家族が幸せになる、お父さんスタイル

oton+to(オトント)

オトント

子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

oton+to(オトント) > 子どもと会話 > 学校から帰ってすぐに遊びにいく話

子どもと会話

2015.11.20

学校から帰ってすぐに遊びにいく話

うちの小学生の次男と娘は、放課後、習い事などの予定がないときは、

家に帰って、ソッコーで遊びに行くことが多いらしい。

家にいる時間、3分もないのではないかというくらいの時も。

そんな話をokanとしていて思い出した。

 

1年ほど前のことだったと思う。

otonあての封書が自宅に届くことになっていて、

届いたらすぐに(遅くとも15時までに)、その中に書かれていることで

確認したいことがあったのだけど

otonは会社に行っているので、自宅でそれを受け取れない。

この日、自宅にはokanもいない。

朝、子どもたちに放課後の予定をきくと、

どうやら次男が一番早く帰ってくるとのことだったので、

「急ぎで確認したいことがあるから、お手紙が届いたらすぐにotonの携帯に電話してくれ」

と次男に言う。

「おう、わかった」と次男。

これでひと安心して、otonは会社で次男からの連絡を待つ。

電話がきたらすぐに出られるようにしているのだけど、なかなか連絡が来ない。

15時ちょっと前というギリギリの時間、次男から携帯に電話があった。

が、しかし、その時ちょっとタイミングが悪く、電話に出そこねてしまった。

こちらも慌てて自宅に電話をする。

すると、誰も出ない。2〜3度続けて電話するも誰も出ない。

時計の針は、まもなく15時になろうとしている。

なんで出ないんだ?トイレにでも行っているのか?

こちらはヤキモキしている。

携帯に留守電が入っているのに気づいた。

再生すると次男からのもの。

さきほどotonが出そこねた時に入れたメッセージだった。

「オトンに電話したぞ。お手紙あったぞ。もう遊びにいくからバイバイ。

ガチャン、プープープー…」

次男、学校から家に帰って、郵便物を確認してotonに電話して、

それで役目が終わったと思って、ソッコーで遊びに出かけてしまったようだ。

なんということだ。

封書を開けて、中身を確認して電話口で読み上げてほしかったのに。

ちょっとタイミングがずれて出ることが出来なかっただけなのに、

すぐに折り返し電話したのに。

彼は遊びに行ってしまった。

「急ぎで確認したいことがあるから」という言い方が曖昧だったのか、

次男には全く伝わっていなかった。

そうはいっても、otonからの依頼の背景のようなものくらい、

嗅ぎ取れそうなものではないか?

いや、小4の彼には、そういうことはまだ早かったか。

はたまた一刻も早く遊びにいきたかったのか。

小4の次男に対する伝えかた不足を反省しながら、

15時を過ぎても封書の内容を確認できないままでいる自分を悔やんだ。

彼は待ってはくれなかった。

ランドセル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいね」いただくと、oton+toの更新情報がFacebookのタイムラインに表示されるようになります
oton+to Facebookページ

oton+to編集長 布施太朗が本を出しました!
書籍のご紹介

祝!第4刷決定!

父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

いいねいただくと、oton+to更新情報が
Facebookのタイムラインに表示されます