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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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オフィス仲介会社 大阪府 金本 修幸さん(45歳)
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.15

昔、DSを叩き壊したことあります、カナヅチで。泣いてましたね、トラウマになってるかもしれない。でも今は3DSやってます(苦笑)。

オフィス仲介会社 大阪府 金本 修幸さん(45歳)

オフィス仲介会社 大阪府 金本 修幸さん(45歳)

家族構成:妻、娘(大学1年)、息子(高1)、娘(中2)、娘(小6)、息子(小2)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

―なるほどそこじゃなかった。

そこじゃないのが、もうずーっとですわ。野球も小6でやめましたし中学のクラブも途中でやめましたし。継続することが一番大事ってことを教えたいのに。なかなか、、、。

―なかなか、、、。

中学になるタイミングで転校したんですよ、家の事情で。そのことが息子にちょっと影を落としたかなって思っているんです。一緒に野球をやっていた大事な友達と離れることになったんで、そこからちょっと無気力みたいなものが出てきて、友だちと離れる辛さみたいなものが、クラブとか余計に突っ込めなくさせたのかなって。

―ただ、中学校でイチから友だち関係構築というのも、それはそれで出来ますよね。

それなりにそこそこは遊ぶけど、ただ小学校のときの親友みたいなのは、なんかあえて作ってない感じがするんです。僕から見たらですけど。

―では、お父さんからしたら今は一番、長男の子が気になるんですね。

一番心配ですね、もっと信じてあげたいんですけど、だけど今は反抗期の真っ最中というか、勉強しないというのも一つの反抗だと思うんですよね、親がそうして欲しいことはしないみたいな、すごくまだ幼稚なところがあると思います。

―期待を感じているんですかね、それに反抗しているという。

多分期待に反抗したいはあるんじゃないんですかね。だけど自分の中で踏ん張って頑張ろうと思ってもなか発揮出来ないということもあると思います。

―高校でも、まだ仲のいい友だちが出来てない感じ?

だと思いますね。表面的な友だちづきあいをしていると思います。学校終わったら遊ぶこともほとんどしないので、僕からしたら、勿体無いなって思うんですが。

―「今が青春やぞ」ってお父さんたちは言いたくなるんですね。

本当に言いたくなりますけど何を言っても逆効果になるんで、難しいです。一番思うのは、嫁さんと子育ての方針をしっかり話し合うとか、やっぱりこう育てたいとか、そういうところをちゃんと話をしておくべきだったなと。仕事にかまけてたといいますか。今思えば、理念や方針が1番大事だというのは、やっぱり会社経営していても思いますから。それも会社経営していても最初は分からずにやってましたんで(苦笑)。その頃の我が家では、仕事で家にいないことで自分自身バツが悪いというのもあって、僕も嫁さんに合わせるので精一杯過ぎたのかな。子育てについての方針をもっと話し合うべきでした。でも今も諦めていないです。仕事も忙しいんですけど、ある程度時間のバランスをしっかりとって家にいる時間を増やしています。

―子育てについての理念とか方針が持つことができなかったという話でしたけど、今、我が家のルールとか理念とか家訓みたいなことっていうのは?

そうですね、ないかもしれません。「お母さんを大事にしろ」とは言いますけどね。胸が痛いですね、この、もう懺悔しかでてこない(苦笑)。

―もしかしたら共感値が一番高いお話かもしれないです。今日のお話は。でもあらためて5人というのは大家族ですね。

妻が欲しいって言ったんです。3人目までは僕も思ったんですけど、4人目からは妻ですね。僕が仕事でずっと外という状況で、妻は子どもをたくさん産んで育てたいみたいなものがあったのかもしれません。

―自分の生きがいというか?

たぶん、そうだと思うんですよ。5人目ほしいって言われた時に「それは絶対無理や。僕の仕事はこれからもっと忙しくなることはあっても暇になることないと思う。だから自分も助けてあげられないから」みたいな話をしたんです。その時に嫁さんに言われたのは「じゃあ、あんたも会社を大きくしたいっていう目標があるのを、私は一切応援せんから」って、「私が5人ほしいのと一緒やって」なるほどなあと。

―へえ。

断れなかった。

―ご主人が会社を大きくしたいのと同じだったんですね。

同じとか言われまして、「いや違うやろ」って、「責任の感じとか全然違うで」って思ったんですけどね。でも、その点はめちゃくちゃ感謝しているんです。僕自身、父親としていいことは何もないんですけど、5人いるというのは本当に嬉しいことです。

金本 修幸さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

金本 修幸さん

オフィスナビ株式会社 代表取締役
大阪府出身。
家族構成:妻、娘(大学1年)、息子(高1)、娘(中2)、娘(小6)、息子(小2)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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