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2017.9.4
四万十川カヌーキャンプ最終回 家族テント。
四万十川カヌーキャンプも最終日となり、
私たちのカヌーも街中へと近くにつれ、
遊覧船ともすれ違うよになり、手を振り合うようになります。
壮大に見えていた山の景色がなくなってきます。
少し寂しさを感じながらも、ゆっくりゴール地点に向かって漕いで行きます。
そしてお昼頃、街の大きな赤い橋をくぐり、ゴール。
荷物をおろし、カヌーを陸に上げました。
このあとは、近場の温泉に行ってからそのまま帰ります。
3泊4日のカヌーキャンプ、妻は3日目の時に「わ、まだ半分か」と思ったそうです。
「2泊3日くらいでいいんじゃない?」と、
子どもたちにも言っていたらしいです。
でも、この旅はとてもよかったよう。
後日、帰ってきてから聞いたことですが、四万十川に行く前と行った後では、
家族の距離感が変わったように思うと言っていました。
「みんなが近くなった」と。
長男が高1、次男が中1、背丈は小柄だけどちょっとませた娘が小6、
休みの日もそれぞれの用事があり、家ではスマホがメインという中、
母は、子どもの成長を感じながら、そこから生まれる距離感にちょっと寂しさも
感じていたのかもしれません。
そこは父より母の方が敏感なのかもしれませんな。
まあ、そういう意味でも、この旅の意味を深く感じ入ったのかもしれません。
彼女にとって、とてもいい旅になったようです。
沈下橋から飛び込めたことも含め(笑)。
そういえば行く前、テントを選ぶ時、
妻は「家族が5人で寝れる大きなテントがいい」と、
ここだけ主張していました。
私としては、みんな大きくなっているし、
小型のテントをいくつか持って行くつもりでした、
このoton+toにでも
「テントは小さいものを」ということを勧める記事(小川さん執筆)を
掲載していたりもするので、
そこは当然、小さいものがいいだろうと。
でも、妻の唯一の主張を受け入れて、家族全員が寝れる大きなテントにしました。
クソ暑いのではないかという不安もありましたが、
暑いと感じたのは初日の夜だけ、あとは幸いにもそこまで
暑さを感じることはありませんでした。
明け方なんかはむしろ少し肌寒くて寝袋をかぶったくらいでした。
妻はみんなが一つのテントで寝ている姿をスマホで撮っていたようです。
子どもらはどうだったかといえば、
まあ、飛び込んだのが楽しかったとか、流れ星がすごかったとか
ご飯がうまかったとか、川に入って気持ちよかったとか、
小学生の夏休みの絵日記のような感想しか上がってきませんが、
すごく楽しんでいたように見えました。
オトンとしては、いやあ、まさか家族全員で今、
四万十川をカヌーで下ることになるとは思ってもいませんでした。
5年前に行った時も、
まさか長男が高校生になってから来るなどということは
想像できなかったと思います。
「子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。」
oton+toではよく言っていますが、
もしかしたら、そうでもないかもしれません。
その頃とカタチは違っても、みんなで同じものを見て聞いて、笑い合う。
別に毎日じゃなくても、そういう時間は作ることができるんだなと。
「この夏はまた四万十川に行こう!」
みんなに言ってよかったです。
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