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おとんのこと、勝手におしゃべり!by思春期OG
2018.6.8
【第2回】子どもが一緒にでかけてくれないおとんたちへ(後編)
思春期を終えたおとんとメンバー二人が、
自分のおとん、世の中のおとんのことを勝手におしゃべり。
息子&娘の考えがわからない〜というおとんたちの
ヒントになったらもうけもん!
お気軽にどうぞ!
< メンバー紹介 >
・たなか:26歳。おとん・おかん・いもうと。割とおとんと仲がいい。
・おおやま:25歳。おとん・おかん・あに。割と今でも反抗期。
< 今回の議題 >
「子どもが一緒におでかけしてくれない、、、」
買い物に誘っても遊びに誘っても
「行かない」っていう娘&息子、、、
なんでダメなの?何考えてるのー!?
< 本編 >※た→たなか、お→おおやま
た:いっそ、映画とか舞台とかライブとかは?娘の趣味に付き合ってどっかいくとかだったらなんとかなるかもよ?
お:むー、それは私きついな。なんでかっていうと、近くで映画館があったのが、ショッピングセンターの中だから!また、人と会いたくない問題。
た:なるほど! 私の友達で、お父さんと競馬に行く子もいたな。
お:競馬!?
た:お父さんが競馬好きな人で、中学くらいからお小遣いとかもらうようになるじゃん。そしたら、お父さんに誘われるようになって。本人もお父さんもどハマりしているわけではなくて、たまに遊びにいこーみたいな。
お:へー!それは珍しい。
た:そうそう、それは楽しいって言ってた。だからいっそおとんの趣味に付き合わせちゃうのはアリかもね。おとんの楽しみ方を共有してあげる、というか。
お:競馬とか、お母さんとはなかなか行かないところだしね。
た:お母さんと行かないところに行くか、お母さんの守備範囲とずらすか。結構一緒にスポーツとかする子もいるもんね。
お:下手に街中とかお買い物とかじゃなくて一緒にできる共通のなにかをするのはいいかもね。
た:一緒の趣味を作っちゃうのはアリだね。お出かけが必要な一緒の趣味を作っちゃう。ちっちゃい時からの育成が必要だけど。
お:そうね、時間はかかっちゃうけどね。これを読んでいるおとんは早速始めてみるといいと思います。そういえば、うちのおにいちゃんは、おとんの友達のコミュニティーに入れてもらうのは好きだったみたいよ。
た:おとんのコミュニティー?
お:そうそう、ゴルフいったり、年齢大きくなってからは飲み会とか。
た:へーそれもありなのかな。
お:まあ一回誘ってみて様子見かしら。それか思春期過ぎてからかな。
た:そういえば、うちは普段あんまり一緒に行こう!みたいな感じはなかったんだけど、旅行は、定期的に、2-3年に一回は旅行行きたい!ってなってた。
お:旅行は特別よね。
た:旅行とかって言われちゃうと断れなくなるよね、自分も行けるんだったら行きたいし。
お:もう遠出にしちゃう!?現地解散も難しくなるし一緒にいる時間作れるよ。
た:おとんからのお誘いね!!そっか、いっそ知ってる人がいないところまで出てっちゃえって意外といいかも。
お:うん、そっちのがいいなあ。
た:「旅行」って名前になると、なんとなく楽しそうだし。あっ!思い出した、私が絶対に断れなかったやつ。おばあちゃんが絡んでくるやつだ!2人きりではないんだけど、おばあちゃんが絡んでくる誘いは断れなかった。
お:あ、分かる。
た:おばあちゃんおじいちゃんが絡むとなかなかね。
お:友達との予定があってもずらして行くよね。
た:行く行く。娘が一緒に出かけてくれるようになるまで、その辺のカードを切っちゃうのはありだよね。作戦としてね。
お:ありだと思います。誘うことで家族の関係性が深まるし?
た:一緒に住んでない場合、おばあちゃんのところに行くのもちょっと特別感というか旅行みたいなところあるもんね。ちょっとレア感出されると弱いな。
お:あと、この前もあったけどさ、「プレゼントを選んでくれ」って言われたらいいよね。
た:おかんのバースデーとかね。それは全然行くってなる。「こういうところに着ていく服がほしいから見繕ってくれ」もいいな。
お:とんでもない格好でお出かけに誘われても、それを自覚してたり「助けてくれー
って言われたら、なんだか可愛く思えてしまいそう。
た:お、あずさから可愛くって言葉が出てくるとは!
お:絶対本人には言わない(笑)。ねえ、家族の誘いって一週間以内のこと多くない?「今週末に」とか。
た:急だね確かに。
お:なんか「暇なん?」とか聞かれて「ひまー。なんもない」みたいな。「だったら行こう」みたいな感じが多いなーって思ってて。だから友達との遊びとか予定がたくさん入ってる子だったらさ、全然いけないわけじゃん。だから、あえて「この日に行くぞー!」っていうのを決めてしまうのはありかもしれない。
た:あー先約をいれてしまうのね。扱いを友達の約束と同じレベルにしてもらって。
お:そだね。
た:急に行くぞっていわれても、「え、今この状態から化粧して“外行く用”にしなきゃいけないの?」ってなるなあ。
お:「リラックスモードなんだけど」みたいな。
た:事前に、「この日にどこそこに行くよー」ってなってたら、ちゃんとそれに合わせて整えるよね。
お:朝から整えるね。
た:お出かけモードだねってなるもんね。休みの日に昼過ぎまで寝てて、急に14時くらいに「今から行くぞー」ってなっても「えー?」ってなるし、自分の準備の間みんなを待たせなきゃいけないのでもうめんどくさい、、、。
お:うんうん。先に言ってもらえてたらね。
た:先に言っておいてもらえてたらそのモードになっておくもんね、ちゃんと。
お:せめて前日には言っておいてもらいたい。
た:これは男の子にはなくて女の子にはあるやつだね。出かける場所とかによって服考えるもんね。
お:事前にアポ取りか。お仕事と一緒か。
た:友達でもよっぽど仲良くないとちょっとってなるもんな。
お:言わないけどさ、心の中では宿題とか、あれやろうとかミニto doがあるもんねー。
た:予定はないけどタスクはある、いつでもね。レポートやらなきゃなーとか。ほんとにやることない日って実はそんなにないよね。
お:学生で学校行ってたらそうなるよね、やること意外とあるもん。だから不機嫌になっちゃうことあるかもね。
た:親が思ってるほど暇じゃないってことだね、つまり。
お:読みたい本もあるし・・・来週友達と遊ぶからこの宿題やっとこうとか思ってるのに急に爆弾投下されてもね。
た:そりゃ行ったところで、よっぽど楽しくないといい思い出にはならんよなー。ハードル上がっちゃうよ。
お:そんなこんな言いましたけど、一緒に行こうっていう誘いがあると、距離は保っていられる気がする。
た:そうだね。それで「あいつ誘っても来ないし」って諦めちゃったら。
お:終わりだね。
た:そうね、終わりだね。(笑)
お:娘からはほぼいかないじゃん。おとんが当たって砕けろの精神でね、誘い続けるのは大事な気がするね。
た:定期的に誘ってあげるのは大事な気がする。断ってたとしてもそれまできてたお誘いがなくなるのは寂しいもんね。
お:天邪鬼でごめんなさいだね。
た:ごめんなさい。
お:今日話してて気づいたのが、外で人に会いたくないのって、うちと外で違う顔を持ってるからじゃん。それって、家の中で、ちゃんと安心して、「ちゃんとしてない自分」をさらけ出せてることでもあるのかも。
た:はー、思春期になると、外の自分ができてきて、少し作ってしまったキャラクターの自分がいるよね。
お:そうそう。
た:だから、家の中と外が出くわしちゃったときに、あたふたとか嫌だって思うのか。
お:おとんはひょっとして、一緒に出かけたくないってことを喜んでもいいのかもしれない。外で頑張ってる子どものことを知ることも必要だけど、そのままでいてもいいよって場所を守ることも必要なのかもしれない。
た:お、なんかかっこいい言葉でしまったかな。
お:失礼しやした(笑)。
☆まとまらないまとめ
*最低限ちゃんとした服装を心がけましょう!
「ちゃんとした服装・見た目」がわからなければ、聞いちゃえばいいんです!
それもコミュニケーションにしちゃおう。
*体験型のもの!趣味に巻き込む&巻き込まれちゃう!?
お父さんが何かやってみる!アクティビティとか、体験レッスンとか。
一緒に楽しめるようなものだとわくわくするね。
*思い切って遠出にしちゃいましょう!
誘われるほうも行きたくなっちゃうような特別感を出してみる。
家族で旅行に行ったり、おじいちゃんおばあちゃんを巻き込んでみんなで仲良くできたら
それはそれでハッピーです。
*事前アポをきちんととりましょう!
子どもには子どもなりの予定とかタスクがあります。
急に誘われても、困っちゃうので早めに誘っておけば時間作ってくれるかも。
*諦めない!(これ大事!)
定期的に誘ってあげれば向こうもだんだん一緒にお出かけしてくれるはず!
「あいつ来ないもん」って拗ねちゃわないで、気長にたくさん誘ってみよう!
*知り合いと会いたくないのは、おうちの顔があるから!(という心持ち!)
作らなくていい、おうちでのちゃんとしてない顔が保てているから、
外に一緒に行くのがめんどくさくなることも!?
ーーーーーー
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