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インタビュー
2014.9.4
防犯について語る「覆面座談会」
まさかに備えるオトンであれ。
家族を守れ!父子で取り組む防犯術 その1
「ウチに限って大丈夫」。誰もがそう言うものなんです。事が起ってしまうまでは。たとえば、子どもの誘拐や拉致事件をニュースや報道で見かける。小学生の子どもを持つ親としては恐ろしい話のはずですが、そんな報道を聞いてもまだ「他人事」と思ってしまうとしたら、それこそが、諸悪の根源かもしれません。被害にあった本人はもちろん、家族も、誰もがこんな事件に合うなんて、予想すらしていなかったはず。ここで考えたいのは、備えを怠ってはいけないってこと。このタイミングで、父親として家族を守る役目を考えませんか。
「お父さんに覆面をかぶせたら?」防犯について語る「覆面座談会」
ケータイは、防犯グッズ!?
—東京は丸の内にお勤めのお父さん3名に集まっていただきました。テーマは「防犯」ということで、まずは臨場感?を出すために覆面をかぶっていただきます。他意はありません。ではお子さんの話を軽く自己紹介がてらどうぞ。
覆面A:覆面Aです。子どもは小3の息子と3歳の娘がいます。
覆面B:私も小6の娘が1人。
覆面C: ウチは小6の女の子と小3の男の子がいます。
—防犯について、ご家庭で取り組まれていることってありますか?
C:ウチは子どもにケータイを持たせています。
B:ウチは持たせていない。
A:ケータイ欲しがらない?
B:今のところは、特に欲しがってないかな。
C:ウチも子ども2人で1台シェアさせてるだけ。まだ欲しがるには早い年頃かもしれない。
A:ウチは正直なにも対策していないというのが現状で。何も持たせていないし。
学校。警察。地域の目。オトン情報網を張る
—これまでは危ない話もなく?
A:いや。実は最近息子が自転車と接触して、軽くケガをしてしまって。夕方に。
B:夕方はね、危ないところが多いよね。
C:ウチの周りも最近は痴漢とかの話も多い。学校からの防犯メールには目を通すようにしている。
A:地域で見回り活動をしてくださる人もいて。ご近所付き合いも大事ですよね。
B:市町村や警察からの地域防犯メルマガもあるしね。
—父親としてできることって、なんでしょう?
A:空手教えて、戦え!…というのは無理だよなあ。
B:防犯グッズを買い与えるとか。
C:逃げ道を教えておくとか。そういうのはあるよね。
B:危ない場所とか、不審者が出没したとか、情報を知って教えておくことはできそうだ。
ロールプレイングが大切
—例えば、知らない人が道を尋ねてきたら…
A:ウチの子は絶対近づいてしまうと思う…(笑)。
B:基本的には近づくな!だよね。周りの人、
A:ああ〜。それだね。人を避けすぎるとコミュニケーションができない子になっちゃうけど、それなら。
C:でも、いざという時に彼らが教えた通りに動けるかどうか…。予習というかロールプレイングは今のうちにさせてたほうがいいかもしれないね。
左から覆面Aの前田太成(まえだたいせい)さん。覆面Bの青山嗣正(あおやまつぐまさ)さん。覆面Cの薄井大輔(うすいだいすけ)さん。いずれも小学生の子を持つ心配事が絶えないオトンたち
<3人が所属するイクメン部>
「丸の内イクメン部」は、明治安田生命企画部が事務
局となり、育児に積極的な父親が集まって情報交換
会や親子料理教室を開催する“大人の部活動”。
明治安田生命は、2006年より全国約3万人のアド
バイザー(保険営業職員)などによる「子どもの命・
安全を守る」地域貢献活動を実施。今年9月からは高
齢者等の見守り活動も加えた「地域を見守る」社会貢
献活動を展開。
〇明治安田生命「CSRへの取組み」ホームページ
http://www.meijiyasuda.co.jp/
<取材協力>丸の内イクメン部事務局
お問い合せ先:my.kikaku@meijiyasuda.
文・久保馨
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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。
布施太朗・著¥1,300(税抜)
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