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オトンと仲間さんの記事

2019.8.12

「抱っこ」~青山お父さん大学の課題で書いた息子との思い出の作文|とうかいりん男爵


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こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、青山お父さん大学の課題として書いた「息子との抱っこの思い出」を、ここでも発表したいと思います。

トップ画像は、保育園の卒園式で、おそろいのブラックウォッチのジャケットで抱っこをした写真です。

久しぶりの抱っこ

年末に腰を痛めてから、腰に負担がかかることは極力控えてきました。

好きなゴルフも実に5ヶ月ぶりで、最近では、もうあまり心配することもなくなってきましたが、油断は禁物。

次に痛める前に、インナーマッスルを鍛えるぞ!と意気込みだけは、持っています。

そんな7月のある日の、ショッピングモール。

息子から久しぶりに抱っこを求められました。

快諾して抱っこをしたものの・・・

重い!!!(笑)

抱っこをしない日が続いて、久しぶりの抱っこだったのもあるかもしれませんが、久しぶりの息子はずっしりと重くなっていました。

もう小学1年生ですもんね。

と、そんな抱っこの最中に、「そういえば、青山お父さん大学の課題で、抱っこについて作文を書いたなぁ」と思い出したので、ここでも発表することにしました。

青山お父さん大学とは

イクメンという言葉が登場して数年が経ちますが、そこで語られていたのは、主に未就学児のいる家庭における、家事、育児の分担、妻のサポートという意味合いが多かったのではないでしょうか。
確かにそれはとても大事なことではありますが、子どもはその後も成長し、保育園や幼稚園、小学校、中学校へ、思春期へ。そして友達や先生、先輩後輩、社会との接点を持つようになってきます。
そういう子どもの成長過程での、父親の役割とは何か?あるべき父親とは?ということを考えていく講座を準備しております。「oton+to」が様々なインタビュー等により蓄積した成功体験や失敗談、歴史から紐解く父親の姿とは等、座学とワークショップで学んでいただきます。

青山お父さん大学HPより

とーかいりんは、息子が保育園の年長の時、2019年の1月から2月にかけての3日間通って、卒業してきました。

この「抱っこ」は、2日目出た課題で、最終日である3日目に発表した作文です。

それでは、お読みください。

「抱っこ」

抱っこ

息子は抱っこが大好きです。

小さな頃から抱っこが大好きです。

3月に6歳になるというのに抱っこが大好きです。

体重は18kgもあるのに抱っこが大好きです。

身長は110cmを超えても抱っこが大好きです。

夏でも冬でも抱っこが大好きです。

暑い夏の屋外は、お互いの熱でより暑くなるし、汗でベタベタするよ、と言っても、それでも抱っこしてとせがんできます。

冬の抱っこは大きなカイロみたいであたたかく、ボクも抱っこが大好きです。

生まれて首が座ってからしばらくは、前向きに抱っこができる、ベビービョルンの抱っこひもでした。

当時は前向き抱っこをしている人は、まだあまりいませんでした。

すれ違う人から、かわいい~!と言う声を聞くことが何度もありました。

前向きに抱っこ「させられている」感。

ぽーっとした顔と、だらんとぶら下がる手と足。

鏡で見る度に、見慣れたボクでもかわいいなぁと思うくらいです。

息子の初めての海外旅行は0歳11ヶ月の時です。

タイのバンコクに行きました。

さすが微笑みの国。

道行く人の半分近くの人が前向き抱っこをしている息子に微笑んで手を振ってきます。

息子も気をよくして、満面の笑顔で反応していました。

しまいには、すれ違う人に自分から笑顔をふりまくようになりました。

日本に戻ってからも同じ調子で、すれ違う人に自分から愛想をふりまきました。

でもシャイな日本人にはあまり反応してもらえず、そのうち愛想をふりまくこともなくなってしまいました。

タイ旅行で見られた思い出深い、あの時だけの表情でした。

3歳で体重は13kg。

妻は既に腕力の限界を迎えていて、息子にもう抱っこはできない宣言をしていました。

そうなると抱っこをせがむ相手は、ボク1人。

妻と2人で出かける時は、抱っこと一切言わないらしいのです。

でも、ボクがいる時は、できれば全行程を抱っこですごしたいと思っているようです。

ちゃんと親を使い分けています。

4歳で体重は14.5kg。

ボクもそろそろ抱っこを卒業かなと思い、徐々に断るようになってきました。

たくさん歩いた方が、足も鍛えられていいんじゃないかと思ったのもあります。

でも気づいたんです。

抱っこして~と甘えて見上げてくる顔。

抱っこを先延ばしにしていると、抱っこ抱っこ!と不機嫌になる声。

それでもやっと抱っこしてもらった時の、照れ混じりの満足気な表情。

「もう名前を『だっこちゃん』に変えちゃうぞ~!」と言うと、「いいよ~」とか。

「東海林だっこちゃん!」「はい!」なんて、そんなやり取りとか。

寝る時もお風呂も、ママと一緒がいい、という息子ですが、抱っこの時には、常にボクを求めてくることだったり。

これらは、息子が「抱っこして」と言わなくなったら終わってしまうのです。

だから、求められる限りは応えていこうと決めました。

車で出かけると、降りた瞬間から抱っこを求められます。

腕が疲れると歩いてもらいますが、しばらくするとまた抱っこ攻勢が始まります。

それでも腕が限界を迎えると、今度はおんぶに切り替わります。

リュックを前に持ち、背中に息子が乗ってきます。

たまに支える手を離して遊ぶと、落ちる~と言いながら限界までぶら下がって喜びます。

そんな遊びも楽しいものです。

でも息子はやっぱり抱っこが大好きです。

そんなボクも抱っこが大好きです。

2019年2月6日

お父さん大学3日目(最終日)

東海林大介

20190714_1529430歳11ヶ月の時、初めての海外旅行でバンコクへ。
ベビービョルンという抱っこヒモで前向きに抱っこしている様子は本当にかわいかった!
タイですれ違う人たちからも大人気でした。

今回は、青山お父さん大学で発表した、息子との抱っこの思い出を綴った「だっこ」を貼り付けてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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