家族が幸せになる、お父さんスタイル

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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.28

親父は最高にダサい形で離婚をしました。でも親父が僕の理想のスタイルなんです。【第2回】

映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん

映像・WEB制作会社 経営 千葉県松戸市 池辺政人さん

家族構成:妻、娘(小1)、息子(5歳)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗 

第2回色んな先輩や仲間を見てきたけれども、みんな母ちゃんに支配されているんですよ。それを見ていて、おれは本当虫唾が走っていました。

―出会い頭のパンチ。

ヤスくんはもう大泣きです。でも僕は、ああ、良かった。これでおウチに帰れるって。「お父さん、泣かしてきたよ」って帰ったら「よくやった!風呂入るぞ」って。

―お父さん、お仕事は?

うちの親父も自営業だったんですよ。町工場です。祖父の代からプラスチック成型工場をやっていました。いつも重いものを運んでいるので、力は強かったですね。腕相撲も1度も勝ったことがないままです。高校生の時に取っ組み合いのケンカをしたんですが、取っ組み合いになる前に思いっきり負けました。最後は負けたままで終わっちゃっているんです。

―今、お父さんは?

そのあと離婚してどっか行っちゃったんです。今は生きているか死んでいるかわかりません。離婚する前は、超ワントップなスタイルの家でした。親父がトップでそれを母が支えて、その下に子どもがいるっていうピラミッド。僕も今、それが理想だと思っています。絶対的なリーダーが親父のピラミッド。それは妻も同じ考えです。支えてくれているのは妻です。基本的に本当は妻の方が色んな実権を握ってるんですけど、子どもたちには、まるでお父さんが全部をコントロールしているみたいな見せ方をするんです。

―素晴らしい奥様ですね。

理想的ですね。でも、本当は2人で相談して何事も決めたりしているんですけど、見せ方としては「父ちゃんがここに行くって言っている。母ちゃんは賛成、みんなで行こう!」って。トップとナンバーツー2人が楽しそうだよっていうのを見せて、行こうぜ、遊ぼうぜ、何々しようぜ、ってなって、それを子ども達がワーってくっついてくるっていう、こういう関係性を作っています。今のところは出来ていると思っています。

―奥様と色々話をされて、楽しい家族が出来上がっていくんですね。

でも、ずっと僕は子どもが欲しくなかったんです。なので、まず子どもを作ることから、すごく相談したんですよ。「夫婦だけという人生も良くない?」っていうことを妻にはずっと提案していました。僕は本当に子ども嫌いだったんです。サーフィンの先輩、仲間がどんどん結婚して、子どもを海に連れてくるんですけど、先輩が子どもを連れくるのがすごくイヤだったんですよ。先輩と遊べなくなっちゃうから。

【第3回 】「お風呂のシーンを思い出すんですよ。泣きながら湯船の中で抱きついてきて。娘の「助けて」っていうのがすごく伝わってきたんです」に続きます。

池辺政人さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

池辺政人さん

株式会社ゼノメディアブレンド 代表取締役
東京都葛飾区出身。
家族構成:妻、娘(小1)、息子(5歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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