家族が幸せになる、お父さんスタイル

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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.28

僕の親父が僕の理想のスタイルなんです。でも親父は最高にダサい形で離婚をしました。リスペクトしていただけに悔しくてね。

映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん

映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん

家族構成:妻、娘(小1)、息子(5歳)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

第1回「親父とは週末スペシャルだ」という考えがあるんです、なので、平日は無駄に早く帰らないようにしています。

―ひとりで行くことも?

いえ、絶対子どもを連れて行きます。そこはルールですね。あと、雪が降ると土手でスノーボードができます。2、30メートルですけど、ゲレンデができるので、もう土手最高です。でもここ2年くらいは雪が降っていないですね。

―都内でもすごい雪が積もったのは3年前でしたかね。

はい。関東がパニックになった時ですね。その日は週末だったのでスノーボードを小脇に抱えて行ったんです。近所のお母さんがそれを見て「えーっ!スノボやるんですか?」って。「やるよー。子ども連れてきなよ」って。

―パニックの中、楽しんでますね。

そうですね。この街は面白いです。

―ご出身は?

葛飾です。

―そうなんですね。ということは江戸川には子どもの頃から馴染みがあるんですね。

いえ、その頃に馴染んでいたのは荒川です。

―葛飾で有名なのは、映画「男はつらいよ」の寅さんですが、あれって荒川でしたっけ?

いえ、寅さんは江戸川です。

―葛飾といえばもうひとつ、漫画「こち亀」の両さんがいますけど、アニメの歌に出てくるのは、

あれは中川です。葛飾区は荒川、江戸川に挟まれていて真ん中に中川が流れているんです。

―そうなんですね。

はい。ウチは初詣には子どもの頃から行っていた葛飾の柴又帝釈天に行きます。正月の帝釈天ってやっぱり激混みするんですよ。駐車場なんか止められないくらい。だから、江戸川の対岸に車を停めるんです。そこには無料駐車場があってスカスカなんですよ。それで矢切の渡しに乗って川を渡り、帝釈天にお参りに行くんです。渋滞も駐車場パニックにも合わずにお参りできるんです。

―それは通だし、風流ですね。

でも、今は矢切の渡しにはエンジンが着いちゃって。わずか5分くらいで着くんですが、漕ぎ手がお爺ちゃんですからね。でも明らかに観光客が乗っていると、川の半分くらいまで行くと、エンジンを切って棒で漕いでくれます。

―まあ、それはしょうがないですね。でも池辺家は風情を楽しんでいる。

そうかもしれません。僕は自分が子どもだった頃の環境をなるべく残したいというか、子どもに体験させたいと思っているんです。だからゲームも一切与えません。携帯も触らせていません。おもちゃもあまり買い与えていなくて。あとね、娘にはプリキュアに一切触れさせていなかったんです。大人の思惑が詰まったプリキュアが僕、本当にイヤで、娘がプリキュアな格好をして欲しくなくて、ずっとドクロ、スカルもののTシャツばかり着させていました。でも娘というのはお父さんの意向とは裏腹に、どんどん女の子に育っていくんですね。最終的には、5歳の時にプリキュアに開花しちゃって、いつのまにか観るようになっちゃっいました(苦笑)。そこからは見放題。今はもう卒業した感じですが。

【第2回 】「色んな先輩や仲間を見てきたけれども、みんな母ちゃんに支配されているんですよ。それを見ていて、おれは本当虫唾が走っていました」に続きます。

池辺政人さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

池辺政人さん

株式会社ゼノメディアブレンド 代表取締役
東京都葛飾区出身。
家族構成:妻、娘(小1)、息子(5歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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