、じゃあみんなで聴くか」
otonが言うも、コタは全くノリ気ではない。
一人で聴きたいんでしょうな。
?、そりゃあそうだ。
otonは野暮な提案をしちまった、と思ったんですね。
自分が小6のころを振り返ってみると気持ちは分かる。
そういや、6年っていえば自分も夜の10時からラジオ聴いてたなあってことを思い出した。
otonはそのころ大阪に住んでいて、
自分の部屋で「ヤングタウン」とか「ハイヤング京都」っていう番組を聴いていて、
んでもって、ラジオで聴いたオモロイ話を学校の作文のネタにしていた。
クラスのみんなが、遠足のことやら運動会のことやらを書いている中、
ちょっとマセたガキだったと思う。
子どもだけを見てたら、『なんだかなあ』ということも、
自分が子どもの時を振り返ったら、『なるほどなあ』になるんです。
だから、リビングの隅でイヤホンで聴こうとしている姿をちょっと見ていようかなと。
体育座りして、ラジオのダラダラとした(予想)トークを聴いている。
たぶんこの瞬間は、トークの内容よりも自分がひとり、
夜にラジオ番組を聴いているっていうこと自体で
充実した気分になっているんだろうなと。
まあ、こんな風にして聴いているのも束の間だと思う。
だんだん大きくなっていくんですなあ。
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