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漫才師 サンドウィッチマンさん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.11

サンドウィッチマン、伊達と娘と富澤と息子。

漫才師 サンドウィッチマンさん

漫才師 サンドウィッチマンさん

家族構成:伊達家 妻、娘(5歳)・富澤家 妻、息子(6歳)、息子(2歳)

【オトンなアーティスト】今回はサンドウィッチマンのお二人に。お二人は同級生ですが、お子さん同士も同い年。それも娘と息子。娘のオトン伊達さんと、息子のオトン富澤さん。それぞれ全く違いました。3回にわたってお届けします。

oton+to編集長 布施太朗 写真:島野大輝

第1回伊達さんの娘さんと富澤さんの息子さん「実は付き合ってるんだ」って言われたら?「まずは引き離します」伊達。「あっちの親父、素行が悪いから別のにしたら、と言います」富澤。

サンドウィッチマンさん

―よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

―伊達さんご家族と富澤さんご家族は、お互い知っているんですよね。奥様同士で会われたりもしているんですか?

富澤:まあちょこちょこ

伊達:そうですね。お互いの家も遠いのでしょっちゅうではないですけど、まあちょこちょこ。

―奥様同士は、どんなお話をされているか知っていますか?

伊達:その辺は聞かないですね。

富澤:「受験で大変みたいよ」というのは聞きました。

―伊達さんの娘さんの受験のことですか。

伊達:そうですね。今はもう終わったんですけど、頑張ってやっていましたね。

―頑張っていましたか?

伊達:いやあ、勉強していましたね、泣きながら。

―泣きながら?

伊達:僕が勉強してこなかった人間なので話したんです。「俺の血が入っていると、多分バカだよ」って。

 

富澤:あははは。

 

伊達:だけど頑張っていました。勉強、嫌いじゃないみたいです。

―へえ、勉強が嫌いじゃないって、どういうところで感じましたか?

伊達:意外と点数もいいですし、1回見たことがあるんです、勉強内容を。どんなことしてんのかなって、そしたら俺分からないんです。

―ほう!

伊達:いや、難しいっすわ。小学校受験。ちょっと焦りましたけどね。もう教えられないと思って。

―俺を超えた的な?

伊達:完全に超えました。

―あらら(笑)。その時に志望動機とか書かれますよね。どんなことを書きました?

伊達:ああ、そういうの全部カミさんがやっていました。でも面接は行きました。三者面談に。

―面接では、どんなことに気をつけられましたか?

伊達:まあ、父親のせいで落とされるというのはイカンなと思ったので、髪を黒くして、スーツ着て電車で行きました。

―舞台とは違う緊張感ですか?

伊達:カミさんはガチガチでしたけど、僕は緊張はしなかったですね。何を訊かれてもこっちのペースに持っていける自信があるので。

富澤:あははは。

―なるほど!やっぱり笑いにするんですか?

伊達:そうなりましたね。すごく真面目そうな方2人が面接官で、粛々と始まったんですけど。「はい、ではお父様から訊きます」とか言って。

―はい。

伊達:それで僕が答えていたら、急に面接官の人が吹き出して「すごい真面目にやるんですね」って言われて。「そりゃ真面目にやりますわ」と。

―先生にツッコミを?

伊達:つまりそういうことですね。

―そうなると伊達さんペースですね。

伊達:もうこっちのもんです。この時点で合格(笑)。

富澤:あははは。

―それは成功ですね。

富澤:相手が勝手に自爆したんですよ。

伊達:そうだね(笑)、向こうだね。

―富澤さんの方は、受験は?

富澤:やんないです。ガキは遊んどけって思うんで。

伊達:男の子だしね。うちも男の子だったらほったらかしですよ。

―男の子と女の子だと、受験の考え方も変わります?

伊達:僕は富澤の子どもを見ていて、ああ、いいなあと思うんです。元気に遊ばせていて。

―へえ!

伊達:僕は女の兄弟もいないし、女の子の育て方が全く分からなくて。でもカミさんは三姉妹なんです、しかも東京で。田舎の人間からしてみれば、小学校受験なんか必要なのかってね。テレビなんかでもよくお受験お受験っていうじゃないですか。何してんだろう、あんな小さい時からって思っていたくらいなので、受験するしないでウチはずーっと揉めてました。

サンドウィッチマンさん

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【第2回 】富澤の息子に「お父さんと組みたいから、伊達さん分かれて」と言われたんです。僕は運転していた車を止めて言いました。「お前、何言ってるんだ」と。〜 に続きます。

サンドウィッチマンさん

今回の"オトン"なアーティストは、

サンドウィッチマンさん

家族構成:伊達家 妻、娘(5歳)・富澤家 妻、息子(6歳)、息子(2歳)

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