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プロコーチによる、コーチングマインドを活かしたオトンな子育ての仕方

2021.4.16

オトンの日常の子育てにコーチングマインドを

世の中の子育てを楽しんでいる素敵なオトンの皆さま、はじめまして、お父さんコーチの山田 真伸(やまだ まさのぶ)です。

 

これから、oton+to読者のオトンの皆さまが「子育てにコーチングマインドを活かして、かっこいいオトンであり続けるため」の情報を全12回の連載を通して発信いたします。

 

1回目の今回は、自己紹介を通しながら、「なぜ、オトンの子育てにコーチングマインドを取り入れることが必要か?」を中心に説明させていただきます。

 

その前に、コーチングの定義を確認すると、「問いかけて聞くことを中心とした”双方向なコミュニケーション”を通して、相手がアイディアや選択肢に自ら気づき、自発的な行動を起こすことを促す手法」(Hello,Coaching!より)と言われ、このようなマインドを持つことがコーチングマインドと呼ばれるものになります。

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サッカーに明け暮れる毎日の学生時代

少年ボール

私は、北海道生まれの北海道育ち、幼少時代は父親の仕事の都合もあり、様々な北海道の土地(帯広市、滝川市、八雲町、室蘭市、札幌市)に住んでいました。

 

幼稚園から兄の影響もありサッカーを始め、小中とサッカーに明け暮れる毎日でした。

「オレもJリーガーになって、カズ(三浦知良選手)のように活躍する選手になるぜ!」そう意気込んでいました。

 

ところが、中学3年生の試合中に足を骨折し、サッカー選手の夢を諦めましたが、トレーナーとして選手をサポートしたい思いがあり、スポーツ現場でも活躍できる理学療法士の道を選び、現在でも理学療法士として働いています。

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マネージメントスキルを得るために、学び始めたコーチング

コンサルティング

そんな私が、コーチングと出会ったのは、2016年11月でした。当時、会社で管理職となるタイミングで、マネージメントスキルを身につけたいと考えていた時に、知り合いのSNSのタイムラインに、コーチングスクールの1日体験セミナーの記事が流れていていました。直感的に、「これだ!」と思い、すぐにセミナーに申し込みました。

 

そして、コーチングを学んでいく中で、「あれっ?コーチングってマネージメントだけでなくて、子育てにも役立つ?!最近、子育てが楽しい!」という感覚が芽生えました。

 

さらに、「子育てが楽しくなると共に、仕事も以前より、やりがいを持てるようになってきた!」となり、「コーチングを学ぶことにより、自分が輝いて毎日を楽しく過ごすことができるのではないか。」そんな風に思うようになりました。

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コーチングマインドを子育てに取り入れ変化してきたこと

子育て

ここで少し、私の体験談を通して、コーチングを学び始めて、どのように子育てが変わったかを紹介いたします。

 

コーチングを学び始める前の私は、子どもと公園で過ごして、夕方近くなると、子どもが楽しそうに夢中で遊んでいるのに、「もう夕ご飯の時間だから帰るよ!」と一方的に伝えていました。当然、子どもはまだまだ遊びたいので、「帰りたくない!」となり、最終的には泣いている子どもを強制的に抱っこして帰るので、子どもも機嫌が悪いままで、夕ご飯やお風呂の時間も遅くなる。。。こんな感じでした。

 

そんな私がコーチングを学び始め、コーチングスキルの傾聴や承認の存在を知り、少しずつ子どもとの向き合い方に変化が出てきました。コーチングでは、「クライアントの可能性を信じる。」という、大切なコーチとしてのあり方があります。子育てに置き換えると、「子どもの可能性を信じる。」そのあり方で子どもと向き合え始めたことが、私自身の一番の変化です。

 

先日、4歳の次男が大好きな電車を見に最寄りの駅に行ったときに、「子どもが帰る。と言うまで帰らない。」と決めて関わった日がありました。一緒に電車を眺めていると、1時間もしないうちに、「もう帰る♫」とご機嫌に一緒に手をつないで帰り、帰宅後すぐにお風呂にも入り、夕ご飯も予定通りに食べ終える。そんな出来事がありました。

 

この関わりの中には、コーチングスキルの傾聴、承認、ペーシングなどを活用していて、この辺りは、次回以降の連載の前半部分「オトンのコーチングマインドスキル編」でも紹介します。そして、スキルだけでなく、「子どもの可能性を信じる。」というお父さんとしてのあり方も大切ですので、連載の後半部分「オトンのコーチングマインド応用編」でもお伝えします。

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オトンも子どももハッピーな世の中へ♫

ご機嫌

1回目の今回は、私のコーチングとの出会いと、なぜお父さんの子育てにコーチングマインドを持つことが必要かを、私の体験談をもとに説明させていただきました。

 

「子育てをする上でコーチングって大切そう!」と感じていただけたのなら、とても嬉しいです

 

ぜひ、最後までお付き合いいただき、一緒に子育てにコーチングマインドを活かして、オトンも子どもハッピーな世の中にしていきましょう!よろしくお願いいたします!

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今後の連載予定

今回が連載1回目で、「オトン(お父さん)の日常の子育てにコーチングマインドを」で、今後の連載予定は、

【オトンのコーチングマインドスキル編】

② 子どもの話を最後、「。」まで聞くことの効果 ~傾聴~
③ 子どものペースやテンポに合わせて寄り添ってみることの効果 ~ペーシングとリフレイン
④ 子どもが100点を取った時だけでなく、そもそもの存在を認めてみよう ~承認~
⑤ 子どもには過去への詰問ではなく、未来への質問を ~質問~
⑥ 子どもにはダメ出しではなく、目標や夢に対するフィードバックを ~フィードバック~
⑦ 子どもへのコーチングマインドを活かした、イケてるオトンの声のかけ方 ~コーチングスキルのまとめ~

【オトンのコーチングマインド応用編】

⑧ オトンが子どもの時の、親との出来事を思い出してみよう
⑨ オトン同士で、子どもの自慢話をしてみよう
⑩ オトンの今の仕事、そして夢の話を子どもにしてみよう
⑪ オトンとしての、あり方を考えてみよう

【おわりに】

⑫ かっちょいいオトンの背中を魅せ続けよう

となっていて、月2回ペースで連載を続けていく予定です。

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執筆者プロフィール

山田プロフィール写真

山田 真伸(やまだ まさのぶ)
コーチングオフィス Be a Smile代表

北海道出身神奈川県在住
3人の子ども(12歳の男の子、4歳の男の子、2歳の女の子)+8歳のチワワ

【保有資格】
国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ
一般社団法人コーチングプラットフォーム認定コーチ
理学療法士

【大切にしていること】

あり方
「私自身が笑顔で、周りの人も笑顔にできる存在であり続けたい。」

ビジョン
「自分の選択に肯定感を持つ。」一人ひとりが笑顔でそう思える世界をつくりたい。

【コーチとしての活動】

2020年6月6日に理学療法士として会社に勤務する傍ら、個人事業主として「コーチングオフィスBe a Smile」を立ち上げ、プロコーチとしても活動を開始。

プロコーチとしての活動は、会社経営者、マネージャー層、子育てに悩むお父さん、医療介護従事者などを中心にパーソナルコーチングセッションやに加えて、コーチング、コミュニケーションに関しての企業研修、セミナー講師。2020年8月からは毎月、お父さんのためのお話し会(日常の子育てにコーチングマインドを)を主宰。その他にも、理学療法士の養成学校に通う学生のために定期的にプロボノコーチングセッションを提供し、未来の理学療法士をプロコーチとして支援している。

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