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子どもと会話

2013.6.2

楽しいドンジャラ!

やっぱりケンカは多いです。

小6の兄やんと小3の弟。

特に2人でゲームやっているときですね。

ボードゲームとか。将棋とかですね。

マッタだの、ダメだだのをごちゃごちゃ言い争っています。

 

そんな中、最近、宮崎の実家からドンジャラが送られてきたんです。

ドンジャラ。知っていますか?

子どもができる麻雀ですわ。今も売っています。

ドラえもんの絵が有名ですけれど、ウチのは電車のドンジャラ。

otonが子どもの頃遊んでいたものでして、それが送られてきたんです。

基本は4人でやるんですけど、子どもらもうやりたくてしょうがなくて、

人数が足りなくてもはじめます。兄やんvs弟 もうガチンコ勝負ですわ。

 

ある日もそんな風にやりはじめた矢先、またケンカです。

弟が言うには、目当てのパイを兄やんがわざと自分のところにくるようにしたと。

「オイ!いまのズルだぞ!」って。

まあものすごい剣幕なんです。

大人の口調に言い換えると、

「イカサマしやがったなテメエ!タダで済むと思ったら大間違いだぜコノヤロウ!!

叩き切ってやる!」(もう許さねえぞって感じ)

 

兄やんは、

「ズルなんかしてねえよ!」の一点ばり。

大人の口調に言い換えると

「このアタイがイカサマだって?こんな風に言われるようじゃ、

アタイも落ちたもんだね。疑ったからにはきっちりオトシマエつけてもらうよ。」

(そんな感じなのか??)

 

とにかくお互い譲らず、平行線のまんま一気にヒートアップしてきます。

すると今度はパイを投げつけたとかなんだとか。

 

この2人、あまりにもズルだなんだの争いが多い。

聞いていたら、もうええ加減にせえ!という気持ちになって、

otonも子ども以上のテンションで参戦してみました。

 

「ええええい!やかましいやかましいやかましい!!!!アホかオマエら!!!!

なんでいっつも同じパターンのケンカなんじゃ!だったら今からドンジャラのルールを変える!

こらオトウト!オマエはアニキにズルされたら笑えっ!とにかく笑え!アハハハって!ええか!

こらアニキ!オマエはドンジャラやるとき必ずズルしろ!分かったか!絶対ズルせえよ!

そしたらオトウトは笑うやろ。ズルすればするほど笑いがこの場を包むやろ。

そしたらめっちゃ楽しいドンジャラになるやないか!!どうじゃ!みんなハッピーやろ!」

 

otonから異常に高いテンションで訳の分からないルールを説明されている兄やんと弟、

キョット?ンとしてました。で、2人してとっても冷静な口調で

「・・・・・いやだ」

静かにドンジャラを片付けて、別の遊びを2人ではじめました。

 

おしまい。

 

ドンジャラ-1

 

 

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