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オトンと仲間さんの記事

2019.8.7

捕まえたのがトノサマバッタかと思ったら「ヤブキリ」という最強のバッタだったのでショウリョウバッタを与えて飼育中|とうかいりん男爵


こんにちは!

とーかいりん男爵こと東海林大介です!

今回は「ヤブキリ」というキリギリス系のバッタを捕まえた話です。

途中にバッタの画像があるので、苦手な方はお引き返しください(笑)

妻からのライン

仕事が終わって、間もなく家に着こうかという頃。

「トノサマバッタを捕まえたから、早く帰ってきて~!」

と連絡がありました。

19-07-19-11-31-56-388_deco

ひらがなとカタカナの文章は、妻のスマホで息子が入力したものです。

トノサマバッタが食べるもの・・・と検索して、ねこじゃらしが出てきました。

そのバッタは家の前にいて、まずは息子がかぶっていた帽子で捕まえたようです。

その状態をキープして、妻が家に虫網を取りに帰り、戻ってきて、捕まえて、そのままタッパーに入れた。

という状態で、ボクは帰宅しました。

丁寧にタッパーのフタにはドライバーで穴が10個くらい開けてあります。

息子が捕まえようとした時に、バッタに噛まれて痛い思いをしたので、「もうさわりたくない」とのこと。

トノサマバッタじゃない!

帰宅して、実物を見ると、見るからにトノサマバッタじゃない!とすぐにわかりました。

なんとなく、キリギリスっぽい。

でも、キリギリスの定義がよくわからないので、昆虫の図鑑を引っ張り出してきて、バッタのページを順番に見ていくと・・・

うーん。どれも似ている。

まず、キリギリスの仲間っぽいことはわかったので、そのページを順番に見ていきます。

やっぱり、どれも同じような感じだなぁ

そうだ。1つ1つ比べていこう。

このバッタは足がこんな感じ。

しっぽみたいのが羽よりも後ろに突き出している。

背中は茶色いぞ。

うーん。これは「ヤブキリ」という種類なのかもしれないなぁ。ということで、ヤブキリに仮確定。

190719ヤブキリ

学校に持っていく

翌朝になって、学校に持っていく!と張り切っていたので、エサをどうしようかと考える。

ググってみると、なんでも食べるんですね。パイナップル、バナナ、ふやかしたドッグフードまで。

「バッタ=草を食べる」みたいなイメージがあったんですが、このヤブキリは、虫も食べる、獰猛な肉食獣ならぬ、肉食虫なんですって!

家の中を見回すと、冷蔵庫にキュウリがあったので、はじっこを切り落として、水槽に入れます。

学校に着くと、友達が寄ってきて「すげー!」とまず、その大きさに驚いています。息子も人気者です。

そうすると、その場で、虫取り大会が始まり、そのへんに飛んでいるショウリョウバッタを捕まえてきて、2匹が追加されたんです

夕方迎えに行くと、そこには・・・

キュウリを食べた跡がありました。

中には、朝入れた、ショウリョウバッタ2匹がいなかったので、「逃がしたの?」と聞くと、「逃がしてない」とのこと。

ってことは、ヤブキリに食べられたのかー!!!

と、その肉食虫に、改めて目を丸くして驚く父と子。

どうやらすごいモノを捕まえてしまったようです。

大型のカマキリや、セミさえも食べる

らしいんです。

詳しくは「ヤブキリ 肉食」でググった、以下の検索結果の中身をご覧ください。

「ヤブキリ 肉食」の検索結果
http://urx.red/ZKAq

大型のショウリョウバッタをガブガブあっという間に食べてしまう動画なども見つかります。

なんでも、最強の昆虫と言っている人もいるほど。

そんなすごいバッタを捕まえてしまったというのか・・・

まずは、小さいコオロギと中型のクモを入れましたが、半日たった現在、まだ食指は動かないようです。

今後どんな肉食っぷりを発揮するのか、少しずつ昆虫を与えて試してみたいと思います。

この肉食話が本当なら(本当なんですが)、「アリとキリギリス」の童話は、人間の思い込み(もしくは作り話?)だったということが露呈してしまいます(笑)

だって、ヤブキリにとっての食べ物は、1年中そのへんに歩いていますから。

今回は、キリギリスの仲間「ヤブキリ」を捕まえた話を書いてみました。

今後この飼育生活は、どうなっていくんでしょう。

翌日のこと(追記)

ショウリョウバッタを25匹くらい捕まえてきて、ヤブキリが待ち構える水槽に入れてみました。

正直、これを見るまでは、先日入れた2匹のショウリョウバッタがいなくなったのは、「誰かが逃がしたのでは?」という可能性を拭いきれませんでした。

190719食べるヤブキリ

しかし、こうです。

入れるなり、1匹を即捕食!30分程かけて、完食しました。

この画像は2匹目です。おなかをヒクヒクさせながら、プレデターのような口をムシャムシャして食べています。

「これが自然界の掟かぁ」と感動しながら見ています。

他のショウリョウバッタにとっては、ここは地獄。しかもまだみんな、それに気が付いていないかのようにピョンピョン跳ねています。

息子は「このバッタの一生が終わっていく・・・」なんて言いながら見ています。

やはり、ヤブキリ、恐るべし肉食虫です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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