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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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広告会社経営 東京都港区 石井龍さん(40歳)
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.10

子どもには、ベンチャー企業みたいな人になってほしいです。

広告会社経営 東京都港区 石井龍さん(40歳)

広告会社経営 東京都港区 石井龍さん(40歳)

家族構成:妻、息子(小1)、娘(2歳)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

―ちなみに、朝、奥さんが忙しくしているとき、ご主人は何を?

寝てます(笑)。でも逆に休日は僕が早く起きて子どもと一緒にいて、奥さんはもう少しゆっくりしてもらってます。

―奥様、完全に平日と休日のオンオフを切り替えている感じですね。

奥さん本当は専業主婦になりたいんです。ただ、責任感が強いので、他の人に頼める仕事も自分でがんばるところもあって。
とりあえず、僕の直近の目標は奥さんを専業主婦にするということです。そのためには会社をもっと大きくして、奥さんのポジションに人を入れられるようにして、奥さんが専業主婦になっても食べさせられるくらい稼ぐことです。その状態が10年後になるよりは、3年間ギュッと頑張って実現してあげたいなと。

―お子さんに対して、どんな風になってほしいとか、ありますか?

うーん、、ベンチャー企業みたいな人になって欲しいかな〜。僕の父親がバブル絶頂のときに独立して、崩壊したタイミングで大変なことになりまた復活していくというのを見ていたんです。それが今の自分に繋がってますね。自分でやってみて、何が起きても失敗しても凹んでやめるんじゃなくて、そこで出た課題をまた解決して成長をしていくっていうのを繰り返して大きな大人になってほしいなと。なんていうんですかね、親からこうしなさいとかああしなさいとかっていう教わり方もあると思うんですけど、失敗しないうちに教わっても本人からしたらまだ腹落ちしないんじゃないかと思うんです。体験をしていないから実感がない。それよりも自分で失敗したときにはじめて教えてもらうことの方が身に染みるように覚えるんじゃないかと思ってます。

―ベンチャー精神のある子になってほしいと。

石井龍さん

ベンチャーってトライの連続じゃないですか。何も分からずどこに向かっていいかも分からないくらい、とにかく目の前のことをやりながら高みに向かおうとして失敗して、その度に周りに聞いて教えて助けてもらって、そういうことだったのかーって気づいて、また高みにトライしたら上手くいって乗り越えていくっていう繰り返しだと思うんです。それが自分が思う子どもの成長の姿と重なるんです。そういう繰り返しの中ではじめてオリジナルのサバイバル力がついていくっていうものなんじゃないかなと。

―できるだけ大海原に出して?

そうです、どんどんチャレンジさせてどんどん失敗させたい。ウチの父親は、ぼくがやりたいと言ったらたいがいの事は応援してくれるというスタンスだったので、そこに影響されていると思います。

―奥様もそんな感じですか?

どちらかと言えば怪我をさせないタイプ。「今週の宿題はここまでだから、今日はここまでやりなさい」というように、範囲を決めて着実に実行させる感じです。勉強は奥さんのリードが上手なので、それ以外の人生経験とかスポーツとかは僕が後押ししてできるだけ自分でやらせてどんどん失敗させて、成功体験をつかんで欲しいですね。だから僕は放牧系見守り型でいこうと。僕が教えようとすると、ついスパルタ練習になってしまいますし(笑)。

石井龍さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

石井龍さん

ノースショア株式会社 代表取締役兼CEO
埼玉県吉川市出身。
家族構成:妻、息子(小1)、娘(2歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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