家族が幸せになる、お父さんスタイル

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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.28

親父は最高にダサい形で離婚をしました。でも僕の親父が僕の理想のスタイルなんです。【最終回】

映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん

映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん

家族構成:妻、娘(小1)、息子(5歳)

今回は、海が好きで江戸川の土手が好きなオトンの池辺さん。平日はどんなに早く仕事を終えても家には帰らずアメ横の立ち飲み屋へ。その代わり週末はどっぷり家族と。理想の家庭は亭主関白親父ワントップスタイル。それもこれも大好きなお父さんの姿をトレースしているのだとか。

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

第4回親父は子煩悩すぎてネットワークがないっていうか、友達とかも全然少なくて、そこから地元のスナックに通い始めるんです。

―お子さんに一つのことしか教えられないとしたら、何を言いますか。

さっきもちょっと話したと思うんですけど、親父っていうのはこういう人なんだっていうのを見せていくしかないなと思っています。それを見て、良くも悪くも学んでもらえればいいなと思って。でも出来たら、こういう親父にはなりたくないっていう風にはなりたくないので、親父みたいになりたいと。息子に関しては特にそう思っています。僕の親父が僕の理想の親父スタイルになったように。

―池辺さん自身がお父さんを見てきましたからね。離婚されて家を出られたとのことですが、池辺さんが幾つの時ですか?

高校卒業のちょっと前です。ウチの親父、最高にダサい離婚の仕方をしているんです。そんな親父にはなりたくないっていう意味での見本にもなっています。それまで子育てしてきてくれた父ちゃんとしても凄くリスペクトしているし、こんな大人になっちゃいけないっていう意味でもリスペクトしています。

―子育てしてきてくれた父ちゃんのどこにリスペクトを?

僕を「男らしく」っていう軸で育ててくれたそのセンスは、抜群にカッコいいと思うんですよ。僕がサーフィンをやっているのも、スキー、スノーボードをやっているのも全部、親父の影響です。親父はスキーヤーなんですよ。東京人なのに4歳からスキー連れていってもらっていたんです。親父は大会とかまで出ちゃうぐらい本気でやっていた人なので、それを継承してくれたんですね。サーフィンはやっていませんでしたが、毎年夏は海でキャンプをするスタイルだったので、夏と言ったら海、夏と言ったらキャンプっていうライフスタイルを教えてくれたのは親父です。そして親父ワントップっていう最高な家庭を見せてくれたのも親父。でも正直言うと、本当につい最近まで、ダサい離婚の仕方をした親父が大嫌いだったんです。でも結果的にはそこも見せてくれたのも含めて、オレやっぱり親父好きなんだなっていうふうに気づいたというのはあります。

池辺政人さん

―ダサい離婚の仕方って訊いてもいいですか。

親父はあまりにも子煩悩すぎて、もう家庭ばっかりだったんですよ、飲みにも行かないし。仕事も家から職場までチャリンコで1分。祖父母の家が工場だったので。だから、ここしか彼の生活圏が無かったわけです。でも外に出ることが好きだったので、アクティビティは色んなものを持っていて、そういうところに家族を連れていったわけですよ。小さい時から。何をするにも家族、どこに行くにも家族、僕は小学校の時に野球チームに入れさせられたんだけど、家族の予定があると、試合があろうがなんだろうが休まされるんですよ。家族での時間を最重要視していた人なので。

池辺政人さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

池辺政人さん

株式会社ゼノメディアブレンド 代表取締役
東京都葛飾区出身。
家族構成:妻、娘(小1)、息子(5歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

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