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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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遊ぶ そとで

2013.6.6

コタ 神保町で古本を買う2

神保町到着。空は晴れ!

近所の海から遠く離れ、今日は絶好の古本日和!

 

コタ、ハンターのような前傾姿勢。

すぐにでも、どこかの古本屋に突っ込み、

埃と本にまみれたい!

ただ、どこからどう回っていいかわからないので、

じっと上目遣いで前をにらんでいるという感じ。

「ひとまず、歩きながら、ひとつひとつ古本屋の中を見て回ろう」

「おう」

 

本屋に入って、黙って上から下まで眺めて、

少し奥に入って眺めて、黙って店をでてくる。

というのを何件も繰り返す。

もうハンターになっているから、無口になっている。

 

ブックオフに行き慣れている感覚からすると、

ひとつひとつの店がそんなに広くなくて、

かつ、予想以上に難しい本が、予想以上にたくさんあって

そんな本が店全体を埋め尽くしている。

『俺の欲しい本はホントに見つかるのか?』

という感覚になったよう。

 

でも、何件か回っているうちに、古本屋に目が慣れてきたようだ。

自分の欲しい本がありそうな嗅覚のようなものがでてくる。

ワゴンに入っている全部100円の本だったり、

いろいろな色の背表紙がある本棚だったり。

 

なんとなく、古本屋廻りに余裕がでてきたころ、

「otonガム食う?」

コタのリュックのポケットからガムを出す。

 

この、「otonガム食う?」っていうのは

コタと2人で出かける時に限って、コタが言うセリフ。

いつも出かける前にokanに持たされているんだろう。

 

otonはこのコタと出かけた時の「ガム食う?」コミュニケーション

が妙に好きなんですわ。

 

みんなでいるときには、あまり見せない感じの優しい気遣いの

ようなものを感じるんですよね。これ。

 

つづく。

 

神保町2

神保町3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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