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父の失敗・悩み・たわごと

2018.1.15

小学生の娘に褒められました。

先日、家族で旅行中にあるお店で

高1の長男と中1の次男が

「オトン、このイヤホン3人で買おう」と

言ってきました。

SKULL CANDYっていうメーカーのイヤホン。

アメリカの比較的新しい、ガイコツのマークの

ヘッドフォン・イヤホンメーカーです。

長男のコタはここのが以前から欲しかったようです。

次男のシンもノリノリです。

2人とも自分の小遣いで買うのですが、

3人でお揃いを持とうじゃないかじゃないかという嬉しいお誘いです。

カラーバリエーションがけっこうあるのですが、

2人はそれぞれ自分の色を決めていました。

コタなんか、今はもうファッションに目覚めに目覚めてしまって、

色へのこだわりも相当なものです。それに影響されはじめている

シンも同様。コタがこの色なら自分はこっち、という決め方をしています。

2人が選んでいたのは

コタが黒でシンが赤。

残っているのはラスタカラーとか白とか緑とか、

他にもあと何色かあります。

でも、オトンも黒がいい。じゃなければ赤がいいなと。

でもそういうことはを口に出さずに色とりどりのイヤホンを見ていると、

コタとシンが察したのか

「じゃあジャンケして勝った人順で選ぼう」と言ってきました。

オトンの気持ちを考えてくれた提案ですね。

そんな子どもたちの気持ちを感じながらもオトン、

「おお、じゃあそうしよう」ということで

勢い良くジャンケンしたら、一発でオトンが勝ちました。

「よっしゃ!!」

オトン、小さく雄叫びをあげました。

好きな色を選べます。

はじめ黒を選んでいたコタは、横で静かに「あー、負けてしまった」

という顔をしています。

シンも神妙にオトンがどの色を選ぶか待っています。

オトン、一瞬、黒か赤のどちらにするか考えましたが、

白を選びました。

「オトン、白でいいの?」と意外な顔で訊くコタとシン。

「白にする」とオトン。

これで、コタはそもそも選んでいた黒。

シンもはじめに選んでいた赤と、

みんなが第1希望でおさまりました。

 

これをずっと横で見ていた末っ子小6のノンが小声でオトンに言いました。

「オトン、かっこいいじゃん」

 

娘に褒められました。。

それを聞いたオトン、

こういうところを娘は見ているのか、と少し驚きながら、

妙に嬉しい気持ちになりました。

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