―早く子どもが欲しかったですか。

そうですね。本音を言えば２０代前半くらいで子どもが欲しかったです。でも実際に子どもが生まれてからは、思い描いていたものとは遙かにほど遠くって(笑) 。もっとこう出来ると思ってた、もっとこういう風にいくと思ってた、もっとこういう風に伝えられると思ってたってことが何ひとつ上手くいかなくて。こんなに伝わらないものかと（苦笑）。

―どういうことを思い描いていたんですか？

例えばなんですけど、上の子が男の子っていうのもあって子どもとキャッチボールがしたいとかサッカーがしたいとかそういったことですね。いざそれが出来るような年齢になってみると、わりと運動が苦手で内向的な性格だったりとかして。子どもと共通の趣味を持ちたいなと思ってるんですけどなかなか…。まだ子どもの方に趣味を持つとか好きなことっていうのがブレてるので、特別これが好きっていうのは仮面ライダーとかになってしまうので。一緒の趣味を持てて活動出来たらいいなと思うんですけど、今はまだそれがスタートすらきれてないですね。

―それはまだ早いかもですね。例えばどんな趣味をイメージしていますか？

自転車だったりとか、アクティビティだったりとか、登山もしたいです。正直ゲームでも。いま思えばゲームでもいいかなと思うんですけど。一緒に出来ることをとにかく増やしたいと思っています。あっ、ただ、旅行は好きになっているようです。昨年の夏も伊豆の白浜の方に旅行に行ったんですけど、子どもたちにとって見たら非日常の旅館の部屋で布団をバ―っと横並びに布団を敷いてみんなで寝るっていうのはすごく楽しいみたいで。また行きたいって特に長男は言いますね。

―我が家のルールってありますか？

妻がルールです(笑)。妻ですね…完全に妻がルールだと思っています。

―あははは。具体的なことってありますか？

お風呂の時間が早い。

―何時ですか？

平日休日問わず、5時です。５時にはお風呂に入ってそのあと６時くらいから夕食を食べるっていう生活ペースです。妻のペースに家族全員が従ってます。それと妻がこうしなさいって子どもたちに言ってることは自動的に我が家のルールになります。

―奥様と価値観が違うところというのはありますか？

お金の面くらいですかね。僕は財布のひもが緩い方なので。で、いいものは高くてもしょうがないじゃないか。だから買ってしまおう。っていうタイプなんですが、妻はもっと安くて同等に使えるものを探したらいいんじゃないかっていうタイプで。

―旦那さんの方は、これだけの価値があるものなんだからこのくらいの金額は払っていいんじゃないかって思ったり、さらに安いものを求めて探すというのも時間がもったいないと思ったり。

そうです。僕の方はそういう風になっちゃいます。でも妻の言うことを出来るだけ聞こうと言う努力はしています。

今回の"オトン"なビジネスマンは、

鎌田 学さん

株式会社スタジオ・アルカナ 代表取締役
北海道出身。
家族構成：妻、息子（小１）、娘（年少）