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【夏休み】海川山森&キャンプ特集
2017.9.5
四万十川カヌーキャンプ 番外編 長男の初バイト。
今回の四万十川カヌーキャンプでは、
高1コタのアルバイト体験というのもありました。
行くにあたって、テントやライフジャケットや
たくさんのTシャツ、帽子などをモンベルさんに協力してもらうことになりました。
家族全員分の諸々、何を使うかという装備の選定まではオトンがやったのですが、
そうか、これコタのアルバイトにしたら良いかも、と思い立ち
その装備の管理をコタの仕事にしたわけでございます。
スタイリストのアシスタントさんのような仕事の一部を
やる感じですな。
コタは最近やたらとオシャレに目覚めておりまして、
かつ、高校になったからバイトもしてみたいななんて思っていたところですから、
このオトンの誘いに、
「おー、やりたいやりたい!オレ、はじめてのバイトだ」ということで
ノリノリOK。
最後、装備の洗濯・片付けするところまでが仕事だぞということでスタート。
出発前の装備のチェックから、旅行途中における家族全員分の装備の管理、
四万十川から帰ってきて、洗ったり汚れを拭き、片付けるまでの仕事。
「どんな風にみんなが写ればいいかも考えときな」と言っておいたので、
誰がどれを着るかなんてことも本人が考えて、振り分けておりました。
明るい色と茶色やダークグレーなど渋い色のものがあったんですが、
「オトンが暗い色を着ると、ごくごく一般的な、いわゆるオッサンにしかならないと思う」
という彼の冷静な思考、判断のもと、オトンは服も帽子も明るい色をあてがわれました。
※ノンの帽子、3人の短パンは私物
テントを張って片付けるのはずっと息子2人の役目。
現場で装備のことを一番理解している状態になっておくため、
テントも事前に自宅で練習しました。
それでも当日はなんだか手こずっておりましたが、
それ以降は毎日スムーズにやっていたと思います。
そういえば、四万十川に行く前のよさこい祭りで、
見終わって、さあ、車で出発だという時に、
シンが帽子をどこかに置き忘れているのに気づきました。
すかさずコタが「シン、探しに行くぞ」と、
「オトンたちは車で待っといて」と言い、
走って行きました。結局見つかったのですが、
コタは、シンが無くしても自分の責任だということは理解していたようです。
四万十川から帰ってきて、コタは翌日からすぐに用事があったのですが、
(といっても、友達の家に泊まりに行ったり、ラップを観に行ったりと遊びの用事ですが)
Tシャツを洗濯し、綺麗にたたみ、
その翌日はテントも広げて汚れを落とし、少ない晴れ間に天日干しをし、
全ての装備の状態を黙々とチェックしていました。
そして、なんとか無事に終了。
基本、マイペースな性格なので、ゆっくりさが気になるところもありましたけど、
オトンが思っていた以上に責任感を持ってやっていたなというのが私の印象。
親バカ視点も多分にあるのだと思いますが。
ただ、とにかくこれをやってくれたおかげでオトンは楽になりました。
“はたらく”。まさに、側(はた)を楽にするです。
後日、近所の焼肉屋にてアルバイト代を払いました。
オトンの懐からですがアルバイト代4000円。
コタ、すかさずLINEでみんなに報告、速攻で友達からの反応。
「どこでバイトしたの?」が一番多かったようで、
「父の手伝い」というと「なーんだ」とか
「もっと詳しく教えろ」とか。
中には「この夏、オレはもっと稼いだぞ」とか。
まあ、とにかくコタは初めてバイト代を手にしたんですが、
焼肉屋を出た後、ママの運転で家に帰る途中、
「買いたいものがあるからちょっとスーパーに寄ってくれ」とコタ。
スーパーの駐車場に車を停めて、
子どもら3人が店に入っていきました。
車の中で待っていると
「これどうぞ」と、オトンにはおつまみミックス、
ママにはハーゲンダッツのアイスクリーム、
弟妹にもお好みのアイスクリームと、
4000円の中から900円ほどを「はじめてのバイト代だから」家族に。
みんな予想もしていなかったプレゼントをもらいました。
この心意気は嬉しかったですね。
本人によれば、
レジで「うわ、4000円のうち1000円弱か、、、」と一瞬ためらったそうです(笑)。
この連載の他の記事はこちら
- 第4回カヌー旅ど真ん中。
- 第6回四万十川カヌーキャンプ 天然うなぎと沈下橋。
- 第1回持ってくものとよさこいと
- 第5回流れ星と手長エビ。
- 第2回四万十川カヌーキャンプ 漕ぎ出し〜沈。
- 第8回四万十川カヌーキャンプ番外編 長男の初バイト。
- 第3回四万十川にドローン
- 第7回四万十川カヌーキャンプ最終回 家族テント。
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