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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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遊ぶ そとで

2016.6.2

遊びはつくるもの。

「このあいだ、魚つったよ」

 

突然の息子の言葉に、おっ!とうれしい私。

どっちかというとどろんこ系に育てたくて、

そういう学童とかにもいれていたくらいなのですが、

息子はまあまあインドア派でして。

ゲームとマンガが大好きなわけです。

 

このままではいかんと、思っていた中での

発言なので、オトンとしてはかなりうれしく。

 

 

「どこで釣ったか教えてあげよーか?」と言うので、

「一緒にやろーぜ」と私。

 

聞けば近くの公園にある池だそうで、

さっそく日曜日に行くことに。

 

 

「海老もつかまえたよ!」と言う息子に、

いや、それはザリガニじゃないか(笑)とツッコミつつ、

100円ショップで買った網をもっていきました。

で、あそこにいるんだ、と息子が指さす池(といっても直径15mくらい)のほとりへ。

パンをちぎって池に投げ、その下に網をおいて構える息子。

池の鯉をつるんだ、と。

正確には釣る、というより、獲るですな。罠みたいなもんです。

IMG_1956

 

まあ、鯉もバカではないので、近づいてくることはなく。

それでもときどきすくい上げると小さい魚が、ぴちゃぴちゃとかかったりする。

 

 

たまには、遠くになげたパンくずに、

人がいないのを見計らって鯉ががぶっと飲み込むときもあり、

そんなときは、「おおっ!あそこだ」なんて騒いだり。

 

だんだん夢中になっていくと、

もはや池にはいって、網をすくい出したりする。

 

 

そういや、自分も小さいころは、近くの神社の池で遊んだなあなんて思いながら、

こういうのいいなあ、と。

 

ゲームという誰かがつくった遊びをやるのではなく、

自分で遊びを生み出して、自由に遊ぶ。

そのほうがきっと、深い体験になるし、学びも大きいんだろうなあと思うんです。

 

ちなみに、その日の釣果(?)は10匹。最後は池に放して帰りました。

IMG_1965

 

 

 

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