家族が幸せになる、お父さんスタイル

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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.28

親父は最高にダサい形で離婚をしました。でも僕の親父が僕の理想のスタイルなんです。【第3回】

映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん

映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん

家族構成:妻、娘(小1)、息子(5歳)

今回は、海が好きで江戸川の土手が好きなオトンの池辺さん。平日はどんなに早く仕事を終えても家には帰らずアメ横の立ち飲み屋へ。その代わり週末はどっぷり家族と。理想の家庭は亭主関白親父ワントップスタイル。それもこれも大好きなお父さんの姿をトレースしているのだとか。

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

第3回お風呂のシーンを思い出すんですよ。泣きながら湯船の中で抱きついてきて。娘の「助けて」っていうのがすごく伝わってきたんです。

―奥様は葛飾の方ですか?

新潟の人です。雪国の女です。実は妻も完全亭主関白スタイルの家庭で育ったんです。

―同じ環境で育ってきたから価値観が一緒なんですね。

はい。本当にラッキーだと思います。妻と巡り会えて。

―どこで知り合ったんですか?

新宿でナンパしました(笑)。

―じゃあ、余計にラッキーですね(笑)。

ただのラッキーでしかないです。

―奥様、今、お仕事は?

ここで一緒に働いています。2人で制作会社を立ち上げて10年になります。彼女がWEBディレクターで、僕は映像を作る仕事をしています。実はさっきまで一緒にいたんです。彼女が子どもを迎えにいくので帰りました。まあ、だからほぼ365日一緒にいるんですよ。これもちょっと気持ち悪いので、夜は真っ直ぐに帰らないんです、僕。

―なるほど!合点がいきました。

夜ご飯は一緒じゃなくていいんですよ。ここは本音なんですけど、もう四六時中一緒にいるから、夜はアメ横に身を置きたいんです、僕。

―それは奥様も同じ気持ちかもしれませんね。

そうなんです。夜ご飯別に一緒にいなくていいと。週末にがっちり家族との時間を作れればいいよっていう感じで、ナイトタイムは解放してもらっています。

―それで週末にがっちりなんですね。

僕、これ本当に薦めています、週末父ちゃん。そんな毎日毎日、夕飯一緒に食べたりとか風呂に一緒に入ったりとかやらなくていいんですよ。父ちゃんがいることが当たり前になっちゃうから。週末時間が作れない状況だったら、ちょっと違うかもしれないですけどね。とにかく週末になると父ちゃんがどこかに連れていってくれるって、子どもも楽しみにしてくれているんです。「今週はどこに行くの?今週はどこに行くの?」って、毎週訊いてくれるんです。だから、平日は夜遅くに帰って子どもの寝顔を見て安心して、僕も寝るみたいな、それがちょうどいいなって。自分の周りだと、無駄に早く家に帰ってるやつらのほうが、夫婦仲良くないんですもん、どこの家も。

池辺政人さん

【第4回 】「親父は子煩悩すぎてネットワークがないっていうか、友達とかも全然少なくて、そこから地元のスナックに通い始めるんです」に続きます。

池辺政人さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

池辺政人さん

株式会社ゼノメディアブレンド 代表取締役
東京都葛飾区出身。
家族構成:妻、娘(小1)、息子(5歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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