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オトンの心得・決めごと

2018.1.29

高校生のお小遣い、高校生のアルバイト、父の髪を切る。

オトンの散髪を続けているわけでございます。

以前、書きましたが、わが家の長男(高1)は

1回500円でオトンの髪をバリカンで刈っています。

高校生のお小遣いの足しにするための

わが家で見つけた、高校生のバイトです。

「オトンそろそろ伸びてきたんじゃね」

「今度の日曜日どう?」

髪の切り時を長男から提案してきます。

先日、わが家の黒い犬の散歩から帰ってきたら、

バリカンが充電され、風呂場に新聞紙が敷かれていました。

オトン、あとは座ってくれればいいよというところまで

場を仕上げております。

 

以前、散髪1回500円というのをスタートした時に、

オトンは長男に言いました。

「オトンが切ってくれっていって、ただ切る。

それだけじゃないのだよ」

「髪を切るのはもちろん、いかにいい時間を過ごしてもらうか、

こちらとしては、そこにお金を払う価値があるのだよ」と。

ただ、それがどういうことなのか、というのは本人に任せています。

 

で、先日の散髪の時の話です。

息子にバリカンで刈られている時、

なんだか、美容院や床屋の感じだったんです。

なんだろなと思ったら、

髪を切りながら切られながら、長男と私、世間話をしているんですね。

終わり間際に気づきました。

 

長男が話かけてくるんです。バリカンを動かしながら。

こないだ観たYouTubeの話とか、彼が今興味を持っていることとか。

そこにオトンが乗っかります。

髪の長さがどうとかとは全然違うネタのやりとりです。

前回までは、そういう会話はありませんでした。

お互い、バリカンに意識が集中して、そんな余裕もなかったので。

 

「はい、終わったよ」

息子に言われました。

散髪が終わり、

その後、台所で夕食の支度をしている

オカンにこのことを言ったんです。

今回は、いろんな会話をしながら切ってもらったので

なんだか店にいるみたいな気分になったのだと。

それを横で聞いていた長男が言いました。

「よっしゃ! 俺、それ、意識したんだ」と。

いい時間を過ごしてもらうのに、今回は会話をしようと思ったのだと。

彼なりに考えたようです。

その気づきと実践に、オトン100円をプラス。

合計600円の散髪代となりました。

甘いですかね?

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