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こんな時をせっかくの機会に!
2020.4.15
まだ間に合う!コロナで夫婦仲が悪くなったとか、コロナ離婚だとかの前に、家訓を作ってみませんか。〜家族ブランディング〜
外出自粛により、家族、夫婦が一つ屋根の下、一緒にいる時間が激増したご家庭が多いと思います。そのことでコミュニケーションが増えましたという幸せな話がある一方で、家庭内がギクシャクしてきたとか、夫婦仲が悪くなったという話もよくあるようです。コロナ離婚という言葉も出てきましたね。
例えば、小さな子どもがいるご家庭で、これまでは旦那さんは会社で、朝から晩まで家にいないことが当たり前だったときは、旦那は仕事で忙しいから、平日の子どもの面倒は私が頑張ろうと思っていた奥さんも、テレワークによって1日中旦那が家にいることになり、ずっとパソコンの前に座り、画面越しに会議や打ち合わせをしている姿を目にすると、確かに家でも仕事が忙しそうだと頭では理解しながらも、家にずっといるのだからもう少し子どものことを見てくれることはできないのかな?と苛立つ人も少なくないようです。子どもがグズっている時なんかは特にですよね。むしろ旦那さんから「今、お客さんと話しているから子どもを静かにさせてくれ」なんてことになろうもんなら、怒り爆発という人もいるかもしれません。夜は夜で、オンライン飲み会なんかをやって、子どもを膝の上に乗せながら話しているということもあるでしょう。画面の向こうにいる会社の同僚からすれば、いいパパだという風に見えることもあるかもしれませんが、奥さんからすれば、それはもう本当に一部の姿で、結局は家にいても旦那の生活は圧倒的に仕事中心ということを、むしろまざまざと見せつけられた気持ちになってしまう人もいるようですね。旦那さんは旦那さんで、家で仕事をするしかないんだから、もう少し協力してよと思っている人もいるかもしれません。俺だって!私だって!みたいな主張のし合いになってしまうとギクシャクもどんどん深まります。
働き方と同時に家での過ごし方も新しくすることが大切になってきているのかもしれませんね。家で仕事をする時に心がけることを、夫婦で話し合ってみることが必要だと思います。それも「俺だって!」「私だって!」という主張をぶつけ合うのではなく、相手の話を聞くことから。または「君が言いたいことはこういうことだよね。だからこうしてほしいと思っているんだよね」「あなたが言っていることはこういうことね、だからせめてここだけはこうしてほしいと思っているのね」と相手の気持ちを代弁し合うというやり方で話をするのもいい方法だと思います。初めはケンカごしの口調の夫婦でも、そこを頑張ってもう少し繰り返していきましょう(ここ大事)、そうすると相手の気持ちを自分の言葉で言えるようになります。つまり「うんうん、その通り!分かってくれているのね」と。
とにかく、これからの長い人生で見ると、今、働き方とか家にいることとか、物理的な状況が一気に変わったばかりです。これまでのスタンスや価値観がこの状況に追いつけず、まだ残ってしまっているという人がたくさんいて当然だと思います。夫婦仲が悪くなったと嘆いたり、コロナ離婚かと頭にチラついたりするのはまだ早いです。これを機会に、これから自分たちはお互い何を大切にしていこうかと話し合う機会を作りませんか。そのためには家族でどんな約束ごとを作ろうか、とか決めてみませんか。つまり、今こそ家族が幸せになる家訓を作りませんか。せっかく家族で家にいるのですから。話す時間はこれまでよりも、もっともっと作れるはずです。
自分たちは何を大切にしたいか。
そんなテーマを夫婦、家族で話し合いながら、
どんな家族になりたいか。
を考えて、言葉にしてみる。書いてみる。
漠然としてなかなか言葉が思いつかないと言うことであれば、少し具体的に
・自分が親から言われてきた中で、今でも覚えている、今の自分に影響している言葉は何か。
・家族の間で、どんな言葉が飛び交うと嬉しいか。
・周りの人からは、どんな家族だと思われたいか。
・どんな子どもに育ってほしいか。
・例えば10年後は、どんな家族になっていたいか。
など、いろんな視点から考えて、書き出してみるといいと思います。
この辺りは、またの機会に少し詳しく紹介させていただきますね。
ちなみに、
oton+toでは何度か紹介していますが、所ジョージさんが書かれていた本にこんな言葉があります。
「それは、家族とのご飯より大事なことか」。
家訓として書かれたものではないと思いますが、
家族を尊重し、楽しくやっていく上でのとても大切な価値観だと思います。
こんな時をせっかくの機会に!
今こそ家訓を作りませんか。
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