家族が幸せになる、お父さんスタイル

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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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タレント 東京都 照英さん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.07

家族という幸せの重圧に、この先耐えられるのかな?と思うんです、僕。【第3回】

タレント 東京都 照英さん

タレント 東京都 照英さん

家族構成:妻、息子(小5)、娘(小2)、娘(1歳)

今回はタレントの照英さん。3人のお子さんのオトンです。仕事で行ったロケ地が気にいると、家族で再び訪れるそう。家のことをいろいろやりすぎて「ママは2人いらない」と奥様から怒られたり、息子さんが習っている水泳で賞状をもらったらお風呂の中で号泣したりという照英さんですが、理想とするのは普通の親父。幸せと苦痛と冷静と情熱の間にいたいのだそうです。全4回でお届けします。今回は第3回。

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 写真:吉谷吾郎

第3回野球のことは「失敗しちゃったな」って思いましたね。親のエゴ、ゴリ押しでしたから。

―娘さんはどんな子ですか?

2番目は、お兄ちゃんと3つ違いなんですが、お兄ちゃんのことが好きで好きでたまらないようです。小さい頃からお兄ちゃんに憧れるような妹に育てたいって、妻によく言ってたんですよ。そうすると「お兄ちゃんすごーい」っていうような妹になるのかな、これは実験だな、なんて言いながら。だから「お兄ちゃんがやってること真似しなさい。お兄ちゃんすごいだろ」っていつも言っていたんです。そうすると今なんかもう「学校の朝会でね、いつもお兄ちゃんのこと手を振って見てるのにね、全く見てくんない。さみしい~」って。実験成功です(笑)。でも負けず嫌いのところもあって、お兄ちゃんが分数をやるって言ったら、横でじーっと見て「私できるよ」って、出来ないのに言ったりとか、いろんなことにライバル心を持っているんです。3番目は上の2人が取り合いです。プチお父さん、プチお母さんですね。10歳、7歳離れていると、こんな感じになるんですね。助かっています。オムツ替えから抱っこするのからあやすのから全部やってくれるので、「歳が離れている兄弟っていいな」と思います。3人目はなかなか出来なかったんですが、出来たのがわかった時は、家族でバンザイです。ケーキ買ってきてハッピーバースデー歌ってもう大騒ぎでした。今、同じアングルで写真を取り続けているんです。自動シャッターで。これまでは家族4人並んで座ったり立ったりして撮ってきたものに、1人赤ちゃんが加わって幅が横に広がるじゃないですか。これがたまんないなと思って。赤ちゃんの段階でこんなこと思っているんだから、中高生になって子どもに囲まれたら僕はもう号泣ですよ。本当に幸せだと思います。まだ見ぬ世界ですけど、それに耐えられるのかなって。幸せの重圧にね。

―幸せの重圧(笑)。照英さんはどんなお父さんでありたいですか?

普通の親父。幸せと苦痛と冷静と情熱の間にいたい(笑)。テレビに出ているけど、子どもたちにとっては普通の親父。僕、テレビでも家でもあまり変わらないので。普通であることが子育てをしていく上でのテーマです。いつかまたカッコつけたいと思う時が来るかもしれないけど(笑)。

―子育てしていく上で失敗したことってないですか?

失敗しっぱなしですよ。勉強のことだったり運動のことだったり。分かりやすいのは野球のことですね。息子を少年野球のチームにいれさせたんです。僕もずっと野球やってきたので。野球経験者のお父さんにはよくあることかもしれないですけど「違うよ、そうじゃない、こうやってやるんだよ」って押し付けてしまうんですよね。それで子どもは野球が嫌いになって辞めました(苦笑)。

照英さん

今回の"オトン"なアーティストは、

照英さん

家族構成:妻、息子(小5)、娘(小2)、娘(1歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

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