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【夏休み】おすすめ本、映画、ちょっとお出かけしたところ

2016.7.30

ドラマ「青い鳥」を娘を持つ父視点で観てみました。

 

どうも!編集部ヨッシーです。

先日、学生時代の仲間と飲んでいたら、そのお店で「globe」が

これでもか!とヘビロテされていたのです。

自他共認めるTKファミリーの自分としては違和感ないし、

一緒に飲んでいたメンバーが学生時代の仲間ということもあり、

globeは完全に我々の青春のBGMだったのであります。

 

それにしてもヘビロテすぎるので(笑)、店主に尋ねると、

「結成20周年らしいっすよ、有線なんですけどね」と。

つまり、1996年結成。我々、当時大学2年のハタチの約束!

 

いやー、懐かしい。

そしてついに本日の議題である「Wanderin’ destiny」が流れはじめます。

この歌は、ご存知の通りTBSドラマ「青い鳥」の主題歌で、ドラマのために

書き下ろされた曲なんだとか。

 

さて、ついに本題です。

このドラマ、当時私もハマりにハマり、欠かさず見ていました。

ゴリゴリの不倫をテーマにした物語なのですが、20年経って改めて全編見返してみたら、当時とは全く別の感想が生まれてきたのです。

drama_aoitori

柴田理森ことトヨエツと町村かほりこと夏川結衣(ヒロムさんこと佐野史郎の奥さん)が不倫の果てに駆け落ちぶっかますという内容なのですが、ざっくり言うと。

実は、町村かおりには、町村しおりこと鈴木杏ちゃん当時10歳がいます。

しおりはヒロムさんの子ではなく、かほりの連れ子。はい、すでに複雑。

不倫がサノシロ-にバレて、刺激のない田舎町で同じ毎日を送る駅職員のトヨエツは娘もろども連れて、北へ、北へと逃げるのであります。

 

そこにサノシロー追っかけてきーの。するとなんと!!

かほりは自らの命を絶ってしまうのでした。

 

おお、神よ・・・・

 

しかもヒロムさんがトヨエツが殺したと警察にいいだし、

なんとトヨエツは認めてしまいます。

 

おお、ジーザス・・・・

 

しおりは残され、血の繋がらない父親と二人で暗黒期を過ごします。

6年経って、トヨエツは仮出所します。

もうそこには杏ちゃんの姿はありません。山田麻衣子にチェンジしています。

 

続きはみなさん、ぜひみていただきたいのですが、

帰ってきたトヨエツにしおりこと山田麻衣子が印象的なことを言います。

 

「カレンダーを色で塗りつぶしたの。

楽しかった日は赤、

まあまあ楽しかった日は黄色、

つまらなくて寂しくてしょうがなかった日は青。

寝る前に色を塗るの。

ママとあんたがいなくなって1年目、最初は青ばかりだったけど、

少しずつ黄色が増えた。でも、2年目、3年目黄色は減った。

5年目には真っ青になった。誕生日もクリスマスもお正月も全部青。

6年目になったらもう色を塗ることをしなくなった。

死んでるってこと!教えてよ、なんのために生きてるの?」

 

大人たちが愛だ恋だとうつつを抜かしてる間に、

小学生の女の子は消えない傷を背負うのであります。

ドラマでは純愛にフォーカスがあたるのですが、娘を持つ親としては、

「しおり」に感情移入しすぎてしまいます。

まあ、ドラマだからといえばそれまでですが、子どもを最優先に考えようと改めて思ったのでありました。

 

おしまい。

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