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オトンの心得・決めごと

2014.7.3

レッテルのこととか

タイミングというのがあります。

オトンが何かをしようとするときに

娘が「○○しよう」と言う。

オトン「いま、○○するところだから、それが終わってからね」

娘「うん、わかった」

このやりとりが、娘とはとても多い気がする。

合っていないんだな、タイミングが。

そろそろ晩ごはんだという時に

「オトン、オセロしよう!」とか

「オトン、トランプしよう!」とか

「オトン、ここに絵描いて!」

とか、なんで今なんだ?という時のこともある。

次男と家の中で、やわらかいボールで

カーブの投げ合いっこをやっていて、

ようやく終わってちょっとしてから

「オトン、キャッチボールしよう!」と

娘が言ってきたことも何度か。

これは、オトンとお兄ちゃんの間には入れなくて

見ているしかなくて、でも見ていると自分もやりたくなって

少しタイミングを見計らってから声をかけたという感じのもある。

だから、ただただ、単純に合わないというわけじゃない。

そのときのオトンは、例え家の中とはいえ、軽ーく一段落モードになっているので

「ええっ、さっき終わったばかりなのに!」という気持ちになってしまっている。

単にタイミングがずれているということじゃないとは分かっていながらも

なんとなく、娘は間がわるいなあ。と、思ってしまっている自分がいるんですわ。

 

ある週末、オトンがサーフィンに行こうとしていたときのこと

行くと言ってからも仕事のメールなんかをしていて、ずるずるとパソコンの前にいまして、

娘はオトンのそばでずっと本か絵本を読んでいたのだけど、

30分くらい経ったあと、

「オトン、トランプしよ!」

「ううっ、ちょうど今、サーフィンいこうとしたのに!」

また、娘はタイミング悪いなあ なんて一瞬思ったんですけどね、

実は、順番が逆ですわ。

娘がトランプしよっ!って言ってきた瞬間に

今すぐサーフィン行くモードになったんですね。

娘はタイミングが悪いなあ と、勝手に思い込んでるからなんです。これ。

レッテル貼ってしまっているんですね、これ。

これ、オトンが悪いです。

娘は娘で、

オトン、サーフィン行くって言ってたけど

ずっと家にいるから行かなくなったのかな。

じゃあ、遊ぼうって声かけよう。

というふうに思っていたようでね。

言うタイミングも考えているんですわ。

 

些細なことですけど、こういうズレが続いていくといかんなあと

思ったわけなんです。

 

そしてその日は、日が暮れる前、いつもよりちょっと早い時間に

娘と風呂に入りまして、

ふたりで湯船につかって、30まで数をかぞえていたときに

「この時間、ものすごくよいなあ」と

しみじみ思っていまして。

おそらく、そのしみじみな感じが

オトンの表情から漏れていたんでしょうか、

娘、ずっとオトンの顔を見ながらかぞえていて、もう30になろうというとき、

「オトン、100までかぞえよう!」と言ってきたんです。

ふたりで肩まで浸かって100まで。

娘、真っ赤な顔して100までかぞえていました。

あとできいたら、もっと一緒に入りたくなったから100までにしたんだと。

オトンがうれしい気持ちだと、娘もうれしいんだなあ〜。

ああ〜、そうだよな〜〜。

 

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